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北海道旭川市に移住しました


東京のテックタッチというスタートアップでフロントエンドエンジニアとして働いている国定 (@92thunder)と申します。
北海道旭川市に移住して半年経ったので、地方移住を考えているITエンジニアの参考になるかもしれない情報を残したいと思います。

なぜ移住したか

上京してWebエンジニアとして働いていたものの、「子育てや今後の人生を考える中で、長く東京近辺に住み続けるイメージは持てないな」と考えていました。コロナが流行ったタイミングもあり、所属している会社でフルリモートワークが解禁され、どこに住んでもいい状況になり地方移住を考え始めました。

その中で、気候や暮らしやすい都市の規模が自分達のイメージに近く、妻の実家もある北海道旭川市に移住することを決めました。自分自身は岡山県の出身で北海道の冬はとても寒いだろうなというイメージでしたが、花粉と梅雨と長い猛暑と比べれば、北海道の春夏秋は過ごしやすく、冬には雪の良い面もあるだろうと考え、気候についてのデメリットはそんなにないと考えました。

半年住んでみて

車を持つことでQOLが上がる

まずはやはり、車を買ったことでQOLが爆上がりしました。子供を遊びに連れて行く範囲も広く、無料で遊べる綺麗な施設もたくさんあるので毎週末の遊び場所には困らず、大人としても近辺の観光スポットにドライブに行くことができるようになりました。ちなみに見出し画像は近所の公園で撮影しました(公園の規模がでかいし遠くの山まで見えて嬉しい)。
費用としては、地方に移住してからといってお金に余裕ができたわけではなく、家賃が半分くらいに浮いた分を車の費用に充てることになりました…。

もちろん仕事は困らない

仕事はインターネットさえあれば困らないため、特に困ることはなかったです。さらにリモートワークに最適化することで大きな成果を挙げていきたいです。社内でも自分が発端となって、より成果の高い働き方を目指してリモートワークのハンドブックを整えるプロジェクトが始動しています。

コミュニケーションについては、減ってしまった部分はどうしてもあると思います。移住前は、出社したい日はオフィスで働けるハイブリッドリモートワークで働いていてたまにビジネス側のメンバーと話す機会にもなっていて自分としても居心地のよい働き方ではありました。移住してからはランチや飲み会などオフラインでのコミュニケーションは減りましたが、オンラインでのコミュニケーションは続きますし、家族との時間や1人で何かに打ち込む時間が増えたと考えて受け入れています。

雪かきは程よい運動

懸念していた北海道の冬ですが、今のところはたいして困ったことはないです。雪が降ったら雪かきをしますが、毎日しないといけないということはなく、朝気付いた時や夜余裕があった時にやればいいくらいです。逆に雪かきはリモートワークの運動不足を補う大自然からの程よい贈り物くらいになっていて、今日もいい汗かいたなーくらいの健康デイリーミッションになっています。

アパートに住んでいると床が冷えて寒さを感じてしまうので、この冬を楽しく乗り越えたら家を建てる検討を進める予定です。

東京との距離感

会社のイベントへの参加

所属する会社(テックタッチ)では、プロダクト開発に関わるチームだけでも年に4回は実際に顔を合わせるイベントを開催しているので、近いチーム内の人で言えば3ヶ月に1度くらい会っており、実は移住前とそんなに対面で会う機会は変わっていません。そのタイミングで東京近辺の友人と会うこともできています。

コロナ禍が落ち着いて

コロナが落ち着き、オフラインでの技術勉強会の頻度は増えたように思います。テックタッチでも自社で主催するイベントや社外のイベントへ参加しようという動きが活発になり、勉強会への参加は好きだったのでオフラインだけのイベントに参加できない寂しさを感じてしまいます。オンライン/オフラインでのハイブリッド開催の勉強会も多く残っているので、交流は難しいものの情報収集には困っていません。

旭川でも2ヶ月に1度くらいIT勉強会を開催してくれる方々がいるので、縁の無い土地で近い職種の知人を増やすことができるとても良い機会となっています。テーマが無い勉強会であるため、自分の専門のWebフロントエンド以外の知見も得ることができるのは大きなメリットでした。

おわりに

移住してすぐに書こうと考えていた移住エントリですが、北海道で楽しく暮らしいているうちに半年も経過してしまいました。北海道や地方への移住を考えている人の参考になれば嬉しいです!


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