100エーカー

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    公開された100エーカーの曲の歌詞をまとめています。

最近の記事

【lyric】私の嫌いな僕のこと

冷たい雨 さよなら 来世 悲しい アパシー で惰眠貪る 誇れない声 望まない僕 ここにいない痛み 居場所がない 教室の隅も不安定なホコリで 詰まっていた 埋まっていた いつか見ていた光景 無人の駅 モノクロベンチ ひとり ふらり って冬風に吹かれ 震える体 涙ぐむ目に 映る歪んだ世界 青を探していたけど、まだ見つからないままで 過ぎてゆく季節の中で星か獣になったんだ 起き上がるまでの時間で 桜咲いて散ってった 立ち上がるまでの時間で 雪が積もっては溶けてた お前なんか嫌

    • 【lyric】拝啓、夜さん

      朝を食べてしまえたら なんてうれしいことでしょう だけれども ぼくじゃ小さすぎて きっと無理があるんだ 夜の息が澄んで ぼくは泣いた 黒い空と海 沈む言葉たち こんな歌も 星になるの? 海辺の広場には 誰かの忘れ物 きみもぼくも同じ 世界に置いてかれた 夢も見れないし 音も抱けないし きみも消えちゃうし 夜が居場所なのに…… 朝に消えてしまえたら なんてうれしいことでしょう だけれども ぼくはここにいて ずっと影を見るんだ 夜の街に溶けて 星を盗った ゆらゆらホコ

      • 【lyric】「 」

        春が来て今年もまた ただただ空気に流されて 柄にもなく私も何か変わったんじゃないかって 何も変えてないのに何も変わってないのに 柄にもなく柄にもなく思ってしまうのです 今日もまた変化もなく ただただ惰性に身を委ね ありもしない理想像が 明日の自分と信じきって 何かを成すことも無しに 何かになろうとしている 旧態依然の自分を目にするだけだった 「新しい」なんて言葉に踊らされてるんだ 何も変わらないって分かってたはずだろう 「新しい」ものが溢れるこの場所で私は 「新しい」自分

        • 【lyric】なまえのないほし

          冬の夜の寒空、白い息は溜め息 黒い空に吸い込まれてく 冬の風にさんざめく雪の白に見惚れて 正しい、アパシー、そんなの知らない 悲しい寂しい虚しいって冷たい風に震えて ぼくもきっと、君と同じで 吐き出した幸福を見て、その濃さに驚いた 逃げるそれを掴もうとしてた ほら見ろよ、あの星々を いつの日も"ひとりぼっち"たちで 星の数の悲しみも無限じゃないはずだ 「名前のない星でも輝く星だ」 そう言うぼくは、何だ? 誰だ? どうしようもないほど頭抱えて 存在証明の殻に引きこもってた

        【lyric】私の嫌いな僕のこと

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          5本

        記事

          【lyric】くすぶり

          捉えようのない感情にだって 「燃やせないのならゼロに等しい」って 吐いた息が黒に染まってたんだ 腑に落ちぬ日々を夕日が焼いた 例えようのない感傷があって 明日が来なけりゃいいのになんて 「つまらないことでクヨクヨしたって」 見知らぬ誰かが針を刺しちゃって つまらないこと 懐かしいこと 嬉しかったこと 寂しかったこと 新しいこと 変わらないこと いつまで経っても忘れないこと 未来のこと 幸せのこと 悲しかったこと 辛かったこと 痛みのこと 僕のこと いくら願っても叶わないこ

          【lyric】くすぶり

          【lyric】森の中

          エンディングテーマを聴いて、 目から流れ出た海の水 それが蒸発したら、そこに溶けていた ぼくの感情はどうなるのだろうか、 なんてことを考えていたら、 彼の世界が始まった、 ぼくを置いて始まった 空想、妄想、焦燥、逃走 労働、紛争、理想の反証 「もうどうでもいいよ」 なんて言えそうもない それならぼくはもう、眠ってしまおう 世界に置いていくものは失った 眠り方を忘れた 夢の見方も一緒に もう行けない あの森の中へは エンディングテーマを聴いて、 目から流れ出た海の水 そ

          【lyric】森の中