夏迫杏*Hz7235

なつさこ・あん|蒼海俳句会所属|Hz7235☞小説、俳句、書評、ブックデザイン

夏迫杏*Hz7235

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    【増刷予定あり】紫陽花の街

    【2024.6.20】現在品切れ中です。増刷は来年2025年5月以降に行なう予定です。----------1篇の短い小説を収録しています。あのときの少女は、音楽がなくても生きてゆけるようになっていました。*作品紹介*「紫陽花の街」(原稿用紙37枚)――永遠というものは案外存在しない。だからひとは願うのだろう。雪菜は年相応のなんでもないような日々を過ごしていた。三十歳の誕生日、夫からもらったプレゼントをきっかけにしばらく疎遠になっていた音楽が舞い戻ってくる。◎Kindle版はこちら(130円・税込)https://www.amazon.co.jp/dp/B0CRRJ35FW
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    日向にいる

    新型感染症がはびこる現実とよく似た世界を生きる大学生を描いた表題作と1篇の掌篇小説を収録しています。あなたがあなたの日向へと踏み出せますように。*作品紹介*「日向にいる」(ヒューマンドラマ/原稿用紙190枚)――会いたくても会えないひとなんて墓と変わらない。母親から「おとうさんに会いにいくで」と不意に告げられた由麻は、父親がいるという大阪に家族三人でむかう。そこではじめて会うことになった父親の瞼はすでに硬くとざされていた。その後も由麻の日々はただ続いていく。好きなはずなのにぼちぼちな恋人。冷たい態度をとってくる友人たち。新型感染症がはびこる世界の悪意や寂しさに打ちのめされながらも、あるとき由麻は大切な出会いを果たす。※本作はカクヨム様・エブリスタ様で連載させていただいたものに加筆修正を加えた完全版となっております。「みくのために」(恋愛/原稿用紙13枚)――ずっと、ずっと、ずっと、大好きだ。美紅は現在片想いちゅうのユキノと名古屋で行なわれるアイドル育成ゲームのライブに参戦する。すきなひとの記憶の片隅にじぶんがいる、そんな奇跡が、いつまでも起こり続けていてほしかった。◎表紙デザイン:のつちえこ(Chii edit)◎Kindle版はこちら(385円・税込)https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLTSXD9Z
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マガジン

  • Over 25℃(Summer Diary 2024)

    2024年8月5日から31日までのあいだにまいにち書いていた日記です。

  • シメージ:ある夏の印象

    ぶきような作品集。毎月15日・25日に更新します。 ※『nice meeting you』冊子版の購入特典と同内容です。冊子版をご購入されたかたは下記URLにお進みいただき、冊子同封のパスワードを入力してご覧ください。 https://sh-i-mage2020summer.hatenablog.com/

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    【増刷予定あり】紫陽花の街

    【2024.6.20】現在品切れ中です。増刷は来年2025年5月以降に行なう予定です。----------1篇の短い小説を収録しています。あのときの少女は、音楽がなくても生きてゆけるようになっていました。*作品紹介*「紫陽花の街」(原稿用紙37枚)――永遠というものは案外存在しない。だからひとは願うのだろう。雪菜は年相応のなんでもないような日々を過ごしていた。三十歳の誕生日、夫からもらったプレゼントをきっかけにしばらく疎遠になっていた音楽が舞い戻ってくる。◎Kindle版はこちら(130円・税込)https://www.amazon.co.jp/dp/B0CRRJ35FW
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    新型感染症がはびこる現実とよく似た世界を生きる大学生を描いた表題作と1篇の掌篇小説を収録しています。あなたがあなたの日向へと踏み出せますように。*作品紹介*「日向にいる」(ヒューマンドラマ/原稿用紙190枚)――会いたくても会えないひとなんて墓と変わらない。母親から「おとうさんに会いにいくで」と不意に告げられた由麻は、父親がいるという大阪に家族三人でむかう。そこではじめて会うことになった父親の瞼はすでに硬くとざされていた。その後も由麻の日々はただ続いていく。好きなはずなのにぼちぼちな恋人。冷たい態度をとってくる友人たち。新型感染症がはびこる世界の悪意や寂しさに打ちのめされながらも、あるとき由麻は大切な出会いを果たす。※本作はカクヨム様・エブリスタ様で連載させていただいたものに加筆修正を加えた完全版となっております。「みくのために」(恋愛/原稿用紙13枚)――ずっと、ずっと、ずっと、大好きだ。美紅は現在片想いちゅうのユキノと名古屋で行なわれるアイドル育成ゲームのライブに参戦する。すきなひとの記憶の片隅にじぶんがいる、そんな奇跡が、いつまでも起こり続けていてほしかった。◎表紙デザイン:のつちえこ(Chii edit)◎Kindle版はこちら(385円・税込)https://www.amazon.co.jp/dp/B0BLTSXD9Z
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    海峡の恋

    1篇の長いめの小説を所収しています。B6判150ページ。一度した恋は、実らなければ消えてしまうのでしょうか。*作品紹介*「海峡の恋」(恋愛/原稿用紙233枚)――いつから両想いで、いつまで両想いだったのだろう。夏の終わり、病院のリハビリテーション科で働いている朔のもとに小学生のころのクラスメイト・陽菜子がリハビリ患者として現れる。朔はむかし陽菜子と両想いだったことを憶えており、妻と子どもの存在がありながら彼女との再会にどぎまぎしてしまう。陽菜子のリハビリは順調に進んでいき、いよいよ最終日を迎えたその日、朔はリハビリテーション室を飛びだしていく。そのころ、日本列島に大型台風が上陸しようとしていた。※本作は2021年に開催されたテキレボEX2で先行販売させていただいた小説「ありえないよな」を改題し、加筆修正を加えたものとなります。◎noteにて各作品の冒頭を公開しております。https://note.com/_7_2_3_5_/n/nf8cc8af69673◎Kindle版はこちら(385円・税込)https://www.amazon.co.jp/dp/B09P443YQP
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朱欒

 ぱ・ぱらん・ぱら、と雨は小説の冒頭に似てやたらとたどたどしい音をたて、何億年を経てもなお慣れないでいるような覚束なさで降りはじめる。合成皮革の安っぽい、ベージュ色のトートバッグに折りたたみ傘が入っていることを美湖都はおもう。いつかの旅先のコンビニエンスストアで間にあわせで買った五百円の黒くてかさばる可愛くない折りたたみ傘だ。どうしたものかと逡巡し、けれど雨は降りはじめることさえできてしまえばあとはもう熟れて、たとえばだれかへの愛憎の、そのかなわなさを認めざるをえなくなったと

    • 2024年8月の月報

      Hz7235の夏迫杏です。 2024年8月の月報をお送りします。 ①祝・『むつむ高校文芸部誌 春ノ号』の冊子版販売開始! 本年4月に公開された『むつむ高校文芸部誌 春ノ号』の冊子版の販売がはじまりました! 冊子版の販売は薮透子さんのBOOTHと一乗寺BOOK APARTMENTさん(透子の書店)にて行なわれています。冊子版は小日向ひまりさんの春らしい明るさと切なさが感じられる素敵なイラストが表紙となっています。小説は紙で読みたいよというかたはぜひチェックしてみてください。

      • Over 25℃(Summer Diary 2024④)

        ¥1,200
        • Over 25℃(Summer Diary 2024③)

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        • Over 25℃(Summer Diary 2024)
          4本
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        • 日記
          32本
        • シメージ:ある夏の印象
          26本
          ¥500
        • music-essay「BLESS」
          6本

        記事

          Over 25℃(Summer Diary 2024②)

          ¥1,200

          Over 25℃(Summer Diary 2024②)

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          Over 25℃(Summer Diary 2024①)

          ¥1,200

          Over 25℃(Summer Diary 2024①)

          ¥1,200

          日記

          じぶんをきらいになったひとがじぶんのことをおもいだす、その気配を不意に感じとってしまったとき、背中に冷や水をかけられたかのようにぴしゃりと、でもわたしだっておなじことをするじゃないかと責めたてられたような気がした。そのひとが振り返る過去は醜かったであろうじぶんの存在もふくめて美しくなっていく。おもいでは夜明けのようなあかるみで蘇る。魔法のランプがみっつの願いを叶えてくれるとして、わたしはそのひとに対して正しい相手と愛しあうこと・正しい相手と幸せになることをこれまで望んできたわ

          Hz7235のラジオ月報#011('24.7.29収録) https://open.spotify.com/show/7fDKqiFV7XTgA7secnMcNE

          Hz7235のラジオ月報#011('24.7.29収録) https://open.spotify.com/show/7fDKqiFV7XTgA7secnMcNE

          2024年7月の月報と、すこしだけお知らせ。

          Hz7235の夏迫杏です。 2024年7月の月報と、すこしだけお知らせをさせていただきます。 ①『むつむ高校文芸部誌 夏ノ号』が公開されました 薮透子さん企画の『むつむ高校文芸部誌 夏ノ号』が公開されました! 今回のテーマは「地獄に見つめられている」。この夏は部員8名による様々な地獄をどうぞお楽しみください。なつさこは学園青春ホラーサスペンスミステリーファンタジーコメディ短篇小説「ラブじゃん」を寄稿しました。なんか魂が抜けてしまった女子高生とそういった魂を正しい居場所に導

          2024年7月の月報と、すこしだけお知らせ。

          Hz7235のラジオ月報#010('24.7.5収録) https://open.spotify.com/episode/506o6vpeHml8O3sfv8EoTc?si=SX79HLmwSCuXr2InDFWd8A

          Hz7235のラジオ月報#010('24.7.5収録) https://open.spotify.com/episode/506o6vpeHml8O3sfv8EoTc?si=SX79HLmwSCuXr2InDFWd8A

          2024年6月の月報

          Hz7235の夏迫杏です。 2024年6月の月報をお送りします。 ①新刊『紫陽花の街』が完売しました! 本年1月に刊行した新刊『紫陽花の街』が完売いたしました。お手にとってくださったみなさま、気にとめてくださったみなさま、ありがとうございました。大切に読んでいただけると嬉しいです。増刷は来年5月以降に行なう予定です。しばらくはKindle版のみの販売となりますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 ②Hz7235のラジオ月報#009 SpotifyにてHz723

          2024年6月の月報

          Hz7235のラジオ月報#009('24.6.6収録) https://open.spotify.com/episode/3cA75qbC5FdHLWNlcHSCxv

          Hz7235のラジオ月報#009('24.6.6収録) https://open.spotify.com/episode/3cA75qbC5FdHLWNlcHSCxv

          2024年5月の月報

          Hz7235の夏迫杏です。 2024年5月の月報をお送りします。 ①Hz7235のラジオ月報#008 SpotifyにてHz7235のラジオ月報を配信しております。音楽を流している関係でSpotifyのアプリでのみ視聴可能となっております。 また、Hz7235のラジオ月報ではお便りを募集しています。次回6月配信ぶんの締切は6月5日(水)です。ぜひお気軽にお送りくださいませ。 ②書いたもの 友人の命日に際して掌篇小説「朱欒」を書きおろしました。理知的で、だれにでも優し

          2024年5月の月報

          Hz7235のラジオ月報#008('24.5.24収録) https://open.spotify.com/episode/3vQO7Lc0QOJmjRCDtu0ixG

          Hz7235のラジオ月報#008('24.5.24収録) https://open.spotify.com/episode/3vQO7Lc0QOJmjRCDtu0ixG

          2024年4月の月報

          Hz7235の夏迫杏です。 2024年4月の月報をお送りします。 ①『むつむ高校文芸部誌 春ノ号』が公開されました! 薮透子さんのBOOTHにて『むつむ高校文芸部誌 春ノ号』が公開されました。テーマは「ずっと一緒にいた二人」。作者それぞれが描いた春をお楽しみいただけます。夏迫も「マグノリアの息吹」という短いめの小説を書いております。ふたりの春がいつかおなじ色に染まってゆきますように。どうぞよろしくお願いいたします。 ②Hz7235のラジオ月報#007 Spotifyに

          2024年4月の月報

          Hz7235のラジオ月報#007('24.4.11収録) https://open.spotify.com/episode/3ZllSiraXADy01kZUpuSkB

          Hz7235のラジオ月報#007('24.4.11収録) https://open.spotify.com/episode/3ZllSiraXADy01kZUpuSkB