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試合感想#1 J2第9節 新潟 vs 栃木

¡Holla!

 今回はJ2の新潟の試合を見た感想を残しておきたいたいと思います。

試合前

 新潟はボールを保持し続けて、崩してゴールを狙うチーム。対して、栃木はプレッシングをかけ、ロングボール、クロスを多用しゴール前に人数をかけて得点を狙うチームという印象。前線2枚がいつもと違うが、どうなるか。

 それに、この試合からチェックし始める、千葉選手の縦パスを数える千葉メーターを始めます。何本見れるのでしょうか。

前半

 立ち上がり 新潟先制!(8分)
 栃木が前線からプレスをかけてくる。ただ、後半まで持つのかどうか。
 新潟はプレスを受けて前に運べないが、GKも含めて簡単に失わない。ポゼッションを続けられたことで、相手のバランスが崩れ、右サイドにスペースが出来た。そこから、ゴール前に運び、クロスからのオーバーヘッドで先制。

 栃木同点!(24分)
 栃木は奪ったボールを簡単に前、縦に入れる。相手の背後を狙い、前進してくる。パスは少なく、必ずクロスで終わるという形を徹底してくる。前への意識が統一されていて選手の出だしが良く、ゴール前の人数も多い。奪われてからのカウンターを防ぐことが出来ている。新潟は背の高い選手が少なく、効果的な印象。何度もクロスを入れ続けてデザインされたCKから遂に同点。
 新潟は一度も相手のゴール前に行けず、相手のペースのまま守備が続いた。クロス攻勢の中で攻撃のチャンスを作ることが出来れば失点は防げたかもしれない。

 飲水タイム後
 
新潟は逃げのポゼッションで奪われないように、一つ飛ばしのパスを使う。栃木はSBに対してプレスに行けるようになり、(他にスペースができるが)新潟に攻め込ませていない。新潟の1点目の形を防ぎ、前へのプレスが継続出来ている。
 新潟はポゼッションしつつ、相手の出だしが悪くなる後半まで、我慢したい。

 アディショナルタイム
 新潟のこの試合一回目と思われるFPによるラフなロングボール。前線の選手と栃木最終ラインの枚数が同数で通ればチャンスという形。セカンドボールを拾い、ペナルティーエリアに侵入、シュート。
 競り勝つ前提だが、ラフなボールも枚数次第では効果的。

後半

 立ち上がり 栃木逆転!(55分)
 栃木はこれまで簡単にクロスを入れていたが、ゴール前でつなぐプレーが出る。横パスをダイレクトで縦に入れ、PAに侵入、逆転に成功。新潟が目指すプレーをされてしまった。
 その後、奪ったボールをつなぐ意識が出始めたためか、チームで意思統一できず、何度かパスミスが目立つ。もったいない。前半の意思統一の良さが大事。

 その後は栃木もシュートまでは行くが、決めきれず新潟がボールを保持する。栃木は攻め込まれると、PA前にブロックをしく。新潟はPA横にスルーパスをだすなど、ゴールに近いところからクロス、シュートに行きたい。が、後に重心が残り、ゴール前の人数が相手の方が多い。

 70分ごろからブロックに対して左からのカットインが出始めた。意図的にサイドにスペースを作り、カットインできる状況に持ち込むのも手だと思う。三戸の右サイドからのカットインさせるスペースを作れると、両サイドから攻め込めて栃木はかなり辛くなるはず。交代は10分早くても良かったのでは?

 77分、81分、千葉選手からFWや背後にキラーパスが出る。ポゼッション重視の欠点は侵入に時間がかかる事だが、こういった縦パスはチームにおとってありがたい。こういうDFは中々いないですよね。

 アディショナルタイム 新潟同点(90+2分)
 CKから同点ゴール。何度も攻め込もうとしていたが、シュートまで行けなかった中で、セットプレーから得点できた。セットプレーからも得点できると、相手としてはかなり嫌なはず。
 終了間際に追いついたので、マインドはかなり有利。ここまで見られなかったが、簡単に裏を取れた。2度もGKと1対1のチャンス。(千葉メーター+1)決めてー!

試合後の感想

 栃木は途中交代を含めて、プレスの強度が落ちないようにしていた。逆転し途中までリードしていたこともあって、強度が落ちにくかったと思う。ゴール前のブロックもしっかりしていた。
 ただ後半は前半ほどの攻撃に脅威はなかった。攻撃も強度が維持できれば良かったと思う。前半は連続してクロスが入り、かなり怖かった。そして1点取られた。2点目の形を作れれば、相手はクロス対応に専念できず、苦労すると思う。矢野貴章選手で3点目は取れたはず。助かった。

 新潟の交代は少なく、終了間際に行われた。ボランチを下げたのは意外だった。ベンチにFW登録の選手がいないのはどうなんだろう。今日の展開だったら、前線にターゲットとなる選手がほしい。こちらもFWが決めきれず、勝ちきれなかった。
 シュート、クロスの回数がポゼッションの時間に対して少ない印象。でも奪われないのは流石です。

 そして、引き分けに持ち込めたのは大きい。首位と無敗記録をキープ。千葉選手ここまで2得点。

 そして今回から記録します、(私の主観で)千葉メーターは3ということで、今回は終わります。

Esto es todo. Gracias.

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