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過酷なジャングル生活 【より良きところに住む】




私は以前、ペルーのアマゾンジャングル地帯に行き、

その中の村やコミュニティで生活していたことがありました。

その経験は本当に楽しいものであり、

また過酷なものでした。

そこには、今まで日本で生活していた自由というのはほとんどなく、

まったく新しい生活がそこにはありました。

そこで、日本では知ることのできない多くのことを学べたので、

その時の経験をふまえ、

ジャングル生活を紹介し、

環境選びの重要性について書いていきたいと思います。


ジャングル生活


ペルーには、陸路で繋がっていない世界最大の町、

「イキトス」

という場所があります。

その町自体は発達していますが、

まわりは熱帯雨林に囲まれ、ほとんど流れの無いアマゾン川がすぐ近くを流れています。

私は、そのイキトスという町からさらに、まわりの村やコミュニティを訪問しました。

それも複数箇所訪れることによって、

それぞれの生活を俯瞰してみることができ、

また、様々な角度からジャングル生活を体験することができました。

私が滞在していた期間は、

乾季から雨季にちょうど移り変わる頃で、

ジャングルの気候の変化も味わうことができました。

では、実際のジャングル生活の紹介に移りたいと思います。


過酷な道のり


まず、先ほど紹介したイキトスという町から先住民族が住む村に向かうわけですが、

イキトスからは、コレクティボと呼ばれる乗合バスで道がある場所まで進みます。

そのバスで、村に続くジャングルの入り口に着いたら、

そこからは鬱蒼と生茂る緑の中を歩いて進んでいきます。

ほとんど獣道のような道とは呼べないような場所を進み、

常に湿度が高いこともあり、

地面はほとんど、ぬかるみです。

私は最初ズボズボそのぬかるみにハマりながら、

なんとか村に向かって進んでいきました。

そして、過酷な道を抜けやっとの思いで村につくと、

着いたという安心感も束の間、

家?と呼んでいいのかわからない、

掘立て小屋のような、壁の無い屋根だけの家が数件並んでいるだけでした。

建物によっては木の床が敷かれていますが、

ただ、湿った地面の上に屋根がある、

という建物も多くありました。

最初着いた時は、

寝る場所、風呂、トイレ、食事など、

あらゆる部分で不安しか感じませんでした。


実際のジャングル生活


着いてから、何度も引き返しそうと思いましたが、

そこに住む人々の温かさに惹かれ、

覚悟を決めて短期間そこに住むことを決めました。

そのコミュニティはジャングルの中なので当たり前ですが、

基本的に自給自足です。

生活用水はアマゾン川に向かって流れる小さな支流の水を使い、

食べ物は、まわりのジャングルからとった野菜や畑で育てている野菜がメインで、

肉などは、アヤワスカのセレモニーが行われるため、

ほとんど食べません。

また、お風呂は茶色く濁った川で、

石鹸も使わずに、まわりの土を体に塗りたくって洗います。
(その土は放射能除染効果があるということでした。)

トイレは、木の壁に囲まれただけの場所で用を足します。

これらは、最初こそ抵抗はあったものの、

徐々に慣れてきて、

裸足で生活し、自然の中に溶けていく感じがして、

そこまで苦には感じませんでした。

むしろ、

そこの住人たちの優しさに助けられながら、

今までに体験したことのない、

新たな発見の連続でした。


過酷なジャングル


とはいえ、

やはり、”便利”という言葉からはかけ離れたジャングル。

ジャングル生活のほとんどは”過酷さ”が占めていました。

私が最初に感じた「不」は、

ジャングルの気候です。

湿度は常に90%を超え、

夜寝る前に脱いだ服が次の日の朝には湿っているぐらいです。

大木に囲まれているため、

直射日光はあまりなく、

ほとんどずっと、ジメジメ感がなくなることがありません。

気温自体はそこまで高くありませんが、

起きている時も寝ている時も、

そのジメジメの不快感が続きます。

さすがに、その状況には苦しみました。

しかし、それはまだ序の口で、

さらに生活していて辛いことがありました。

それは、無限に出現する

”蚊”

です。

こればかりは克服することができず、

最終的にジャングルを撤退した理由は蚊に刺されすぎることでした。

なんの脚色なしに、

1日に100箇所以上は刺されていたと思います。

どんなに対策しても、

例えば、

長袖、長ズボンをはき、

肌をほとんど露出しないようにしても、

服の隙間を狙い、または服の上から、

スパスパ刺して血を吸い運んでいきます。

それによって、

全身休みなく、猛烈な痒みに襲われ、

これによっての不快感は尋常じゃないものでした。

私自身、過去にあらゆる環境で生活してきましたが、

これより辛いことはありませんでした。

逆にいうと、

蚊にさえ刺されなければ、

住み続けることができたと思います。

ちなみに、先住民族の人たちは、

ほとんど蚊に刺されません。(笑)

このように、

ジャングル生活というのは、

もちろん、体験的な意味では良いですが、

基本的に過酷さが勝り、

私にとっては初めて、

”環境に大きく揺さぶられる”

という経験をしました。

この極端な環境での経験は私にとって貴重なものとなり、

例えば、

自分が快適に住める環境の限度であったり、

逆に、自分が一番生命力を発揮し、

自分に合った気候はどのようなものなのか知ることができました。

そして、それがいかに人生において重要であるか、

を体感で知ることができました。


環境を選ぶことは大事


ジャングルに一定期間住んでみて気づいたことですが、

住む場所を選ぶということは、

とても重要なことだと思いました。

日本に住んでいる時は気付きませんでしたが、

ちょっとした気候やまわりの環境の変化で、

自分の調子やモチベーション、

または体調など、あらゆる要素で左右されるからです。

また、人間関係も同様に、

どのような人と付き合うかで、

自分という存在は変化します。

したがって、本当に根本的な部分に、

”人は環境に左右される”

ということがあると思います。

したがって、

生きていく上で、

「環境を選ぶ」

ということは、

人生、幸せになるか、

それとも不幸になるか、

その分かれ道となるぐらい重要なことであると思います。


より良きところに住む


少し話がそれますが、

「バビロンの大富豪」

という本の中に書かれている、

お金持ちになるための8つの要素の中の1つに、

”より良きところに住む”

という項目があります。

他の項目は、お金に関してがほとんどであるにも関わらず、

お金持ちになる条件として、

より良きところに住むという、

環境を選ぶという要素が入っているのは面白いです。

それだけ、

環境がいかに人生を左右するかがわかります。

もちろん、

お金に関することだけではありません。

人が目指す根底を幸福とした時、

必ず考慮しなくてはならないことであると思います。

自分を変える方法は、

環境を変えるという方法しかない、

と言われているぐらい重要なことです。

何か目指すものがある、

達成したいことがある、

今より幸せになりたい、

と少しでも思っているなら、

まずは、環境選びから始めると

スムーズにいくかもしれません。

また、環境を変えた時に変化を感じられないのであれば、

一度、地球の僻地での生活をしてみることをおすすめします。(笑)



ここまでお読みいただきありがとうございました。

今回は”ジャングル生活”について紹介しましたが、

実際には、ジャングルの中で行われる、

アヤワスカという植物を使ったシャーマニズムのセレモニーを受けることが目的でした。

それについては、別の記事

最強の秘薬 アヤワスカ

アカシア茶とアヤワスカ

を参考にしてみてください。

今回も本当にありがとうございます。

ご質問や感想もお気軽にどうぞ!!



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