_note_コーチング03

これが分かればコーチングが分かったも同じ!~Part1 定義~

さて、最近は少し固めな内容が続いているので、ユルっとした感じで書いていこうと思います。

前回の続きは調べ物中なので、少しだけお待ち下さいね。

今回ユルっとした感じで何を書こうかな?と思ったんですけど、そういえばコーチングの事を書こうと思っていたのに、本筋についてはあまり書いてなかったなと思いました。

一番最初の記事で『コーチングってなんなのさ』でも、
「定義は別の機会に〜」
なんて言いながら、完全にすっぽかしていました(汗)

という事で、今日はユルっとコーチングについて『定義』『何を目指すのか』についてを示して、それを『どうやってやるのか』まで書こうと思います。

で、最近分かったんですけど、テーマを読みやすい長さで全部まとめて一つの記事にするのは、話好きな自分には無理だな、と思ったので、3回に分けて書きます。

っていうか、コーチングの理論体系が膨大っていうのがあるんだよ!と言い訳させてください。

なので、今日はコーチングの『定義』についてです。

定義とか、いきなり固いじゃないの?と思った人。

内容はしっかりして、文体だけユルっとさせて、スルスルっと入るようにしますので、お許し下さいね。

コーチングの定義

さぁコーチングの定義についてです。

一言で言えば、

『エフィカシーを上げる事!』

です。

「・・・」

「エフィカシーってなんやねん!」

と思った人!

良い質問です。

コーチングをご存知の方にはお馴染みの言葉ですが、初めて知る方のために簡単に説明します。

エフィカシーって何?

『エフィカシー』
意味:ゴールを達成する為の自己能力の自己評価

「長っ!」って思いますよね。

「で、どういう事?」って思いますよね。

ですよね・・・。

でも、とっても重要なんです!

どれくらい重要かと言えば、

手術をするお医者さんに患者を治すという気持ちがあるかどうかよりも重要な位置付けです

っていうとその重要性がお分かり頂けるでしょうか。

でも、この記事を読んでもらえれば『エフィカシー』をほぼ完璧に理解できるので、誰かに教えてあげられますよ。

ということで最初の『ゴール』についてから。

ゴール

ゴールは目標とか夢とか、「〜したい」という未来での自分のありたい姿です。

ゴールというのもコーチングでは最重要で、エフィカシーと同格で語られるほど重要な概念です。

ゴールの条件は2つ。
・止められてもやりたいこと
・現状とその延長線上にはないこと
この2つの条件を満たすものをコーチングではゴールとして設定します。

それが何故なのかと言えば、簡単に言うと「止められてもやりたいこと」でないとやる気が起きないというのが一つ。

もう一つは、現状の中にゴールを設定しても、現状維持をしてしまうから、結局はゴールが達成できなくなっちゃいますよ、という理由があります。

ゴールについて書くと無限に広がるので、ここではゴールの概念だけ覚えてくださいね。

自己能力

次の自己能力とは、ゴールを達成するために必要な能力です。

これは読んだそのままです。はい。


自己評価

大切なのは、次の自己評価です。

『ゴールを達成する為の自己能力』を自分で評価するという事なんですけど、評価をするには何か根拠が必要じゃない?と思いませんか?

ただ、根拠というのは自分以外の要素(例えば親や先生、既にその分野で成果を出している人など)によってもたらされるものです。

でも、実はゴールにおいては根拠は役に立たないんです。

もう一度言います。

根拠はゴールの役には立たないんです!

すごくないですか?

なんで役に立たないかっていうのは、少しイメージしてもらえれば分かると思います。

根拠というのは過去にある実績から得た知識によって支えられているものです。

しかも、自分ではない他人の過去の知識です。

先人の知恵は役に立ちますが、自分のゴール設定においては、参考程度にはなっても根拠にはなりえません。

その例は過去にたくさんあります。

例えば、電気を発明したエジソンとか、飛行機を作ろうとしたライト兄弟とか(良く出てくる例えで恐縮です)。

これまでに無かったもしくは電灯ができる前はランプがあったり、車があったり、鳥がいたりとヒントはたくさんあったでしょう。

でも、電気や飛行機というものは、その時点では存在していませんでした。

一部について根拠となり得るものはあるでしょう。

でも、多くは未知数な部分で占められていたにも関わらず、エジソンにしろライト兄弟にしろ、

「俺は作るぜ!ってか作れるぜ!」(しかも実験も最高に楽しいぜ)
(※注意()内は心の声です。)

未知数な部分があっても『出来る!』と、根拠の無い自信に溢れていたと思います。

そりゃ人間なんで、「やっぱ無理かも」と凹む事もあったでしょう。

でも、やり遂げてその技術は今に役立ってるわけです。

この未知数な部分があっても出来る!という自信をコーチングではエフィカシーと言うわけです。

つまり、出来る出来ないを超えて、もはやなんとしても実現する事を確信した状態だと言えます。

自己能力の自己評価というのは、他人の根拠に依らず、自分で出来ると評価(確信)するからです。

冒頭お医者さんを例に出しましたけど、治す気持ちの有無よりも重要というのは、治す気が無い医者だったとしても、「どんな病気も治せる」というエフィカシーさえあれば、きっとその病気は治せると思います。

逆に、治す気がある医者でも「俺に病気が治せるかは分からない」と思っていれば、治せない為の情報が入ってくるので、治せない確率が高くなってしまいます。

とは言え、人の「~したい!」という思いがあって、現状の中にはないゴールを設定すれば、必要な情報を必ず探しに行きます。

ゴールの条件に「止められてもやりたいこと」と「現状の延長線上にないこと」とあるのは、その為だと言えます。

まとめ

さて、コーチングの『定義』について書きました。

もし、あなたが「コーチングってなに?」って聞かれたら、「エフィカシーを上げること!」と答えられたら、「ほほう。お主やりおる」と思われますよ。

次回は、『何を目指すのか』についてです。

少し抽象的な内容ですが、いうなればゴールを達成する為に、現在の状態からゴールを達成する自分に変化する為に、『何を目指すのか』ということについて解説しようと思っています。

これが理解できると、
・頑張らずとも行動ができる!
・モチベーションを上げる必要がなくなる!
・今無い情報がどんどん入ってくる!
・今無い情報をどんどん手に入れようと行動できる!
などなど。

コーチングを学んでいる方でも、エフィカシーが高い状態というのがどういう事なのかが、今一つイメージできていない場合が多いように思います。

更にエフィカシーを上げることや、現状の外にゴールを設定することについて、頑張ろうとしたりするという罠にもハマっているような。。。

まぁ自分もそうした経験を通して今の状態になれたんですけどね。

ということで、次回の『何を目指すのか』を読んで頂ければ、頑張るという発想がなくなるコーチングの凄さが分かると思います。

このコーチングの凄さが分かると、どんなことにもチャレンジできるようになりますし、それだけでエフィカシーが高くなると思います。

お楽しみに!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?