見出し画像

千年鯨の旅日記 那覇の美術館と博物館をぶらぶらする


0.前回のあらすじ

 沖縄にたどり着いた私と母。
 ぽータマやケーキなどおいしいものを食べる。
 その後は沖縄県立博物館兼美術館に足を運ぶのであった。

1.那覇をぶらぶらと歩くのは初めて

 中学生、高校生、大学生と沖縄を訪れた。
 観光スポットへGO!ということで、那覇と様々な町へと足を運ぶものだから、一つの町にゆっくりするというのはなかった。
 那覇に訪れたことはあれど、首里城や国際通りだけをぶらぶらしたものだから、地元の人の生活の場を歩くなんてことは今回が初めてである。

 カフェ『kitchen』から坂道を歩いた先に沖縄県立博物館兼美術館がある。
 建物の外観はすばらしく、グッドデザイン賞を受賞したという。
 さすが納得、一度見たら忘れられないものだった。

2.何かをやり切った人は強い、そして輝いている

 美術館では沖縄出身の芸術家の作品を鑑賞。
 沖縄には芸術家が集まる住処があったらしいなど、芸術行動を眺めることができた。
 他にも展示されているスペースがあり、そこに進む。

 アーティストさんは過去に米軍の兵士から暴行を受けた経緯があり、日本で裁判した。
 しかし、その米軍の兵士は裁判中にアメリカ逃げ帰る。
 たいていの人なら泣き寝入りしそうになるが、そのアーティストさんは米国へと渡って裁判して勝訴したのだった。

 実際にそのアーティストさんに出会って感じたのは、とにかく輝いていたということだ。
 つらい過去を乗り越えて、世界が優しい愛に溢れますようにと祈りをささげている。
 これが生きることなんだと感じさせる人だった。
 私もアーティストさんのように何かをやり切って生きていきたいと思うほど、素晴らしい人だった。

3.県立博物館で沖縄の昔から今を学ぶ

 美術館に続いて県立博物館を見学。
 沖縄の昔から今を一気に学ぶことができた。
 興味深かったのは琉球王国の服とか生活、政治など。
 琉球ってこんな世界だったのかと楽しめた。

 また、沖縄の生活や家、食べ物や行事などの展示も面白くてじっと見たものだ。
 嫁入りの際の食事とかおいしそうだなあとよだれがタレそうになる。
 あらゆることを学べてとてもうれしかった。

4.次回予告

 沖縄県立美術館&博物館を後にした私と母は、免税店へと向かう。
 お値段の高さ、富裕層の格の違いに圧倒された。
 その後は晩御飯と酒を買いに地元のスーパーへ。
 ゆっくりと一日目の夜を過ごすのだった。
 どんな話かは次回のお楽しみに!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?