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深夜の住人。 映画と写真が好き。躁うつ病とたたかう人。 闘病日記や写真のこと、ちまちま…

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深夜の住人。 映画と写真が好き。躁うつ病とたたかう人。 闘病日記や写真のこと、ちまちまと短編小説も書いています。 映画についてはこちらでのんびり語ってます。 https://darknessnaeiganosekai-nozoitemiru.com/

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    短いお話をまとめています。 小説だけでなく、詩など様々なジャンルで書いてます。

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【プチポートフォリオ】スマホアプリから始まった私のカメラ人生

思い返せば、私のカメラへの興味はiPhoneの無料カメラアプリから始まりました。 興味を持つ前の私は恥ずかしながら、いかに自分が可愛く見えるか、いかに盛れるかということが最も重要で、少し前に流行った某顔面加工アプリには大変お世話になったものです。 まあそれはそれで、あのアプリにしか出せない雰囲気があって良かったんですけどね。 そんな私がフィルムカメラ風アプリに出会ってからZINEという媒体で写真集を作成するに至るまでの2年を、少しだけ振り返ってみようと思います。 制作し

    • 【詩】夏の終わり

      静寂を保つ四角い匣の中で ヘッドフォンで世界を断絶するとき 溢れんばかりの灰皿に ぼんやり浮かぶ小さな、 それでいて灼熱の魂を打ち消すとき あなたの額の汗を拭い 微笑むとき 私の夏が終わる瞬間

      • 病気に向き合うことと社会復帰することには溝がある

        「生活リズムすら整っていない状況で復職したいなんて」 全く以てそのとおりだった。 昨日は精神科への通院日でした。 気持ちが沈むときはあるけれど、自分が一番最低にきつかった時期と比べると明らかにその周期や頻度も減っていることを最近自覚し始めています。 ですので、そろそろ復帰出来ないかと考え、先月から先生に相談をしていました。 前回通院した際に得た回答は「まだ早い」。 じゃあ来月からならどうか?と昨日も復帰したい旨を強く伝えました。 そして冒頭の言葉に戻ります。 まずそ

        • 3、4日くらいのうち、立て続けに読みたかった本を読破出来てる。読書感想文もそろそろあげたい頃合いですな。 伊坂幸太郎、三浦しをん、森見登美彦が好きな私におすすめの本ないでしょうか📖

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        【プチポートフォリオ】スマホアプリから始まった私のカメラ人生

        • 【詩】夏の終わり

        • 病気に向き合うことと社会復帰することには溝がある

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          【深夜中毒】#4 悩み散歩

          こんばんは。haruです。 久しぶりの深夜中毒の記事となりました。 今日のお題は「自分と他人の境界線」についてのもやもやです。 【深夜中毒】とは ひたすら何か考え事に耽ったり 煙草を吸いながら右から左へ抜けていく程度の 思考力0状態のまま、綴る日記のようなもの そんなことにお付き合い頂ける方のみ のんびりお読みください 境界線自己というのは、他人の存在を認識してこそ自覚出来る と、何かの記事で綴ったことがある。 ただ、他人の存在や意識が自己に与える影響というのは大き

          【深夜中毒】#4 悩み散歩

          ラジオのような文章が書けたら

          こんばんは。haruです。 今日、ひょんなことから感じたことがあります。 ラジオっていいなあ、って。 私は今まで、ラジオを聞くという習慣はあまりありませんでした。 ラジオの良さを知らずに育ってきた、と言っても過言ではないと思います。 今やラジオ感覚でただ人の話を聞けるアプリや媒体がたくさんありますよね。 そんな中、ラジオって良い!ということに何故か気が付いたここ最近。 たまたま私の好きなYouTuberがラジオ配信をしているのを聞いて、こんなにストレス無く人の価

          ラジオのような文章が書けたら

          【詩】 煙と風と午前三時

          開けた窓から手を伸ばす 車内にゆるりと漂っていた煙は 友を見つけた子供のように 一緒に外へ流れて消えた、午前三時 ため息をついたらわたしからも同じ煙が吐き出されて またひとり、友が去っていった 午前三時の風は気分屋で 今日は機嫌がいいようだ 心地いいくらいの温度だし 靄の帳を下ろしてくれた 窓越しに見えるは遠い電灯 これからわたしは遠い国へ行くのね、と 少し気取ってみたりする ちっとも遠い国なんてことはないのだけれど 煙と風と午前三時に 妄想を少

          【詩】 煙と風と午前三時

          初めての写真のお仕事|当日まで1ヶ月

          こんばんは。haruです。 以前の記事で、初めて写真でお仕事を頂けたということを綴りました。 イベントは5月5日に決定しました。GW真っ只中です。 それに向けて先月、同じくカメラマンを担当される方と主催者の方とで、顔合わせを兼ねたミーティングに行って参りました。 既に緊張のミーティング当日カメラマンを担当するのは私ともう一人の計2名だけです。 うっすらとは聞いていましたが、本当に2人だけなのか…と思うと余計緊張が走りました。 はじめましてのご挨拶とともにお話を伺うと

          初めての写真のお仕事|当日まで1ヶ月

          今日は「変な家」小説版を読む📖映画が私にはハマらなかったので小説なら面白いかな...とちょっと期待。 また何か書きたくなったら記事にしようかな。

          今日は「変な家」小説版を読む📖映画が私にはハマらなかったので小説なら面白いかな...とちょっと期待。 また何か書きたくなったら記事にしようかな。

          自分の機嫌の取り方を考える|それは身につけるべき"技術"

          こんばんは。haruです。 最近、私の好きな映画監督さんがSNSで自分の機嫌の取り方についてお話されていました。 どういった内容か軽くまとめると、その方は「自分の機嫌の取り方を沢山蓄えていて、気分が沈みそうになったときはそのうちの3つくらいを実践している」というお話でした。 自分の機嫌を取る方法は自分で見つけなければならないというのは、今まで私も度々感じていました。私もそれなりに試行錯誤して見つけてみてきたものの「蓄えたものをいくつも実践する」という発想に新鮮味を感じたの

          自分の機嫌の取り方を考える|それは身につけるべき"技術"

          冬と春のすきま

          日本には季節が七十二個も存在する。 春夏秋冬の四季を均等に六分割し、それをさらに分けたものを二十四節気と言う。さらにその二十四節気の一気(約15日)を初候、二候、三候と分けていくと、季節は七十二候にも及ぶ。 これを二十四節気七十二候と呼ぶのだが、こんなに季節のある国は日本くらいではなかろうか。 そんなに季節があると知ってからというもの、今日はどんな季節なのかと調べたりするのが何年か前から癖になった。 ちなみに今日、4月9日の二十四節気は「清明(せいめい)」。 万物が清

          冬と春のすきま

          会社はつまみ食いし放題のビュッフェ会場|コミュ障必見

          こんばんは。haruです。 いつの間にか寒さも遠のき、「春」だの「新社会人」だのという言葉が目につくようになって、私も今の会社に就職したときのことを思い出すようになりました。 私は今の会社に勤めて7年目に入るところです。 最初は派遣社員として入社しましたが、上司からお声掛けを頂いて現在は正社員として在籍しています。 入社当初の私は19とか20歳そこらのガキンチョで、社会人としてのマナーなんてのは全く持ち合わせていませんでした。そのうえ声を大にして言っても足りないくらいの

          会社はつまみ食いし放題のビュッフェ会場|コミュ障必見

          "伝えること"と"伝わること"の違い

          こんばんは。haruです。 noteを始めて約4ヶ月が経ちました。 4ヶ月を経て私は、文章を書くことに対する難しさを感じ始めました。 その難しさとは「伝えること」と「伝わること」はまったく別物なのではないかという疑問が生じたからです。 これは文章を書くことのみならず、人と人との会話の中でも同様だと感じました。 その難しさについて、今日は思いを綴りたいと思います。 記事の更新頻度が減っている原因私がnoteを始めて、書いてきた記事の数は約60記事でした。 平均するとひ

          "伝えること"と"伝わること"の違い

          <躁うつ病患者流>まとまらないときの思考の整理の仕方

          こんばんは。haruです。 出来れば2〜3日に1度の頻度で投稿したいと思っていましたが、そう考えている時に限って忙しくなるのは一体なぜでしょうか…。休職中で暇なはずなのに、何故か色々と忙しない日々が続いていて、久しぶりの投稿になってしまいました。 しかし時間は止まらないので、やりたいこと・やらなければいけないことは募っていく一方。なかなか身体も心もついていかない… ふとした瞬間に、忙しい日々に心が折れそうになることって訪れたりしませんか? 今回は、そんな何故か忙しない日

          <躁うつ病患者流>まとまらないときの思考の整理の仕方

          「写らないもの、でしょうか」

          こんにちは。haruです。 タイトルは、「四月になれば彼女は」の伊与田春が言ったせりふを引用したものです。 映画が最近公開されましたが、皆さん観に行かれましたでしょうか。 私はまだ観に行っておらず、行きたい気持ちをうずうず我慢しているところです。 さて、そんな今日はまた写真を撮ってきた記録となります。 なんだか私の撮りたいものが分かってきたような気がして、能動的にこうして文章に残している次第です。 私の撮りたいもの昨日、ふと思い立って夜にカメラを持って車を走らせました

          「写らないもの、でしょうか」

          縁を感じて、本棚を漁る

          最近、坂口安吾著「堕落論」についての記事を目にした。 たまたま私は過去にこの本を譲り受けており手元に置いてはいたものの、 本棚の片隅で埃を被っていた。なんせ1946年に書かれた本著書の文体は、私にはむつかしく途中で投げ出してしまっていたからだ。 しかし、このnoteという媒体でまた"堕落論"に巡り合うことになった。 人から譲り受けるまで本作の存在すら知らなかった私が、こうしてまた惹かれることになったのも何かの縁だろうか。いつの間にか私の手の中に、綺麗に埃の払われた本が、

          縁を感じて、本棚を漁る