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静岡ブルーレヴズ観戦記2022を書き終えて〜SHIZUOKAの熱狂と温もりと①〜

1、強者どもが夢の跡

ジャパンラグビーリーグワン開幕初年度のリーグ戦が終わりました。

1月30日ホーム開幕戦から、すでに4ヶ月弱が経ちました。

先日、リーグ戦最終節の観戦記を無事書き上げ、今シーズンの観戦記は無事完結しました。

最後の観戦記を投稿後、トップ画左隅に、新たに書き添えた言葉があります。

Tomorrow is another day.

往年の名画『風と共に去りぬ』のラストシーンで、主人公スカーレット・オハラがつぶやく言葉です。

日本初のプロラグビーチームとして昨年6月に発足、しかし、秋からのプレシーズンマッチでは苦戦が続き、年明け早々今度はコロナウイルスの猛威に晒され開幕戦から3試合の不戦敗、レヴズファン=レヴニスタには辛い時期が続きました🥲🥲

その後最終節まで、試合は勝ったり、負けたり。しかも、ノーサイド寸前での大逆転負けが3回も❗️❗️

最終戦ブレイブルーパスとの5分以上に及ぶ死闘は、今季苦難に満ちたレヴズの姿そのものであったかもしれません。

しかし、今、リーグ最終戦を終えて心を占めるのは

寂しい🥲🥲その一言に尽きます。

毎週ハラハラドキドキ、緊張、落胆、歓喜、安堵、、様々な感情が渦巻いた週末が、2023リーグ開幕の年末まで来ないのですから。

とはいえ、ベスト4に残ったチームに肉薄した試合の数々、来シーズンそれが全て『歓喜』に代わったら、、

レヴニスタに、来季への夢と期待を大いに抱かせ終わった今シーズンでした🌟🌟🌟

2.HOMEであるということ

そしてもう一つの感情、それは

楽しかった🌟🌟という満足感。

ホストチームが興行権を持つラグビー新リーグは、劇的に面白くなりました。特に、プロラグビーチームとなったレヴズのホームゲームは、kickoff前からお楽しみがいっぱい🌟🌟

毎回新作発表されるグッズを吟味して、スタグルを堪能して、選手の入り待ちに興奮して、、特に最終戦のヤマスタは、特設ステージまで登場、ゴローさん達の『居酒屋トーク』に会場は和やかな笑いに包まれました🌟🌟🌟

ラグビーの試合会場がエンタメとなる🌟

演出に工夫を凝らしてファンを迎えた各ホストチーム、それは予想以上にファンを満足させるものでした🌟🌟。選手の心にもいい風をもたらしたのでしょう。今季は最後まで白熱した試合が増えました🔥🔥

さらに、

トップリーグ時代から最も変わったもの、それは『試合中の応援』です🔥🔥

基本的に『良いプレイには拍手をしましょう』という中立モードがお約束のラグビー。

しかし新リーグでは、華やかな入場音楽も、coolなチアーのダンスも、DJのアナウンスも、基本ホームチームのためにあります🔥🔥

どこまでホーム応援を徹底するのか。

SNS上のファンの反応は様々でした。

それゆえ、各チームは開幕から最終節まで文字通り悪戦苦闘、試行錯誤だった、と感じます。

その中で、他チームより遅れたものの1月30日にホーム開幕戦を迎えたレヴズは、最終戦まで、徹頭徹尾『ホーム応援型』を貫きました。

もちろんこれは、ホームタウン静岡県の特殊性が多いに関係したでしょう。

県内にジュビロ磐田、清水エスパルスの他J3の2チームを有する『サッカー王国静岡』。県民はサッカー的『ホームアンドアウェー方式』を当たり前のように受け止めています。今年Jリーグ発足30周年を迎える事を思えば、年齢性別問わずその点に抵抗は少ないでしょう。なにより、ホームゲームでの応援の力が、時として奇跡を呼ぶことも経験として彼らは知っていますし。

今年2月、初めてレヴズのホームスタジアム『ヤマハスタジアム』を訪れた際は、その徹底したホーム応援のアナウンスに驚き、それ以上に、整然とした手拍子足踏み応援を平然とやりきるファンの姿に驚きました😳😳

揃った応援とは、こんなにも力強く美しいものなのか😳😳

応援なるもののもたらす力。

天空に響き、グラウンドに降り注ぐ拍手足踏みの音は、試合結果をも超えた感動を私の心にもたらしてくれました。

その最たるものが、清水エスパルスのホームスタジアム『IAIスタジアム日本平=アイスタ』での試合でした。

Jリーグ屈指の美しい天然芝、薄雲がかかる青空、優美な山並み。メインスタジアムにズラリと並ぶ青いフラッグが旗めく中、南スタンド一階席で聞いた雷鳴の如く響く手拍子。あの感動は忘れることができません🌟🌟🌟🌟

会場全体が選手達と一つになる一体感、それは、長引くコロナ禍が私達から奪っていった【人と人との繋がり】=コミュニケーションそのものであったと感じています。

(続きは後日に🙇‍♀️)









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