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丸型ポストこれくしょん。

丸型ポストが好きです。目を引く朱色のボディ、キュートな差出口、帽子のような先端部。ついついカメラを向けたくなってしまいます。

丸型ポストは正式名称を郵便差出箱1号(丸型)というそうです。現在多く見られる丸型ポストは1949年から製造された形だそうです。1969年に製造を終了し、それ以後は角型ポストが主流となっていきます。

今回は今までに撮った、「私的・ベスト丸型ポスト」を北から南まで並べてみました。

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青森・弘前の丸型ポスト。ポスト周囲は除雪してありました。

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秋田・角館の丸型ポスト。武家屋敷は黒っぽい建物が多いのでポストは目立ちます。

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福島・喜多方の丸型ポスト。喜多方ラーメンは寒い冬に体に染みるうまさでした。

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神奈川・鎌倉の丸型ポスト。ポストは何重にも厚塗されていて使い込まれています。

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長野・松本の丸型ポスト。後ろに見えるのは旧開智学校です。

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愛知・田原の丸型ポスト。菜の花の季節だけ現れる、季節限定の黄色いポストです。

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岐阜・飛騨古川の丸型ポスト。飛騨古川の古い街並みに溶け込んでいます。

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滋賀・長浜の丸型ポスト。商店街の一角に佇んでいます。

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奈良・橿原の丸型ポスト。今井の街並みは伝統的保存地区に指定されています。

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兵庫・城崎温泉の丸型ポスト。城崎温泉の夜は下駄の音が響く賑やかな街でした。

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香川・善通寺の丸型ポスト。休日の朝の善通寺はまだ静まっていて、穏やかな時間が流れていました。

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高知・室戸岬の丸型ポスト。室戸岬の灯台まで歩いて登りましたが、なかなかのキツさでした。

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大分・別府の丸型ポスト。写真の竹瓦温泉は昭和13年に作られた銭湯です。レトロな建物と丸型ポストは合いますね。

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宮崎・青島にある丸型ポスト。ここは幸せの黄色いポストとして有名だそうです。奥にある青島神社からは日の出を拝むことができます。

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沖縄・竹富島にある丸型ポスト。赤瓦の民家や風除けの石垣といった沖縄の原風景が広がっています。

行く先々で丸型ポストを見つけては撮っていたので、探してみると全国各地の丸型ポストの写真が出てきました。ポストの写真一つだけで旅の思い出が蘇ってきます。

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丸型ポストは生産終了から50年以上が経過し、老朽化によって全国的に姿を消しつつあるそうです。しかし、丸みを帯びたモダンなデザインから保存を決め、修理や整備をしているところもあります。

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雨の日も風の日も差出人を待ち続けて幾年月。街角の丸型ポストは、今日も差出人を待ち続けます。


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