1つ目の「好き」

濃い目の大学生活振り返っていたら、ものすごく心が痛くなってきたので先に好きなことについて書くことにする。ちょこっとだけ脱線。

15年来ずっと好きなひと・応援しているひとがいる。彼と出会ったのは、私が小学5年生11歳で彼は高校3年生18歳。高校サッカー選手権の特集を見ていた時に、私の祖母の母校がたまたま出ていて、そこで走っている姿を一目見た時から何故か惹き込まれていった。静岡県の清水東高校。そう、いまや誰もが知る内田篤人選手でした。2020年、突然の引退劇が起こったが、それも彼らしい決断だなぁと思っている。
2006年鹿島に入団して、開幕スタメンで、鹿島でも代表でもたくさん活躍して、シャルケ04に行ってまた活躍してて、でも大きな怪我して、全然試合出れなくなって…2016年12月8日、ザルツブルク戦で1年9ヶ月ぶりの復帰して！ウニオン・ベルリン行ってまた肉離れ離脱で…とか思ってたら、年明けすぐに鹿島復帰の発表があってすぐ！！！鹿島行って走ってる姿見れてひとりでめちゃくちゃ泣いた。

最後の試合のために、DAZN契約してしっかりお家観戦。あんなに早く出るなんて思わなくてすぐ涙。約75分間、しっかり走る姿見れた。あんなに泣きながら試合観たことなかった。

篤人が走ってる姿見るだけで本当に嬉しくて泣けてきちゃうくらい、私にとってはずーーーーーっと、いちばん好きなサッカー選手。いちばん好きなひと。
『僕は自分が見たことしか信じない』高校生でこれを読んでから、私の座右の銘は『虚心坦懐』になった。何かあれば思い出して、冷静になる。

『虚心坦懐』
：何のわだかまりもない素直な心で物事に臨むこと。

篤人好きはただの顔ファンとか言われて中学高校大学社会人になってからも何度も苛ついてたなぁ…なんて思い出せるくらいずっと好きだった選手。プレイスタイルも考え方も最高に好き。内田篤人のおかげでサッカー好きになって覚えるぞ！て思えて、やってみたくなったりして…。思い出ありすぎてどしたらいいの？この気持ち。７個上のかっこいいお兄さんに憧れを抱いたただの小学5年生でしたが、約15年間…ずっと見てきて良かった。愛しかない。最後の最後まで篤人らしすぎるコメントで安心する。
現役生活、お疲れさまでした。
シャルケユニも鹿島ユニ2着もサイン入りユニ2着も色紙も本も、全部ぜんぶ宝物。こんなひともう一生出会えないだろな。
日本史上最高のラテラウ。

「こんにちは。昨日スタジアムで最後に話したことがほとんどなので、僕から何とかというのはほとんどありません。以上です(笑)。質問に移ってもらったほうがいいかなと思います」
——これまでのプロ生活の出来事をあえて漢字一文字で表すなら。
「出た!そういう質問!そういうの先に言ってくれないと答えられないよ(笑)。じゃあ、土居の『土』で。あとで思いついたタイミングで言いますね」
現役生活に終止符を打ち、今一番やりたいことは「子供の幼稚園のお迎え」。柔らかい笑みを浮かべながら「これからは手をつないで一緒に幼稚園の送り迎えができたら最高だなと思います」と2児の娘を持つ32歳は優しいパパの顔になった。

2020.08.24 オンライン記者会見より

2020年8月31日　　鹿島アントラーズ、内田篤人契約終了。