SESと適応障害

かなり投稿をさぼってしまっていましたが、読者の人がどれくらいいるのだろうか…?
お久しぶりです。無能です。

無能が故に仕事がうまくできないことを苦に、体調を崩してしまい、2024年5月は丸々休職になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

春の陽気も過ぎ、日中は一気に暑くなったような5月ではありますが、冒頭の通り今回は「SESと適応障害」というタイトルで自分の過去の経験談を踏まえて、少し考えながら書いてみようと思います。


適応障害とは?

まず、適応障害ってなんぞや?鬱みたいとはよく聞くけど何が違うんや?みたいな声をよく聞きます。
簡単に調べた感じ、以下の内容がヒットしました。

適応障害とは、ストレスによって、気分の落ち込み、意欲低下、不眠や身体症状が出現している状態で、最もよく見られる疾患の一つです。 医学的には、個人的不幸・心理社会的ストレス因子に対する短期間の不適応反応のことで、ストレス性障害の一つです。

http://www.sleep-mental.com/index19.html#:~:text=適応障害とは、ストレス,障害の一つです。

ここで前述した鬱病との大きな違いとしては、適応障害はその場、その環境から離れると症状が改善されることが大きな違いとして挙げられます。
鬱病の場合は気分の浮き沈みが高い・低い・繰り替えすパターンが多いようですが、その心理的状況に左右されるというよりかは、適応障害の場合はその苦手とする条件・環境下で気分の浮き沈みや身体的な症状が起きるというのが大きな違いだと思っています。

身体的症状も人によって様々ですが、過去自分のあった症状だと

  • 不眠

  • 食欲不振

  • 吐き気

  • 過食

  • えづき

  • 下痢、便秘

  • 胃痛

  • 朝起き上がれない

  • いつまでも寝てしまう

  • 集中力低下

こんな感じでしょうか。人によって症状が様々違うようですが、私の場合は胃が弱いので
胃腸系に異変を感じることが多いです。

今までの経験

無能が今回適応障害として診断されたのは、過去の職歴含め、4回目です。
最初は高卒で働いた職場で2回、2社目で1回、そして今回という感じです。

1回目は上司からの指導が厳しく、合わないと感じてしまったときに仕事に行くのが億劫になってしまったことからスタートしました。新人なのでミスは当たり前だけど、それを減らすためにメモをとったり、仕事を自分で進んで取りに行ったり、仕事の中でもマイルールを決めてミスを減らしたり、確認するクセをつけたりとしましたが、それでも上司に理解してもらえない、ミスをすれば何時間も説教を受ける、特に夜勤もあったので、注意力が散漫になってしまったりと、自分なりの努力が認めてもらえていないように当時は感じてしまい、徐々に体調不良として起きるようになってしまいました。

2回目は同じ会社でも部署異動をしてもらった後になりますが、そこでも異動になった経緯をしっている人はほぼおらず、前の部署での経験が活きる即戦力扱いをされてしまい、異動先の部署のルールだったりやり方などをなかなかすぐに覚えられずにミスを連発してしまい、そこから仕事に対して恐怖感だったり、対人関係を気にしてしまい、どんどん症状が悪化してしまいました。

3回目は地元の会社に転職したときですが、そのときの上司が「自称 5分で機嫌が変わる人」らしく、工場勤務でしたが、最初の慣れないうちは自分の作業したモノが問題ないか確認してもらっていましたが、行くたび行くたび機嫌が違って、「ああ、自称してたのって本当なんだ…」と思わされた記憶があります。その方は徐々に覚え方や動きが悪いと一日中ムッとしてしまうことが多くなってしまい、常に顔色を窺ってしまうようになってしまいました。やっぱり対人関係でここでも苦しんでしまい、辞めることに。

そして今回、現職ではSES案件先ですが、アジャイル開発でテストの工程を決めていく形で作業を進めていましたが、スタートアップから参画していないためフォローアップの段階から初期の参画者の方との知識差であったり、アジャイルは声を出していって仕事を進めていきますが、いわゆる「わからないことがわからない」状態になってしまい、会話や会議などでは方向性は流されてしまうばかりで、仕事にうまくついていけていない感じがしてしまったことが辛いと感じてしまった要因です。
いわゆる正解のない仕事では、(参加したSES案件ではテストの全体像などが決まりきっていませんでしたが)、いかに決めるために自分の意見を推し通せるかが大事のような気がしていて、知識がなく経験が少ない自分にとっては意見を発することも、推し通すこともできず、何も自分の力を発揮できずになってしまい、徐々に症状に表れてしまいました。

これらの経験則から思うこと

ざっくり言ってしまえば、「苦手だと思う人や環境はいつでも、どこでも遭遇しうる可能性がある」ということです。
今までの経験では主に「対人面」と「環境面」の2面性から合わない、辛い、苦しいと思うと症状に表れる傾向があるように感じます。
以下に簡単に例を列挙してみます。

  • 対人面(苦手と思う人の性格)

    • 何を考えているのかわからない

    • パワハラ気質・体育会系気質

    • 自分の意見を曲げない、推し通す

    • 問題の表面的な部分しか見ていない

  • 環境面

    • 夜勤などの不規則勤務(特に夜勤は不眠になりがちで辛い)

    • 仕事の進め方が不安、相談できる相手がいない

    • 明らかに業務についていけていない

    • 頭ではとるべき行動を理解しているが、体が実践できていない

また、これらの問題に共通して言えることは、「いつどこでも起こりうる可能性がある」ということです。
例えば…

  • 人間関係は問題なかったが、新しく入社してきた人が苦手なタイプだった(対人面)

  • 何か体制や方針が変わって、仕事の進め方や方針がガラッと変わってしまった(環境面)

のようなことは、どの職場、どの案件、どの業務でもあり得る、起こりうる可能性があるということが問題で、これらの自己認識している苦手の範疇に環境が変わってしまうと急激にうまくいかなくなってしまう可能性が常にはらんでいるということになります。

これからどうなっちゃうんだろう?

環境の変化、対人関係の両面の対策としては、個人的には以下の2つが有効だと感じています。

  • 自分の症状を理解してくれる人がいるうえで、環境の変化が少ないようにすること

  • 色々な人とコミュニケーションを満遍なく図り、アサーティブなコミュニケーションを心掛けること

今回の私の場合では、環境の変化が苦手なことに対して(もっと言ってしまえば、客先が変わるごとに環境が変わるSES案件に対して)、業務を減らしたり、変化の大きい仕事ではなく、ウォーターフォールのようなある程度工程が決まっていたり、間接部門のように時期や時期で業務がある程度決まっているものの作業のほうが向いているのかなぁ、とぼんやり考えていたりします。

上で書いていたことを踏まえると、現状今の自分の症状やそれに至る性格、考えからすると、あんまりSESって向いていないような気がしてしまうことが増えてきてしまっています。

これから仕事がどうなるかはわかりませんが、少しでも自分が仕事にモチベーションを見いだせて、楽しく仕事ができると良いなぁと思っています。

また進展があれば続き書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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