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所沢に行ったらテーマパークみたいに楽しかったの聞いて~

こんにちは、わたしです。

埼玉県の中で有名な地名はいくつかありますが、その中のひとつに所沢というものがあります。

トトロだったり、所ジョージだったり、ソードアート・オンラインだったりなにかしらで聞いたことがある人は多いと思います。

ただ、所沢に限らず埼玉県の弱点として、県内の横移動があまりにもしづらいという面があって、県南に暮らしていたわたしはなかなか足を運ぶことはありませんでした。

今回15年振り2回目くらいに所沢(周辺)で遊んだのがあまりにも楽しかったので、記事にします!


エセ所沢市民の友人たち

わたしは、とあるゲームをやっていてその繋がりで知り合う方が何人かいます。

その中に住まいを聞くと「所沢です」と返す子が4人ほどいました。

こんなに所沢の人がたくさん住んでるんだ!なら所沢って人口が多くて大規模都市なんだ!と思ってみたらそういうわけではなさそうで…。

というのも、自称所沢市民の方々の中には、所沢周辺の街に住んでいるエセ所沢市民がたくさん紛れています。

例えるなら、三重県民や岐阜県民、ほかの市民も名古屋の人を自称するようなものです。

伝わりやすいから所沢から来ましたとみんな使います。

今回はそんなエセ所沢市民の友人たちが見つけてくれたカフェで集まることになりました。


所沢のブックカフェ図書喫茶カンタカがすごい!

今回の目的は、いつもやっているゲームから離れて、本を読もう!というコンセプトでした。

きっかけは、わたしがTwitterで近所のブックカフェに行った様子を載せたところ、今回誘ってくれた子たちが読書好きだと話してくれたことです。

いつもゲームでバチバチ楽しく遊んでいるけど、たまにはしっとりと本を読みながらコーヒーでも飲みましょという大人な落ち着きを取り戻す会として企画されました。


撮影許可をいただいております

3月末とは思えない夏日の中、秋津駅から歩いて25分。
どんなに進んでも道に代わり映えがなく、砂漠を歩いているような気持ちになりながら、なんとかたどり着きました。

日曜日の昼間なのに混み方があまりにもちょうどいい!

いつもゲーム仲間とは池袋や秋葉原など都内で集まっているのですが、今回所沢にしたのは混雑を気にしたからでした。

ゆっくり本を読みたいのに、日曜都内のカフェではくつろげないだろうと話になり、見つけてもらったのがこのカンタカでした。

入ってみてびっくり、イメージ通りのお客さんの入り方をしていました。

全くいないわけではなく、かといって並んでいるとかではない。

パソコンを開いて長居している感じの人もいるし、話している人もいる。

1席1席の間隔もちょうどよく、机の広さもちょうどいい。

今日の読書会にぴったりな空間でした。


早く着いたわたしは、季節外れの暑さで汗ばむ体にアイスコーヒーを注ぎ込みました。

思えば、今年初アイスコーヒーかもしれません。

コーヒーそのものが好きですが、ブラックで飲むならアイスコーヒーが好きだし、本を見ながら飲むアイスコーヒーほど美味いものはないと思っています。

友達2人と合流し、3人で持ってきた本の話や最近あった共通の友人の話などをしました。

わたしは2人に「所沢好きだよ、気に入った。遠いけどまた来たい」と何度も言いました。

ここまで書いて最後にアレですが、このカンタカも所沢ではなく秋津にあり、エセ所沢です(笑)


所沢駅はさすがに所沢市であってほしい

そろそろお腹すいたねという話になり、所沢駅に向かうことにしました。

わたしのやっているゲーム関連のお店も所沢駅前にあるので、それも見たいというのもあり向かいました。

カンタカ付近は住宅地で、コンビニが煌々と光って見える暗さがあり、その道を友人たちと歩いているとなんだか不思議な気持ちになりました。

この2人と夜の道を歩いたことはもちろんあるのですが、なんだか感覚がちがう。

都内の街でいつも歩いているので、夜の暗さで顔が見えない状態で彼女たちと歩くのは初めてでした。

なんだかその表情が見えない中歩いていくのが、夜の冒険をしているみたいでワクワクできて、都内の明るい街じゃないところを歩くのがこんなに楽しいんだと新しい気づきがありました。

駅に近づくと西武の大きな看板が見えてきたり、明るさが変わって街に近づいて来た感じがしました。

でもその街も都内ほどのごちゃごちゃはなく、ちょうどよい栄え具合と人口密度でした。

同じ埼玉でも、大宮とかは狭い中に人が詰められています。
それがわかる具体的な話として、都内や大宮では日曜の19時にファミレスに行ったら何組も待っていて、諦めることになるのですが、今回所沢のガストでは待たずに入ることができました。

こう書くと、田舎だと扱っているように聞こえるかもしれませんが、カンタカの混み具合と同様、ガストの混み方もちょうどよいのです。

駅周辺にはよく見るチェーンの飲食店がだいたい揃っていて、どこかに集中することも、人がいないから出店されることがないとかもありません。

多すぎず少なすぎず、ちょうどいい人の多さが所沢周辺にはありました。


JRに乗るために徒歩乗り換えをする

所沢から埼玉南部の方に戻るには、ルートがいくつかありますが、今回は秋津~新秋津乗り換えを使う徒歩を挟むルートにしました。

秋津(西武池袋線)~新秋津(武蔵野線)までは直結の駅ではなく10分弱歩くことになります。

所沢から出発する際に、友人ふたりに乗り換えが不安だと伝えると「人の波に着いていけば大丈夫」と言われました。

ちょっと大雑把な説明に不安を隠せずいたのですが、実際に降りてみると人が一方向に歩いていきます。

改札もその流れで出ていき、新秋津駅への看板に書かれた矢印の方へと歩くと、通学路を歩く小学生の列のようにまとまって人々が歩いていきます。

それだけでは別の場所に向かっているかもしれないと思うのですが、そのルートにそって飲食店や病院など駅前にありがちなものが隙間なく並んでいました。

ここが人々の通勤通学ルートになっていることを確信できる道を歩き、無事に武蔵野線に乗ることができました。

仕事終わりに秋津~新秋津の乗り換えをしながら道沿いのお店で夕飯を確保する、というルートがありがちなことを肌で感じ、ここで生活している人の姿が浮かびました。

いい街だなぁとここでも感じ、帰りました。


わたし的住みたい街ランキング1位所沢

わたしは元々埼玉の人の多いところに住んでいたので、ちょっとでも郊外に行くのは許せないと思っていました。

ただ、実際に今東京から離れた埼玉県内に住んで、人の少ない街の居心地のよさを味わっています。

でもその一方で、遊ぶのに困ることや飲食店の少なさなど不便さも感じてはいます。

所沢はそのバランスがとてもとれていて、住みたい街としてわたしにはとても魅力的に映りました。

わたしは今帰りながらこの記事を書いているのですが、都内に遊びに行った時の疲れきった感じとは違い、疲れたけど楽しくて興奮している、テーマパーク帰りの子どものような気持ちになっています。

もし好きなところに住んでいいよって言われたら、わたしもエセ所沢市民になりたいなと思いました。
また行きたいです。


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