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共同親権はワクチン

現在の離婚のニュースで必ず話題になる親権
現在の単独親権のせいで、親に会えない子供が増えている。

一昔前は、親権があろうとなかろうと、子どもには会えるし学校行事にも参加できていた。差はあれど親子断絶はマイノリティーだった。

現在は、子育てのあり方、プライバシー、一部団体の過度のDV対策、弁護士の運用、案件こなすための家裁の運用など歪みが溜まっていき、
親子断絶の件数がうなぎのぼりに増えている。

家事係争で泥沼を起こすのは1番は親権だ。
なぜなら基準がどこにも無いからだ

一昔前は家裁の運用は、復縁、円満の方向であったが
現在はトラブル回避の為に現状維持が基本になっている節がある

そして親権係争の基準を作ろうともせず曖昧な運用がまかり通っている
先に連れ去ったものが勝つのだ。

主題の共同親権はワクチン。まさに先に共同親権があるのと無いとでは全く変わってくる。

まず、別居時に親権確保の為の連れ去りをしないで良くなる。
親権争いの為の罵り合いが無くなり、離婚係争解決が早まる
これは離婚時に大きなメリットでは無いだろうか?
また、養育費の支払い率の改善が見込める
何よりも、共同親権になりプラスしてフレンドリーペアレントルールが採用されれば子どもが安定、安全が保障される。良いことずくめなのだ。
まさに無駄な係争を回避するワクチン的働きが期待できる。

デメリットとして挙げられるDV問題。
逃げた相手となぜ関わりを持たなければいけないのか?
これは親権論にするのは話のベクトルが違うのである。

共同親権は子供の養育に関わる権利
DVは婚姻関係なく2者間で起きる問題であり、刑法で裁かれる問題

危ない相手には接見禁止命令、女性シェルターへの保護などある。
親権に関係なく逃避、保護されるべき事案
生活生命に関わることなので、しっかり刑法の元で厳正に対処すべき事案である

親子の権利の問題と、暴力虐待の問題を一緒にしてしまっていいのだろうか?
1部の暴論の団体は、男性は全員DVをするとまで言い切っている人もいる。
実際はどうだろう?

すごくざっくり見て離婚は20万件、DVは5000件
19万5000件はDV無く離婚 

DVは5000件も全部が離婚しているわけでも無く内縁、同棲も含まれる 
離婚全体の2%程度の例外的なことなのだ。

その2%の為に98%の人が不幸になって良いのだろうか?

次に挙げられるデメリットとして決定権がブレる
これもかなり疑問がある、あたかも相手方が無理難題を言ってくる前提になっている。現状は連れ去り勝ち、
同意なく連れ去る親に決定権がある方が危ない確率高いのではないだろうか?
的例外的なものには、例外として対応するべきである

連れ去りにしろ、DVにしろ、最初は相思相愛で上手くいっていたはず。
(策略的例外ももちろんあるが)
一番大事な事はコミュニケーションエラーが起きないようにする予防や改善では無いだろうか??


共同親権になればこそ、安易な連れ去り思考の弁護士が少なくなり
シングルマザーも負担が減り、ポジティブな恩恵の方が多い。

では、誰が声を大きくして反対しているのか?

一つは、シングルマザー団体
貧乏なシンママに支援名目で国からお金をもらう団体。
貧乏なシンママが多くいないと補助金も減ってしまう。

もう一つは養子縁組団体。
養子希望者の数、養子縁組の際の確認の手間、など
共同親権は商売に余計な手間増え、クライアントが減る

さらには、弁護士
離婚案件は連れ去り側であれば、これほど楽な仕事はない。
真実は関係ない、現状維持なわけだから、
あとはいかに相手を悪に仕立て上げて、慰謝料を上乗せできるかの仕事。

要は弱者救済ビジネスをしながら社会正義は無く
自己の利益だけを見ているのである。

今共同親権に声をあげるべきは
子どもを考えれるシングルマザー団体を含む離婚後支援団体。
児童にまつわる団体。
正義と倫理がある弁護士だ。


子どもの未来を、人権を真剣に強く声をあげる必要がある。



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