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病み上がりでも久しぶりにマンガを投稿できた

とても久しぶりに原稿用紙に漫画を描き、投稿できた。

アナログ作画での投稿になったのは、PCが壊れたから。とても久しぶりになったのは、去年がとんでもなく忙しかったから。

去年の今頃には投稿完了予定だった漫画の制作が止まったのは、夏前に看取りの介護が始まったからだ。

最初はどうにか原稿を描いていたが、病状の進行とともにやることも増え、葬式の準備に何と結婚式(私ではない)の準備も重なり、遂に手につかなくなった。

結婚式を延ばしてはという意見も当然出たが、この一年内に済ませなければ、タイミング的に結婚自体も流れてしまうと家族会議の結論が出たため続行。

かくして葬式の準備と結婚式の準備を並行して行うというスケジュールが組まれたのだった。

覚悟していたとはいえ、看取りの日が訪れ、葬式後1ヶ月もしないうちに結婚式を行うのは、全く気持ちがついていかず、めでたいなどという気持ちは皆無だった。

とは言え、やることは全て終えたと考え直し、原稿の制作に取り掛かろうとしたが、どうにも体調がすぐれず結局描けなかった。

年明けには益々体調不良が誤魔化せなくなり受診し、主治医から病休取得を勧められた。仕事をしながら薬を飲んで粘ってみたものの、春過ぎには病休をとる事になった。

これで時間ができたからマンガを描けると思いきや、まず座っていられなかったため、原稿制作は止まったままとなる。

しかし、病休をとった事で本当にゆっくりとだが体調回復の兆しが見えてきた。そこでようやく漫画制作を再開することができた。

しかし、一年かかって仕上げた漫画を出版社に持ち込んでみるが、良い結果は出ず。
しかも持ち込みが終わってみると、ガッカリする気も出ないほど疲れ果てていた。

翌朝は疲労のため起き上がるのに時間がかかった。漫画で結果を出せなかった事が悔しいとか悲しいとかそんな気持ちが沸くこともない。ただ、次の投稿先を考えた。

返却用封筒を準備する体力はない事を自覚したので、なるべくこちらの手間が省略できる投稿先を探し、候補を絞り込んだ。

何時間か吟味し、ついに出版社を決めた。そして近くの郵便局へ行き、投稿。帰り道で応募要項の記入漏れにふと気づくが後の祭り。

ためか…と考えながら帰宅すると、漫画のネタのために注文していた本が届いたと連絡が入っていた。

本でも読みながら、審査結果を待ちますか。

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