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野球の記憶*野球の未来⚾️〜野球殿堂博物館〜

1.野球の記憶〜それは血染めのボールから〜

野球殿堂博物館

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東京ドームの一角にひっそり佇む小さな博物館

しかし、中身は濃い❗️かなり濃い‼️

私は早稲田ラグビーファンだ。

といっても、もともとは早稲田実業野球部のファンだった。

なぜなら、幼い頃この方の伝記を読んだからだ。

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『王貞治物語』

かつてはジャイアンツの偉大なホームランバッター、現在はソフトバンクホークスの会長。この方があの大記録を打ち立てた年、私は雑誌でこの方の伝記を読んだ。

王さんは、早稲田実業のエースとして甲子園に出場、利き手の指にまめができ、ボールを血で赤く染めながら力投したのだった。

館内には、伝説の『荒川コーチ一本足打法鬼特訓、日本刀居合切り練習💥💥』で使用された日本刀も展示されている。ちゃんと銃刀法の所持許可証まで添付されていた😳😳

もちろんこのボールも展示されている。

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ハンク・アーロン選手を抜いて世界のホームラン王になった記念ボール✨✨✨✨✨

おそらく読売新聞販売所から買ったであろう『756号記念バスタオル』はボロボロになるまで使った記憶がある。

幼心に王さんのストイックな姿勢に感動し、早稲田実業に入学することを夢見たが、当時の早実は男子高、夢はあえなく潰えた💦💦

子供の頃、夜のTVはプロ野球と決まっていた。

殿堂入りした方々のレリーフを展示するコーナーには、その頃親しんだ懐かしい名前が並んでいた。

スワローズとタイガースのコーナーには、

『ノムさん追悼試合』で選手達が着用したユニフォームが展示されていた。

あの高津が、現スワローズの監督なのだ。

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あの矢野もまた、現タイガースで指揮をとっている。

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時は流れている。私達の記憶はより鮮やかに新しい物語へと続いていた。

2.野球の未来〜『私達の』日本代表〜

この夏、野球界の歴史に残る金字塔が打ち立てられた✨✨✨

東京オリンピック金メダル🥇🥇

もちろん、野球殿堂博物館この夏の目玉😳は『東京オリンピック金メダル展示』だ。

いや、メダルを見る前から、来場者のテンションは総じて興奮MAXだった。

そもそも入ってすぐのエリアで、王さんや衣笠のバットがあるのだ。加えてイチローやマー君、あの大谷のグローブなどもさりげなく展示されている😳😳😳🌟🌟🌟🌟

その興奮💥💥冷めやらぬ中で東京オリンピックの記念展示が最後に用意されていた。

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これは、オリンピック決勝戦で使用されたネクストバッターサークル😳😳😳😳

無造作に敷いてあったが、もちろん誰も踏んだりしない。

畏れ多い、なんだか😳😳

そして金メダル🥇が展示されていた。

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とても大きかった。ライトに照らされ、静かな光を発していた。神々しくみえた。

あの薄氷を踏むかの如く勝ち進んだ予選リーグ。楽な試合はほとんどなかった。

その激闘を戦い抜いた代表選手達の用具も多数展示されていた。

ピッチャー達のグローブには思い思いの言葉が刻まれていた。

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国の名を背負って投げるという重み、それをもエネルギーとして力投した彼等の心意気が伝わってくる。

彼らのボールを受け止めてチームを牽引したキャッチャー達。これは梅野選手のもの。

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一振りでチームを救った村上選手、山田選手などのバットもある。

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代表選手のユニフォームを眺めていると、あの熱狂が心に甦ってきた。

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しみじみ思った。

彼らは『日本代表』なんだ🌟🌟🌟

今まで、どうしても野球日本代表という形に馴染めないでいた。

サッカー日本代表の様な緊迫感をなぜか感じられないでいた。

自国開催の今回、選手達のプレーは時に泥臭く必死だった。そこにはギラギラするような勝利への渇望があった。気迫が胸に迫った。

侍ジャパン

今回のオリンピックでの活躍は、野球の素晴らしさとともに、『野球日本代表』の存在意義を改めて私達に示してくれた。

なんとも清々しい気持ちで外に出た。

オリンピック競技からは外れるが、野球日本代表をこれからは素直に応援できそうな気がする。

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