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【マリグナント 狂暴な悪夢】〜オタクと観る映画の話〜

皆さんこんにちは!Q太郎です!

数日前、仕事帰りに友人のT君とホラー映画レイトショーをキメてきました!

観賞した映画は

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マリグナント  狂暴な悪夢

原題:Malignant

「ソウ」シリーズや、「死霊館」ユニバースでお馴染みの近代映画界のホラー番長、ジェームズ・ワン監督の完全オリジナル最新スリラーホラー!

「ワイルド・スピード SKY MISSION」や「アクアマン」をメガヒットさせて、ホラーからは足が遠のいたと思っていたら速攻で帰ってきてくれました。ホラー映画やスリラー映画大好きなんやなこの人………好き♡


※以下、ネタバレあり!

ぶっちゃけ、この映画に関してはネタバレだのなんだのあんま関係なく見れるんですが、一応ね。

楽しかった!
ホラー映画だけど、楽しかった!

「ミッド・サマー」を「ヘレディタリー 継承」期待して観に行って、なんか違ったけど良かったっていうのの上位互換的な(意味不明)
正直あんまホラー映画してないんですよ。
どっちかって言うとスプラッターよりのちょいアホスリラーというか。
作りの軽さから(質は最上級)多分監督もサクッと観れる感じを意識してると思うんですよね。

ポスターとか、PVとか、序盤の方は古典的なホラー映画や、ホラー映画の見せ方の定番をすごく丁寧な仕事で撮ってるんですけど、そこにちょいちょい新しい見せ方とかを入れてきて、中盤から後半はもうホラーではないです。

いや、ホラーじゃないっていうか、怖くないんですよ。
おもしろい。映画として。
怖いよりもおもしろいエンタメ映画としての顔が勝ってしまって、全然怖くないんです。

お話としては
主人公の妊婦はDV夫の暴力で頭を強く打ってしまい頭からは出血!
その晩、夫は何者かによって首を物凄い力でへし折られて殺害されてしまう。
それをきっかけに殺人鬼が人を殺している現場に一緒に居て、人が殺されるのを横で見てる(体が動かない)という悪夢まで見始める。
しかし、夢の中で殺されたと思っていた人達は実際に殺されていた!!
というもの。

感の良い方はここで既にあっとなっていると思いますが、案の定犯人は主人公自身・・・・

とはちょっと違います。

なんと主人公には脳の繋がった双生児の兄弟がいて、殺人はそいつの仕業でした。

どういう事かというと、主人公は生まれながらに後頭部から背中にかけて、醜い肉塊のような兄弟「ガブリエル」が主人公に寄生するような形で張り付いていたのです。
しかもガブリエルは悪魔のような性格をしていて、生まれながらのクズ野郎でした。しかも電気を操る能力を持ち(謎設定)、常人の何倍もの怪力の持ち主でした。さらに、脳を共有しているので主人公の体を乗っ取って操ることができたのです。

主人公から栄養を吸収して力をつけていき、どんどん狂暴になっていくガブリエル。
主人公は衰弱し、ガブリエルが体を乗っ取っている間は預けられていた実験施設(の備えられた精神病院)の職員を何人も惨殺するというすざまじい暴れっぷり。

コリャいかんということで脳以外の部分を切除して(一応手とか生えてた)、主人公と共有している脳部分は頭蓋に押し込んで封印!

したのですが、DV夫の一撃でガブリエルが目覚めてしまい、昔のように主人公の体を乗っ取り自分の体を切除した医者たちに復讐していたというのがお話のネタバラシ。
脳を共有しているので、ガブリエルが殺しをしている間、夢としてそれを見ていたわけですね。

もう色々めちゃくちゃですが、おもしろいんですこれが。
ジェームズ・ワン監督の手腕のおかげなんでしょうか?

ともかく、先に言ったように後半はもうホラーじゃなくなります。
体を乗っ取ったガブリエルがひたすらに暴れ回り、文字通り人を千切っては投げ、千切っては投げて虐殺の限りを尽くします。
警察署で。

なんか一回投獄されるんですが、檻の中にいた他の犯罪者を素手で皆殺しにした後、そのまま武器を手に警察署内の警官たちも蹂躙していきます。
物凄い身体能力で銃を避けて飛んで跳ねて刺して切ってへし折って。

ものアクションパートがめちゃくちゃカッコいいんですよ。
なんだこれはと。一体何を観せられているんだ!?
全然わからないけどとにかくクッソかっこいいぞ!?!

最終的に主人公が逆にガブリエルの事を支配して、めでたしめでたし?でした。

余裕で人を2桁殺している(しかも9割警察官)ので流石に罪からは逃れられないと思うんですが、何故かこれからは私の人生を生きる!みたいな感じで締められてました。
いいのかそれで?

みどころ

正直ストーリーはおまけのようなもので、やっぱり後半のガブリエル無双が最大の見せ場でしょう。
何がすごいって、全部背面で行っているということ。
ガブリエルは元々主人公の背面にくっついていて、ちょうど真後ろを見ている状態なんですね。
DV夫の一撃で頭蓋が割れて、そこから無理やり頭蓋をこじ開けて顔(脳だけど、主人公の赤ちゃんから栄養を吸い取って目と口ができてた)を覗かせてきます。
なので、基本ガブリエル状態では主人公は後ろ向きなんです。
走るのも後ろ向きだし、殴るのも後ろ向き。
ありとあらゆるアクションを全部後ろ向きで行っていて、関節がちょっとヤバいことになっていたり、自然と動きが気味の悪いものになっていて、いい意味で嫌なものが出来上がっていました。

まとめ

結果、Q太郎の中ではジェームズ・ワンに期待していたホラーとは全くかけ離れたものを観ることになったんですが、棚ぼたというか、全く嫌な気はしないし、不満も一切なく、逆に満足しています。

これ他の監督がやってたら間違いなくお金のかかったB級クソ映画になってたんですが、ジェームズ・ワン監督の力で上質なスナックスプラッターホラーに完成しています。

人におすすめするかっていうと、好みがだいぶ分かれる映画なのでしませんが、個人的には大好きな映画の1つになりました。


余談

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それでは、最後まで見ていただきありがとうございました!

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