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ワタシは私でいたいのです。

世間話の途中で、
「あなたは悩みなんてないみたい」
と言われた。

何と言えば良いかわからず、
とりあえず笑顔で
「そーお?」
と答えた。

今の私は、家族と別居して3年、
2回目だから都合5年になるのだが、
別居という状況は本当に中途半端で、
なかなか前に進めないものだ。

そんな暮らしをしているから、
どちらかと言えば、
悩みを抱えている方だと思っている。

しかし、ふと言われたこんな性格が、
家族とうまくやれない原因かと、
腑に落ちた。

こんな性格。
自分の考えを素直に表現していない、
というか、表現出来ないタイプ。

***

先日には息子に、
「あなたはアスペルガーと思ったことないですか?」
と聞かれた。

専門書を渡されて読んでみた。

なるほど、当てはまる事が多い。

人格=個性を分類する現代。

今後はもっと細分化されて、
選ばれし者はその分野で活躍する方に振り分けられる時代が来ると私は思っているのだが、
自分自身、良くも悪くも振り分けの一端となったか。

アスペルガーと言われる性格の人と付き合う事は大変、
みたいな風潮があるから、
その様な分類がされているのだろう。

私は既に半世紀以上も生きているので、
変わった性格や人格の個性を指摘されようとも、
自分のこととして受け入れられるし、
仕方ないと思えた。

とはいえ、
人格の指摘を息子に言われたことは、
かなりのショックであった。

***

改めて、自分の人生を振り返る。

自親が遠方だったから、
誰にも頼らず、
家族のためにと必死だった。

主人も頑張っていたけれども、
お互いに協力することがなかったし、
お互いに頼りにして来なかった。

最近、ちょっとした行き違いで
家族(?)と連絡が取れなくなってしまった。

もしかしたら、
私は大切な人たちを失いつつあるかもしれない。

***

人に言われた事を気にするより、
自分の性格を受け入れてあげることの方が
結構しんどかったりする。

けれども、
まずは自分のことを可愛がってあげて、
見つめてあげて、
誰にもわからないけれど、
何とかひとりでがんばる。

そうすれば、
何故そんなことを言われたか、
その人が何故そのように言うのか、を
客観視出来る。

いくつになっても、この繰り返しだ。

ただ、この繰り返しがクセになれば、
人生楽しくなるし、人に優しくなれるよねー、
たぶん…。

マイ個性、マイ性格。

また今日からよろしくね。

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