友達のことが好き

妻が
娘を学校まで迎えに行った時の出来事 
を妻から聞いた話です。

学校が終わると
いつもは
娘がひとりで
車まで歩いてくるのですが、

その日は
娘の仲良しの友達と
2人で一緒に
車まで歩いてきました。

車に着くと、
娘は
友達を一緒に
家まで車で送ってあげたい
という思いを
妻に伝えました。

友達が大丈夫ならと、
妻は喜んで
友達を送ることにしました。

2人は車に乗り込むと
すぐに
楽しそうに話をし始め、

友達の家に着くまで
話をし続け、
家に着くと
仲良くバイバイ
をして別れました。


すると、
突然
娘が妻に

「今日テストが返ってきて、
満点だったよ!!!!」

と嬉しそうに
話をしてきました。

妻はびっくりしました。

これだけ高いテンション
で話すくらい嬉しい出来事を
車に乗ってすぐに
娘が話してこなかったからです。


テストが満点だった嬉しさよりも
友達と話すことが
嬉しいと思っている娘に
妻はびっくりしたのです。

この話を聞いて、
私も同じことを思いました。

そして、
友達のことが
本当に好きなんだと感じました。

私は
妻から話を聞いたあと、
娘に
どうして嬉しいと思ったのか、

どうしてテストのことを
車に乗ってすぐに話さなかったのか
聞いてみました。

すると、
テストで満点を
とれることが
なかなかなかったことに加え、

あってるか分からない
問題があったなかで、

満点をとることができたので
とても嬉しかった
と話してくれました。


そして、
どうして車に乗ってすぐに
テストのことを話さなかったのか
については、

娘本人は全く意識せず、
ただ友達と楽しく話をしていたので
分からないと話してくれました。

それを聞いた私は、
確かに
楽しことや嬉しいことは

意識せずに
自然と先にやりたくなるなぁと
気付かされました。

そして、
それだけ
友達のことが
好きなんだと思いました。

友達のことを
自然と大切に思える娘を
私は尊敬しています。

また、
この話を教えてくれた妻に
感謝しています。

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