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〈蜂(ハチ)の映画〉2本 『童謡物語』(88)と『ザ・キラー・ビーズ』(78)

養蜂を描いたちばてつや氏の名作短編漫画『風のように』(1969年)の扉絵


試し読みが出来ます。216年にアニメ化(40分)されましたが私は未見です。


「蜂(ハチ)の映画・2本」の私の評価。『童謡物語』は△佳作寄りの凡作。
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▼『童謡物語』(1988/日) ■未DVD化■ ※地味だが誠実で好感が持てる
×『ザ・キラー・ビーズ』(1978/墨) ■未DVD化■ 〈劇場未公開
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=〈蜂(ハチ)の映画〉2本の関連リンク集=




◆『童謡物語』(1988/日)


邦画では珍しい?「養蜂家」を描いた「文部省選定」映画。長野県が舞台。この一家は九州から来て、季節に伴い北海道まで北上する「移動」養蜂家。やや感傷的で地味な映画。熱に弱い蜜蜂の「蒸殺(じょうさつ)」という現象を初めて知った。『風のように』(ちばてつや)という「養蜂家の両親を事故で亡くした少年と田舎の少女」のマンガが好きなので興味を持った。原作は『魚影の群れ』『うなぎ』の吉村昭脚本は『転校生』『時をかける少女』の剣持亘。映画で流れる音楽が全て「童謡」のアレンジになっていて、タイトルの『童謡物語』は、おそらくここから来ています。食べ合わせの良くない「テクノ × 童謡」には脱力させられました。未読の原作は『蜜蜂乱舞』。



2023年6月28日放送『プロフェッショナル 仕事の流儀』は「転地養蜂家」。


VHSビデオのジャケット写真

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005IKXF/



◆『ザ・キラー・ビーズ』(1978/墨(=メキシコ))


私は映画に詳しくないので、よく知りませんが、人間が苛酷な状況に追い詰められる「パニック映画」の一種(昆虫パニック)で、未見の『スウォーム』(78)の亜流でしょうか。誰も観ないと思うのでネタバレすると、記憶は曖昧ですが、原因不明だが世界中でハチが大量発生してパニックに陥り、色々あって、ラストは問題解決のためのアメリカ?での国際会議が行われている会場(高層ビルの上階)にも窓を割って?大量のハチがなだれ込み、問題解決を訴え続けていた?主人公(ジョン・サクソン)が、ハチがブンブン飛び交う真っ只中で『これが自然環境の悪化を無視し続けた人間への罰なのだ!』とかナントカ自説を熱弁しながら何も解決されないままの中途半端なエンドだった⁈

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x771591332



オリジナル予告篇


海外の評価


VHSビデオのジャケット写真

http://k-plus.biz/archives/3953


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#日本映画 #メキシコ映画 #映画感想文 #未DVD化


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