三十代半ばにして軽度知的障害に限りなく近い境界知能が判明。 同時期にADHDも判明。 …

三十代半ばにして軽度知的障害に限りなく近い境界知能が判明。 同時期にADHDも判明。 文章を書く事とファッションが大好きです。

最近の記事

〇〇でなくて良かった。この言い方をする時には○○な人もいる、という事を考えて発言すべきです。〇〇な人の立場も尊重しなければなりません。

    • どうしても伝えたい事なのでこちらでも共有します。 様々な見えない障害が知られるようになり、配慮される様になった今も、知的障害には配慮のない言葉が浴びせられます。 知的障害だからどうだっていい。 そんな考えはもう終わらせたいんです。 https://ameblo.jp/nori46903/entry-12684475949.html

      • 知性が低い人ほど頭の良い人と相性がいい話

        差別と頭の悪さには相関関係が認められている。 また頭の良い人ほど差別をしない、という研究もある。 頭が良い人の中でも語学を理解する力が高い人がより差別をしない傾向がある、とどこかで見たことがある。 語学でなく言語を理解する、だったかもしれないが、まあ似たようなものだろう。 私は学歴主義の会社に勤めているが、この研究は正しいと思う。 うちの会社は高学歴の文系出身者が多数居るが、彼らは他人を悪く言ったりはしない。 私は職場で障害をカミングアウトしていないが、仮にカミングアウトし

        • いいね、が欲しいから他人にいいねしまくるのは、他のプラットフォームでも常套手段ですが、私は本当に良いと思ったものにしかいいね、しません。だから私にすきするだけ時間の無駄です。あとそうやって得たすきは本物のすき、ではないと思いますけどね、私は。

        〇〇でなくて良かった。この言い方をする時には○○な人もいる、という事を考えて発言すべきです。〇〇な人の立場も尊重しなければなりません。

        • どうしても伝えたい事なのでこちらでも共有します。 様々な見えない障害が知られるようになり、配慮される様になった今も、知的障害には配慮のない言葉が浴びせられます。 知的障害だからどうだっていい。 そんな考えはもう終わらせたいんです。 https://ameblo.jp/nori46903/entry-12684475949.html

        • 知性が低い人ほど頭の良い人と相性がいい話

        • いいね、が欲しいから他人にいいねしまくるのは、他のプラットフォームでも常套手段ですが、私は本当に良いと思ったものにしかいいね、しません。だから私にすきするだけ時間の無駄です。あとそうやって得たすきは本物のすき、ではないと思いますけどね、私は。

          一人寝の夜

          知的障害が分かってから出来た友人には、基本的に障害の事は話していない。 二人例外が居るがあとの人には黙っている。 障害が判明した頃、一時期はもう人に心を開けないかもしれない、と思った時期もあったが、良い人に囲まれ心を閉ざす事なく済んだ。 だが、恋人はもうこの先作れないのだろう、と諦めている。 友人関係であれば障害を黙っていても問題は生じないが、恋人に言わない訳にはいくまい。 知的障害者だからこそパートナーが必要なのだ、と障害の症状が出ると感じる。 一

          一人寝の夜

          パイオニア

          私は「物言う知的障害者」第一世代だったのだと思う。 私がブログとTwitterをほぼ同時に始めたのが、今から約三年前。 軽度知的障害や境界知能とはどういう障害なのか、それによってどの様な苦痛を感じているのかを自分の言葉で書いた。 それは当時、画期的な事として迎えられた。 文章で自分の障害を表す知的障害者は恐らく私が初めてだったから。 そしてその後、文章で知的障害を説明出来る当事者は多分現れていないと思う。 特にTwitterの反応は大きかった。 何か言えばそれなりの反

          パイオニア

          夜は知的障害者を卑屈にさせる。 この世界は全ての人間が幸せになる様に出来ていない。誰かの幸福は誰かの不幸を踏み台にして出来上がっている。 知的障害者は不幸を背負って地に埋められた人柱なんじゃないか。 そんな事を思ってしまう夜がある。 https://ameblo.jp/nori46903/entry-12670952530.html

          夜は知的障害者を卑屈にさせる。 この世界は全ての人間が幸せになる様に出来ていない。誰かの幸福は誰かの不幸を踏み台にして出来上がっている。 知的障害者は不幸を背負って地に埋められた人柱なんじゃないか。 そんな事を思ってしまう夜がある。 https://ameblo.jp/nori46903/entry-12670952530.html

          百年の孤独

          今日は折角の祝日だというのに朝から雨が降り続いている。 人びとは傘を差しながら寒空の下を歩く。 私はもう一眠りしよう、と瞼を閉じる。 気がつくと三時間も寝ており、起毛素材のパジャマの首もとが寝汗で濡れている。 怖い夢を見たのを覚えている。 私は複数の追っ手から一人で逃げているのだ。 私が何かしたという記憶はないが、捕まれば罰が待ち受けており、私は必死で逃げまわって、恐怖で発狂しそうになって目が覚めた。 目覚めると空腹だった。 空腹が悪夢を見せたのだろうか、と思いつつキ

          百年の孤独

          地団駄を踏めたらどんなに楽だろう

          喉が渇く。 家を出る時にはちょうど良いと思えた気温も、50分歩いた今となってはひたすらに暑苦しいだけだ。 飲み物を買う事も出来ず、この暑さの中このまま歩き続けると倒れるのではないかと思い、木立が影を作る公園のベンチに逃げ込む様に座った。 強すぎる憎しみを誰にもぶつける事も出来ず、私は地面を睨んだまま動けないでいる。 隣町の駅のドラッグストアにしか売っていない美容クリームを買いに家を出た。 何かが足りない気がした。 何かを間違っている気がした。 でもそれが何かは分からな

          地団駄を踏めたらどんなに楽だろう

          知的障害児のご家族が、他の障害者の方にシンパシーを抱いて「うちは知的障害児ですが、貴方を見て希望を持てました」みたいな事を言ってたりしますが、止めたほうがいいですよ。知的障害って特殊な障害で、他の障害者でも知的障害をバカにしてる人がいるので。内心悪態つかれてる可能性もあるので。

          知的障害児のご家族が、他の障害者の方にシンパシーを抱いて「うちは知的障害児ですが、貴方を見て希望を持てました」みたいな事を言ってたりしますが、止めたほうがいいですよ。知的障害って特殊な障害で、他の障害者でも知的障害をバカにしてる人がいるので。内心悪態つかれてる可能性もあるので。

          自分が一番大事、という考えは自己中でもナルシシストでもない。最後の最後に信じられるものなんて自分だけなんだから。自分を守れるのも自分だけなんだから。

          自分が一番大事、という考えは自己中でもナルシシストでもない。最後の最後に信じられるものなんて自分だけなんだから。自分を守れるのも自分だけなんだから。

          IQの危殆化

          境界知能は軽度知的障害と別物、と考えて譲らない人がいる。 しかしそもそも軽度知的障害の基準が厳しくなり、派生したのが境界知能なので、私は別物とは考えていない。 昔からIQは目安でしかない事はよく知っているし、IQと実際の能力がかけ離れた人を何人も見ている。 IQ以上の知性を感じる人もいれば、以下に見える人もいる。 境界知能の人にも(軽度知的障害でも)当然プライドがある。 プライドが高い人にとっては軽度知的障害に自分が含まれる事は許し難い事なのだろう。 しかし今後はそうも

          IQの危殆化

          時間が癒せない痛み

          時間が痛みを癒す。 それは正しいのだろう。 絶対に生涯に渡り癒える事がないと思った痛みがかつてあった。 人に傷つけられた時。 仕事が上手くいかなかった時。 そんな時にこの痛みは永遠に消えないのだ、と心から思っていた。 それでも今、それらの痛みは嘘のように消えている。 自分を苦しめる事象から離れると、精神的にもその事から離れる事になる。 運命と思うほどに愛し合っている恋人同士でも遠距離恋愛になると別れてしまう事がある。 物理的な距離が精神的な距離を作る、の良い例がこれだ

          時間が癒せない痛み

          権利に感謝出来ない人たち

          鬱状態の時に知能検査を受けるとIQが低く出てしまう。 これは鬱による集中力の妨げからくるそうだ。 その状態で知能検査を受けて結果に妥当性を感じなかった場合、再度検査を受ける事になる。 知能検査の検査料は非常に高い。 安いか高かはその人の価値観によって変わるが、私は二万円という金額を高いと感じた。 検査料金は病院によって違うのかもしれない。 しかし内科でレントゲンを撮っても数千円で、これに比べたらべらぼうに高いと私は思う。 コンディションが悪い時に知能検査を受けても正しい結

          権利に感謝出来ない人たち

          十年越しの謎解き

          暮れかかった町に幾つかの小さな光が灯っている。 形や色が似通った家が数件建ち並び、その小さな窓から灯りがこぼれているのだ。 家の色形からして外国の町なのだろう。 海に突き出す形で小さな町があり、その向こうには地平線が広がっている。 町の小高くなった土地に灯台が見える。 地平線から突き出て見える灯台の灯りがこの風景の中で一等私の好みである。 昔、これに似た様な景色を見た事がある。 それは勿論、外国ではなく日本のものだったが、この風景を見るにつけ、やはり似ている、と感じる。 あ

          十年越しの謎解き

          自分の子供を「普通の人間」でなく「知的障害児」で括っている親が散見される。そして「知的障害児をどう育てたらいいか分からない」と言う。子供は知的障害児の前に、ただの子供、と考えられない人の存在が、私は悲しいです。

          自分の子供を「普通の人間」でなく「知的障害児」で括っている親が散見される。そして「知的障害児をどう育てたらいいか分からない」と言う。子供は知的障害児の前に、ただの子供、と考えられない人の存在が、私は悲しいです。