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メンタルケアもITで!?

こんばんは、山下涼子です。
「メンタルケア」「メンタルヘルス」など様々な言葉がきかれるようになりましたね。近年だいぶ増えたように感じます。様々な要因が考えられるといわれていますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、働き方も変わり、精神的な不安も増え、心の健康への関心が高まったことも大きく影響しているようです。

その中で、宮崎県内の公立高等学校に、メンタルヘルスケアサービスが試験的に導入されたというニュースを目にしました。

株式会社Welcome to talkは、宮城県教育庁が実施する令和6年度「ICTを活用した心の健康観察事業」に採択され、2024年9月から宮城県内の実証モデル校に向けてスクールメンタルヘルスケアサービスを提供開始することを発表した。
同事業では、生徒がいつでも気軽に相談できる窓口「心の健康観察相談システム」をオンライン上に設置し、日常的な心の健康観察から生徒が発信するSOSの早期発見と適切な支援につなげる体制作りに取り組む。

https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1622132.html

日常的な心の健康観察をシステムが関与する、ということが、自分の学生時代には全く考えられなかったことなので、ITの進化をひしひしと感じました。

記事を読み進めると、どうやら、実証モデル校の生徒は、1日1回、タブレット端末で声を送ってココロの状態をモニタリングすること、そして、24時間いつでも受け付ける相談窓口も開設するようで、1人1アカウント付与のようです。


AIやシステムの発達に感心すると同時に、これがリアルな人間関係でできたらいいのだろうなという思いがあり、そして、今の時代このようなシステムで救われていく人がたくさんいるのだろうな、と感情がぐるぐるしました。

AIやシステムの進化への感動&感謝と、リアルで人間ができなくなったことが増えたのではないか、という危機感が同時にわいてきました。

ただこの時代、SOSを発信しやすいような状況を整えていくのは、とても大事ですよね。
SNSで人が傷つき、とても悲しいことに亡くなってしまう時代であり、誹謗中傷が飛び交い、悲しいすさんでる部分がたくさん見えてきてしまっているからこそ、まずはSOSを出しやすい状況づくりが必要です。

そして、そこから、人のあたたかみ、豊かさを形成できるような場をつくりたいと改めて感じるニュースでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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