経済学まとめ その1
経済学の定義
商品やサービスの
生産
流通
消費
を研究する社会科学
経済学の分野
経済主体の行動と相互作用
家計・企業、買い手と売り手・・ミクロ経済学
経済がどのように機能するか
生産・消費・貯蓄・投資の相互作用するシステム
それに影響を与える、労働、資本、土地、通貨インフレ、経済成長
・・マクロ経済学
経済学のジャンル
実証的経済学・・あるべき姿を説明する
規範的経済学・・あるべき姿を提唱する
経済理論と応用経済学
合理的経済学と行動経済学
主流と異端
経済分析の対象
ビジネス
金融
ヘルスケア
エンジニアリング
政府
教育
家族
フェミニズム
法律
哲学
宗教
社会制度
戦争
科学
環境
経済学の定義のゆらぎ
初期の用語は、政治経済学
語源
古代ギリシャ語の”世帯または家族の管理に従事する”
倹約、節制、家計、家訓
現代の経済学の定義
国家の富の性質と原因の探究・・アダム・スミス
富の生産、分配、消費の科学・・セイ
陰気な科学・・トーマス・カーライル
共同作業から生まれるような社会現象の法則の洗練化・・ジョン・スチュアート・ミル
富の研究と人間の研究・・アルフレッド・マーシャル
最も受け入れられている現在の定義
「人間行動の、目的と手段との関係を研究する科学」・・ロビンス
戦争のように勝利を目標にしている場合、リソースは目標を達成しるために使用される。決定者は戦争に勝てなかったり、予想されるコストが利益を上回る場合、戦争に参加しないことを決定し、別の選択肢を模索するこうした選択肢を適用できる科学として定義することにより、経済学を、富、戦争、犯罪、教育などの分野に適用
新しいジャンルの拡大
選択プロセスと社会的相互作用・・ゲーリー・ベッカー
生物学などに拡大・・チャン
最初の経済学者
資源の分配に関する研究・・ヘシオドス
重商主義者・・国の富は金と銀の蓄積に依存している 金と銀の流出を防ぎ、金と銀以外の輸入を制限する保護貿易を提唱
重農主義者・・農業がすべての富の基礎。管理コストのかかる徴税を土地所有者の所得に対する課税に置き換えることを提唱→レッセフェール、自由放任政策を提唱
古典経済学
アダム・スミス
農業だけではなく、土地、労働力、資本の3つの要素を国家の富への主要な貢献者として特定
労働生産性の向上と貿易の活用・・分業による専門化
資源の所有者(労働、土地、資本)は最も収益性の高い目的を追求し、その結果安定的に平等がもたらされる・・社会の利益ではなく自己利益のために資本を使用することがある程度必要であり、生産物の価値を高めると主張
マルサス
人口増大が食料の生産を上回って土地の利用に対して人口が増大する結果、慢性的に低賃金で生活水準が上がらないと主張
ディビッド・リカード
地主、労働者、資本家の所得の分配に焦点を当てた。
人口と資本の増加が地代を押し上げる結果、賃金と利益を抑えると仮定した。
比較優位の原則を最初に述べて証明した人
ジョン・スチュアート・ミル
資源の配分と、所得の分配の必然性について説明。市場は資源の配分には効率的だが、所得の分配は効率的ではないので社会が介入する必要があると説く。
マルクス経済学
労働価値説 交換された商品の価値はその生産に投入された労働によって決定される
剰余価値説 労働者が自分の仕事が生み出した価値のほんの一部しか支払われない
次回 新古典派経済学から