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[2022年旅行記]ドイツ・ビューディンゲン(Büdingen)/フランクフルトから車で45分50キロ

ビューディンゲンはしばしばヘッセンのローテンブルクと称される可愛い街並みです。


旧市街地の建築物の一部は何百年も前のものでその多くの 1階が重量感のある砂岩で建設されていて、保存状態の良い中世の都市防衛施設、市壁、防衛塔、市門の大部分がそのまま保存されています。

特に魅力的なのは、1503年に完成した橋の門ウンタートーア(イェルサレルム門とも呼ばれる)。
ルートヴィヒ伯の息子が巡礼の旅から帰った後にイェルサレムのシャーフス門のコピーとして建設されたと言い伝えられています。

ビューディンゲン城は、その中核部がシュタウフェン朝に遡る水城で、現在でもこの城にはイーゼンブルク・ウント・ビューディンゲン侯の家族が住んでいます。


城館の外郭部には訪問者が自由に立ち入ることができ、建物自体はガイド付きツアーで見学することができます。
城館のすぐ裏には広い公共の城館公園であり、現在はビューディンゲン住民の憩いの場として利用されているのです。

カエルはビューディンゲンの紋章動物です。この蛙は双子の町の色をしています。


伝説によると、
1522年、アントン・ツー・イェンブルク&ビュッディンゲン伯爵はエリザベス・フォン・ヴィーデと結婚しました。
花嫁の城で豪華なパーティーが開かれた後、二人は伯爵の家であるビューディンゲン城にやってきました。当時、この城はまだ堀に囲まれていて、その堀や池に、当時はたくさんのカエルが生息していたのだろう、若い妻はカエルの鳴き声が気になって眠れなかった。夫がこの騒音を止めなければ、別居すると脅したのです。
アントン伯爵は若く美しい妻を喜ばせようと思い、市の使用人を呼び、夜中に市場でカエルをすぐに駆除するように告げなければなりませんでした。市民はすぐにカゴやバケツを持って出かけ、すべてのカエルを捕まえてビュッディンゲンの市場に持って行きました。しかし、まだ鳴き声は聞こえてくるのです。そこで、ゼーメンバッハでカエルを溺死させることにしました。


伯爵夫妻の立会いのもと、バケツやかごを持ってみんなで工場の門に行き、すべてのカエルを流れのある小川に投げ入れると、カエルはバタバタと隣のデュデルスハイムに流れ込みました。その後、ビュッディンゲンでの夜の休息が取り戻され、エリザベート伯爵夫人は、この小さな町にとても馴染んだ、真のビュッディンガーとなったのです。

ビューディンゲン市民は周囲にその行動力を誇ったため、周辺の村々からは「ベウリンガー・フレーシュ」(ビューディンゲンのカエル)と呼ばれるようになり、カエルはその紋章となったのです。

そんなカエルの街で、先週末に町の文化祭り、が行われました。

火、地球、水、風がテーマになっている文化祭り。

kasseでお金を払い手にスタンプを押して貰いゲートを潜ります。

そこには中世の格好をしている人や笑顔の方々が…

そして、目玉は光と音楽の教会イベント。 

真ん中にイエスがいます。
燃えちゃうよ!!驚

斬新過ぎて驚いたー。
まだまだ考えつかないイベントってあるようです。

面白いお祭りでした。
2年に一度なのでまた2年後に来たいと思います!

楽しかったー

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