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DTMerの息子に影響され、かあさんもにわか同人作家に変身……?

かあさんが、まだうら若き乙女だった頃――
そう、当時はまだバブル真っ盛りの時期でした。

友人たちがみな花金の夜にお洒落をしてディスコへ繰り出す中、
私はひとり世間の浮かれ騒ぎに背を向け、黙々と原稿用紙に文字を書き連ねておりました。

(※埋もれた過去ブログの記事を時々noteに転載しています。こちらは、2017年8月30日の記事に多少の修正を加えたものです)

何かを表現したくて仕方がなかったあの頃


何のために文字を書いていたのかというと……それは作詞のため。
その頃の私は、何をどう勘違いしたのか???プロの作詞家を目指していたんですよね。


とはいえ実は、当時の私は「まるきり音楽を聴かない人」でした。(今も聴きませんがw)

それなのにどうして作詞家を目指していたのか、今思えば不思議で仕方がないのですが……
ともかく書くことで何かを表現したくて必死だったのですね。


400字詰め原稿用紙とペン
(AI氏のイメージだとこうなる💦)


その頃はおニャン子クラブという国民的アイドルグループが全盛期を迎えていて、
彼女たちの全楽曲の作詞を手がけた某プロデューサー氏の「作詞塾」なんてのもあったりして、(いわゆる通信教育ですけどね。ええ、かあさん受講していました)

書くことで自己表現したい=作詞がいいんじゃないか、みたいな短絡的思考だったのかも。


その某プロデューサー氏は、現在も48だの46だののアイドルグループを多数手がけているみたいですね。
かあさんは、もはやどれが誰だかまったく区別がつきませんが。

作詞の成果…二曲だけメジャー化されています


ちなみに作詞の成果としては、コンビを組んでくれていたセミプロ作曲家氏のおかげで、二曲だけビデオ化・CD化されています。

一つは超メジャーなプロダクションから グラビアアイドルのプロモビデオ挿入歌として起用され、もう一つは歌謡曲のカップリング曲としてCD化されました。

とはいえ音楽の世界も、商業出版と同じで色々難しいことが多いんですよね(^^;

プロダクション預かりになっている曲は現在もいくつかあるのですが、CD化というのはレコード会社の予算もあってなかなか難しい。

近頃はCDよりサブスクの方が主流になってきてますしね。
それに無名の新人はコンペで勝ち抜けないことが多いのです。

育児中も、かあさんはやっぱりおとなしくママ業なんてやっていられませんでした……


そんなかあさんもやがて怒涛の育児戦争に突入し、しばらく創作活動からは遠ざかっていました。
それが一転したのは、上の子が保育園のお友達からセーラームーンミュージカルのビデオを借りたことがきっかけ!

いやー、母娘でハマりましたね~、セーラームーンミュージカル。
池袋のサンシャイン劇場で半年に一度舞台公演があるんですが、毎回欠かさず行ってました。
それだけでなく、春と秋に開催されるファン感謝イベントにもド田舎から必ず駆け付けました。



みてみて~💛 このふたりの衣装、私の手作りなんですよ♫
セーラームーンは手編み、タキシード仮面はパパさんのトレーナーをリメイクしました。
お姉ちゃんが持っているキューティムーンロッドは能面師だったおじいちゃんの手彫りです。

セーラームーンの衣装をまとったお姉ちゃんの写真は、当時セラミュを主催していたバンダイさんの「なりきりコンテスト」で審査員特別賞を受賞したんですよ!

そんなかあさんが育てた息子も、やがて同人音楽の道へ


成長した子供たちのうち、上の子はわりとまともな・・・・・・・生活を送っているのですが(まあ、多少趣味が偏っている……あ、いやレイヤーなんて偏っているうちには全然入りませんよね、ね★)

下の子の方はどうやら私の気質を強く受け継いだらしく、DTMというパソコンを使った音楽制作に関心が向かい、同人音楽への道をひた走るようになっていきました。

(2017年8月時点。現在はイラスト&VTuber制作もしています)


某サークルさん宅録中
昔の機材。
今はもう少し新しいかもしれません。


そして私も、息子が作った曲に何度か「詞をつけてほしい」と頼まれて書いているうちに、
息子つながりの同人作曲家さんや東方アレンジサークルさんからも依頼されることが増え、「昔取った杵柄」よろしく、楽しく作詞をする機会に恵まれるように!!

で かあさん思ったんですが、「ああ、私がやりたかったことはこれなんだなあ……」と。


乙女時代、別にアイドルソングが好きだとか、ヒット曲を書きたいとか全然思わなかったのにどうして作詞家なんて目指していたのか?というと、
それは「表現したい自分の世界」があったからだったんだ、と気づきました。

つまり、商業作家ではなくてクリエイターになりたかったんですね、私。


そして、その当時は同人クリエイターなんて言葉もなかった時代でしたから、とりあえず思い浮かぶものが“作詞”しかなかった、というわけだったんですね。

TVが壊れたのを機に新しく買い替えました


で、何で突然、こんな昔の記事をnoteにUPしたのかというと、実は最近我が家のTVが壊れまして。

私はほとんどTVを見ないので、別にそれほど不便は感じなかったのですが、TVっ子の主人はさあ大変!
という訳で、昨日新しくTVを買い替えたのです。


TV台は注文品でまだ届かないので、
先にTVのみ持ち帰りました。


最近のTVって、Youtubeやアマプラなどの動画も観られるようになっているんですね。
そこで、試運転代わりにYoutubeでセーラームーンミュージカルの動画を観て、懐かしくなって思わず昔の記事を発掘して載せたというわけです。

そしてなぜYoutubeでセラミュを観たのかというと、共同運営マガジン「8Links」内でつい最近、懐かしのアニメの話題に触れたからでした(笑)



ちなみに今はもうほとんど同人系の作詞はしていません。
占いサロンを開業してからは、そちらの方にすっかりかかりきりになってしまったので(^^;

でも久しぶりにセラミュ見たら、すっかりあの頃の血が騒ぎだしてしまいました (*´▽`*)
時間を見つけて、またアニメを観たり趣味で詞を書いたりしてみようかな~。


と、そんな感じで特にオチも何もありませんが、
私の黒歴史公開と近況報告を兼ねて、こんな記事を再掲させて頂きました!

それでは、またね💛


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