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「レムリア」が気になります。

「レムリア」という言葉を最初に耳にしたのはほんの数日前、こちらのリーディングの動画の中だったと思います。

アトランティスは聞いたことあるけど、レムリアってなんだ??と思い、とりあえずWikipediaを見てみました。

レムリア(英語: Lemuria)は、イギリスの動物学者フィリップ・スクレーターが1874年に提唱した、インド洋に存在したとされる仮想の大陸。

アトランティス同様、伝説上の大陸とされていて洪水で沈んだらしい。

この「気になる」感覚がただの知的好奇心によるものなのか、私の魂がレムリアと関わりがあるゆえ?なのかはちょっとわかりません。

図書館でこちらを貸出予約してみましたが、何かわかることがあるといいなあ。

関連して「レムリアンシード」というものを調べてみたら、

水晶(クォーツ)の側面にレコードキーパーと呼ばれる平行した多数の筋がある石。
伝説のレムリア大陸で、高度な文明を築いた 古代レムリア人が転生した姿だと言われている。

この「レムリア人がクリスタルになった」というのに非常に惹かれるものがあります。なんでだろう、胸がきゅっとします。

恋のときめきのような「きゅん」ではなく、結晶になるという想いに切なさのような健気さのようななんとも言えない感情をかき立てられるのです。

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それで思い出した小説があります。
飛浩隆さんの『グラン・ヴァカンス』です。

美しい夏の仮想リゾート、その世界が崩壊して行くのですが、レムリア大陸の沈没と重なるような気がして。
作者がレムリア、もしくは他の伝説上の大陸の沈没をモチーフとしたかどうかはわかりません。

物語の終盤、住人たちも巻き込み崩壊していく世界がガラス質の結晶になる場面があります(いま手元に本がないため自分の記憶によれば)。
結晶化することで崩壊の苦痛とともに永遠の時間がそこに閉じ込められ、それが痛々しくも美しく、胸が締め付けられるのです。
結晶化するとは、何かが、ある性質が、極限まで純化された状態でその時間を止めることなのかもしれません。

仮想空間という設定なのでSFに分類されていますが、使う人の不思議な力を引き出す石が何種類か出てきて魔法バトル的なシーンがあったり、内容としてはファンタジー色が強いです。
SFの小難しい設定が苦手でも、ファンタジーとして読めば楽しめるのではないでしょうか。

私の好きなSF小説ベスト3には入る作品なので、気になった方はぜひ手にとっていただきたいです。

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それからもうひとつレムリア関連で気になったことがありまして。

“イルカやクジラなどの海に住む哺乳類がレムリアの魂を宿している聖なる生き物だとも言われている。”
“レムリアの人々は、現代人のように思考を優先して自分の本質(魂)から外れてしまうようなことはなく、常にジャッジもなく、幻想に惑わされることもなく、真実を語り、調和を重視し、愛を拡大し、魂で生きることが当然の人たちだったのだろう。”

(↑こちらの記事を引用させていただきました)

これを読んで思い出したのが、「鯨類は脳に攻撃機構がない」ということ。

どこで得た知識だったか覚えていないのでもしかしたら間違っているかもしれないのですが、、確かイルカセラピーの話で聞いた内容だったかなあ。

脳に「攻撃」を司る機構そのものがないので、敵を攻撃することがない(できない)のだそうです。

だから例えば人間が、シャチの赤ちゃんを水族館で飼育しようとして海で捕獲しても、親シャチは攻撃できずただ鳴きながら追いかけることしかできないのだそうです。(書いてて泣きそう)

ちなみに餌を獲るときは攻撃ではなく「食事」なので、攻撃機構とは関係がありません。

調和や愛を重んじていたレムリア人の魂ならば、攻撃という概念が欠けていてもおかしくはないなあと思ったのでした。

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また色々と話が飛びましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

レムリアンシードクリスタル欲しいな〜✨(口に出していればいつか手に入る気がする)

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