やっときた出番。舞台上で何しよう。
はじめまして、ハチネッコです。
生まれ育ったのは福岡。
博多や天神などの華やかなところではなく、緑あふれる田舎の方。
大学卒業後はほぼ関東暮らし。
黄金さん(チワワ6歳の愛娘)を純度100%の方言でお世話中。
毎日「カワイイ!大好き!ありがとう!」をお伝えするが、だいたいそしらぬ顔をされる。
肩書きは「ヘンテコ世界クリエイター」
オリジナルキャラクターを描くのが好き。
そのキャラクターに名前と性格をつけ、ちょっとストーリーを足すのも好き。
キャラクターたちの世界観を創るのも、エッセイ的な文章を書くのも好き。
そしてキャラクターをもっと自由に動かしい!と思い、現在アニメーションを独学中。
そんな感じなので、イラストレーターよりクリエイターの方が自分的にしっくりきたのと、持ち味の「ヘンテコ具合」を合わせて「ヘンテコ世界クリエイター」となった。
実は自分がこういう創作活動をするようになるとは思ってなかった。
改めて振り返ってみると自分がやりたい職業に就いたことが1回しかなかったのだ。
漠然と描いていた将来の夢「小学校の先生」は大学受験に失敗。
塾講師のアルバイトで擬似経験したことで満足して終了。
その後何年も自分が何をやりたいかわからなかった。
というより「考えたことがなかった」が正しいかもしれない。
自由を愛する私は、流れに任せ、その時々で仕事についていた。
周りに恵まれることも多く、特にやりたい仕事じゃなくても楽しく過ごしていたのである。
そんな中、転機が訪れた。
新しいことを学びたくて買った雑誌で「WEBデザイナー」という言葉を見つける。
デザインの仕事をしてみたい!とスクールに通い、いろんな縁があってWEB制作会社で働くことになった。
初めてやりたい職業を見つけ、その仕事ができることになったのだ。
今までとまったく違う環境。
こんな業界があるのかと驚いた。
本来競合相手のはずの人たちがみんな仲良しなのだ。
セミナーや勉強会のようなイベントがたくさんあり、みんなで作り上げていた。
同じ業界の仲間意識を感じた。
また仕事内容に関しても今までとまったく異なった。
お客様が掲げるゴールに向け、デザイン、導線、使いやすいさなどを考えてサイトを制作していく。
最終的に納品するものが自分たちが作ったもの(WEBサイト)というのは、今まで経験したことのない感覚だった。
やりたいことを仕事にする楽しさを知った。
6年ほどWEB制作の仕事をし、今後も続けるかの決断をするときがきた。
自分が何をしたいかを見つめてみた。
私が創ったもので誰かの気持ちが少しでも軽くなるようなことがしたい。
ほんとは幼い頃からずっと頭の隅にあったこと。
好きなのに見て見ぬ振りをし、仕事として繋げることを避けてきたこと。
そこに目を向けてみることにした。
絵を仕事にする。
WEB業界の経験がなければ、いまだに目をそらしていたかもしれない。
けど、いろんなたくさんの経験をし、出番がやってきたのだ。
今後はたったひとりでやっていかなくてはいけない。
自由だけど孤独。
やるだけやってみよう。
それから数年の月日が流れる。
試行錯誤しながらやってみるが、手応えを感じることは少ない。
才能がないんだ、もうやめようと何度思っただろうか。
でもやめられない。
自分が描いたもの、創ったものを手にして笑ってくれる人たち。
カワイイ!と愛おしそうに微笑んでくれる人たち。
他の何にも変えることはできない喜びだった。
やっぱり創造することが好きだ。
いろいろ悩み、考え、活動名を新たに再出発することにした。
活動名が変わっても基本的な想いは変わらない。
私が創ったもので、誰かがちょっとだけハッピーになれたら嬉しい。
そして
私がひとつ生み出す → 世界がひとつぶんハッピーになる。
そう信じて創作活動を続ける。
第2章の開幕。
最終的に何章までいくかはわからない。
でも、やっときた出番。
そう簡単に退場してなるものか。
舞台上で遊ぶ私はとても楽しそうに見える。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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