言葉に苦しんでいる人へ
「今日死んでも後悔しないように生きよう」
「自分の人生の主人公になろう」
よく聞くこれらの言葉について思うこと。
素敵な言葉だが、苦しみを生む言葉でもある。
言葉は諸刃の剣。誰に届けるのかにはこだわりたい。
特に上記の言葉はある人に対しては頑張る活力を授ける。またある人に対しては生きる気力を失わせるほどの憂いを生む。
虚無感、無力感にさいなまれているときは無理をしなくていいし、立ち止まってもいい。
わざわざ病気のときに歩む必要はない。布団の中で安静にしておくのが一番いい。
"ことだま"という言葉がある。"言"葉には"霊(たましい)"が宿るという意味だ。
言葉は大きな力を持つ。人生を左右する力を。
周りの人にかける言葉はもちろん、自分にかける言葉には細心の注意を払おう。
"言"の種は予期せぬところで成長し、いつか大きな"葉"を広げる。
良き葉を広げる種をまこう。
心が疲れたときはいつもより自分に優しくしよう。
現在の自分で十分過ぎるほど素敵なのだから。
今の自分にとって活力や安心をもたらす言葉に出会えることを祈って。
歩みを止めることは悪ではない。
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