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1日に125枚も、手帳の下敷きが売れた意味をフィードバックします。

先週末の3月25日26日に京都のみやこメッセで開催された「手帳の市2023春」に、ボクは出展してきました。
手帳関連のふせんやフォルダなどを扱うオンラインストアを昨年末に立ち上げたばかりで、リアルな商いの機会は初めてのことでした。

いままでこのnoteの記事で書かせていただいたように、ボクはマンダラートという思考ツールを30年近く活用してきました。仕事の企画でもプライベートの悩み解決にも役立ててきました。
そしてもっと手帳に使える形としてふせん形状が欲しかったのですが、世の中になかったので自分で作ったという次第です。

儲けることが第一義ではなくマンダラートの優れた機能性を広く知らして、多くの人に使ったいただくことが、マンダラートを開発された今泉浩晃さんに対する恩返しでもあると感じています。

さて、「手帳の市」のことを簡単に紹介します。女性に人気のCITTA(チッタ)手帳の考案者である青木千草さんと、手帳活用プランナーでmake time手帳の考案者でもある宮崎じゅんさんの両名が代表理事を務める(社)日本手帳クリエイター協会が主催のワークショップとグッズ販売のイベントです。様々な手帳や万年筆や紙製品の文房具が集結していました。

来場者のコアは、20〜40代の女性たちです。手帳を片手に人生に立ち向かっている人たちとも言えるでしょう。
ボクは初出展で陳列する商材も多くないので、一番狭いブースで2日間、手帳ユーザーと対面しました。

ブースに立ち寄って展示商材に興味を示していただく方に、説明をしていくのですが、メイン商品は言うまでもなくマンダラートをふせんにした「パレットふせん」です。ところが意外な現象に遭遇しました。

説明をした7割の人が購入



<桜のピンク・A5サイズの両面>グリーンもあります。

いわゆるセールストークというのは、相手にいかに刺さっていくかが勝負なんですね。パレットふせんの説明では、(残念ながら)受け流されることが多くリアクションも波があり、購入に至るのは1〜2割という感触でした。 
ところが、「下敷き」はまるで異なりました。伝える言葉が相手に浸透してすぐに受け入れられる感じなんです。
ボクはこんなふうにトークしました。

「考えが煮詰まったり、思いつくことがワンパターンな時というの、ひとつの視点でしか問題を見ていないことが多いですね。
だから同じところをぐるぐる回って身動きできなくなりますね。
そんな時にいろいろな角度や視点で見直せば良いとは分かっていても、実際の行動ではできない。みなさん、手帳の白紙のページを前にして固まってしまっている。
その時、この下敷きを見れば、5W1Hの6つの視点から言葉がどんどん飛び込んでくるのです。煮詰まっている時って、問題をWhat・何、これは何だ?しか見ていない。
これって時間軸・Whenで捉えたらどうなる?誰が手助けしてくれたり、誰の能力を活用したりという、Who・人の視点で考えるとどうなる?
 そもそも、なぜ・W hy、理由ややる意味から考え直せば何が見えてくるか?
解決するためのアクションに繋がるH ow・方法な手段、やり方は何?
W hereには、人は環境の動物、移動すると脳が喜ぶ、働くと、書いてある!
手帳のページの下の下敷きに、A5サイズの両面に250近い質問・問いかけが書いてある。溢れる言葉や質問で脳が刺激され、触発されて頭が動き出します。」

<爽やかなブルーグリーン・B6サイズの両面>ピンクもあります。

「仕事もプライベートも、たった850円の下敷き1枚で救われる」

言うまでもなく、すべての商品やサービスは困り事や悩みを解決するために生まれます。
正直なところ、使っているボク自体もこんなに受けるとは想像していませんでした。ふせんを使うときのアシスタント、便利グッズのつもりで作りました。
しかし、課題解決というど真ん中の主役になれそうです。下敷きという地味な役どころが、単独でお客様を呼べそうです。まだ分かりませんが。(知らんけど)

面白いですね。

※この下敷きに興味が湧いた方は、メニューの「ストア」をクリックすると、オンラインストアにリンクしています。
いま、送料無料ですので、お求めいただけると嬉しいです。
https://9palette.thebase.in/

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