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福祉のツール作り

最近、法人のお店(洋菓子)で勤務することがあり、現在利用者さん用のレシピ作り(新商品を作るのでなく、既存の商品のレシピ)に取り組んでいます。

レシピ作りといってもクックパドの様なものでなく、利用者さん一人ひとりがわかりやすいように作る必要があります。例えば、文字が理解できる人には文字をメインにし、時折間違いやすいところを画像を差し込むなどで理解できますが、文字の理解が難しい、または視覚的な情報の方が理解しやすい方には、文字は最低限にして写真をメインに作ります。

人によって理解度が異なり、コミュニケーション方法、ツールも変えなければこちらが伝えたい意図がうまく伝わりません。相手の目線、何が理解できて理解できないかを考えて作る為、万人に伝わるツールはないように思います。その為、利用者一人ひとりにあったツールを作ることが重要に感じます。

レシピ一つとっても利用者の数ほど作成すること、こういう細やかな配慮が利用者の自立につながっていきます。今後は細やかな配慮ができるよう日常の中で何が得意で何が苦手かしっかり観察したいと思います。

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