ヤギ

人と比べたり、理想はなんとなくあって自己嫌悪したりするのに、自分とはどんな人間なのか、…

ヤギ

人と比べたり、理想はなんとなくあって自己嫌悪したりするのに、自分とはどんな人間なのか、理想は具体的にどんなものなのか、そういうものがハッキリしない…例えばそういうこと。日々感じる感情について、とやかく考えたことを綴っています。

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与えよ、そのままのあなたで。愛のままに | そう教えてくれた人

職場に、心から敬愛する方がいる。 もう齢62などになるのだろうか、歳を感じさせない溌剌とした笑顔とバイタリティにはいつも頭が下がる。 その方(以下、Tさんと呼びたい)は一般の主婦でかつては私たちの会社のお客さまだったそうだ(私が入社する前のことなので聞いた話だ)。 今は主婦を続けながら、セラピストの資格をとり、私たちのサロンで働く契約社員となってくださっている。 何をもって私がTさんのことを敬愛しているのかというと沢山あるのだが、最終的には彼女の「与える精神」に集約さ

    • ☆5でないと、リピートは絶望的?

      現在我々の会社は、売上が不調である。 他社の状況などここに書かれても、と思われるかもしれないが、そのおかげで少し興味深いお話が聞けた。 業績回復のために、他社のコンサルの方に入っていただくことが決まり、その研修内でこんな話を聞いた。 「サービスは、☆4までの評価だった場合、リピートはほぼないと思ってください」 結構な衝撃だった。 食べログとか一休とか、どれも満点の☆が付いているものは見たことがない。 寧ろ3.5とかそう言った評価が当たり前になっていたので、☆4をいただ

      • スパイスカレー、10時間かかると思っていました | 料理初心者より

        カレーをスパイスから作る人は、料理に物凄い熱量をかけている方なのだ。 そう信じて疑ってこなかった。 よく分からないけれど、あんなに簡単にカレーを作れるルーが存在しているのに、わざわざスパイスを選ぶなど。 スパイスもかなり種類があるし、やり始めたら最後、多分沼なんだろうな。 沢山煮込むんだろうし、スパイスからカレーを作るって、きっと想像以上に大変なことなのだ。 と、思っていた矢先。 スパイスカレーを作る方が入社してきた! しかも男性の方。 料理が好きということで、ああ

        • 「あ、いらないです」 転がったキャンディーを驚いて見つめた

          今日はとても暑くて、会社のエアコンが少し古いこともあり、社内にいた私たちは全員がバテ気味だった。 暑いと頭がぼーっとして、仕事が進まないなぁ。 そんなことを1日考えながら過ごしたから、仕事の終わりがけにキャンディーを持っていたことを思い出した。 デスク周りに居た3人に、はい、と手渡した。 隣にいた同僚は「ラッキー!」とすぐ口に含んでいて、良かった、と思った次の瞬間だった。 「ヤギさん、私キャンディーいらない」 斜め向かいに居た中途の方が、渡したキャンディーを手元に

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          【オススメの話】人と機械の垣根を超えた、ifの未来を描くゲーム

          こんばんは。 今日は趣向を変えて、自分の好きを語る練習をしてみようと思う。 私の好きはいくつかあるが、主に占めているものはゲーム実況(の視聴)だ。 かれこれもう10年以上、ニコニコ動画の時代からゲーム実況者らを追いかけ続けている。上には上がいるのは承知だが、右足の小指ちょっぴりくらいは「古参」とかいう人たちの枠に入っている気がする。 そんな私はゲーム実況者をベースで様々な投稿を見るため、あまり「このゲーム!」というように執着してひとつのゲームの実況を追うということはしてこ

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          涙を流す叔母も、無表情の私も。一様に傷ついている

          安倍元首相のニュースは、日本だけでなく世界に衝撃を与えたに違いない。 今日はそのニュースに関して色々と感じたものがあり、とりとめのない文となりそうだが少し書き留めようと思う。 「衝撃」→「何も感じない」へ 涙を流し続けた叔母 「衝撃」→「何も感じない」へ 安倍元首相のニュースは早耳の上司により、ほぼリアルタイムで私のところへもやってきた。 微小ながら叔母が縁があったことを知っていたからか、余り理由ははっきりしないが、私は動けなくなってしまった。 一般的に日本でこん

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          格好悪い私のままで、自由になろう

          昨日私は、自分を見ているかもと感じる目線は、自己の目線を内包したものだ…という記事を書いた。 自身の目線を内包することで、「私」という肉体の監獄に、精神を閉じ込めてしまうということ。 そんなのは窮屈で不自由だろうと、想像せずとも皆さん一様に口を揃えるかもしれない。 ではそうでなくするために… 他人に見られているという意識をなくせば良いのか? 他人がどう思おうと気にしないでいれば良いのか? …恐らく、意識してすぐその状態になるのは無理だと思う。 結局、今の社会もそうい

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          実は存在していない、普段感じる「誰か」の目線

          休日、誰と会う予定もないが、スーパーに行くのに眉毛だけは描く。 駅で服の裾に躓いて転んでしまった時、何故か恥ずかしいと感じる。 それは何故か? 私もそうだが、周囲に見られているかもしれないから、周りの人はこう思っているかも知れないから、という理由で羞恥心を覚えたり、居心地の悪さを感じたりすることは間々あるのではないだろうか。 折角だからお店では行儀良く振る舞いたい、通りすがりの誰かに、あの人かっこいいね、と思われたい… ではその「誰か」とは一体誰なのか? どうして

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          夏前のなんでもない日、唐突に全身でその時間を感じた

          茹だるような暑さが続く昨今。 6月の終わりから38℃を記録し、異例の夏と謳われる。 しかしカメラロールを繰って気づいた。 6月の中頃、私はまだこんな日の中に居たことを。 当時記録までにと、粗雑に撮った写真とボイスメモが残っていた。 2022年6月12日日曜日。 薄青く光る、仄暗い部屋をぼうっと見つめた。 気持ちの良い風がさあっと入ってくる。 おかげで両の足は随分に冷えて、でもこの部屋から動きたくなかった。 もう大分暗いけれど空はまだ明るくて。 でも部屋の電気を点けたら

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          「ダメだとは解ってる…」ままならない感情について思うこと

          "ままならない” …「思い通りにならない」「自由にならない」 私も含め、皆さん日々こういう感情に出逢うのではないだろうか。 例えば、そろそろ痩せないと…と思っている時。 ダメだと解っているが、マックのLポテとナゲット、それとコーラで最高に背徳的な時間を過ごしたい時があるのではないだろうか。 例えば、寝不足だな…と感じている時。 早く寝たほうが良いと思っているが、今日(正確には日を跨いでいるかもしれないが)を終えたくないという気持ちから、いつの間にか丑三つ時になっている日

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          25になって、少しだけ両足で立てたように思う

          前回の記事から、およそ1年が経った。 私は25歳になった。 前回のnoteで自分がどんな人間か知らないと書いてから、(自分にとって)様々なことがあったので、ここに記録したい。 ▼書籍 ・『なにものにもこだわらない』森博嗣著 ・『新 「感情の整理」が上手い人 下手な人』和田秀樹著 ・『人の気持ちがわかる人、わからない人』和気香子著 ・『自分を許す心理学』加藤諦三著 ・『「大人になりきれない人」の心理』同上 ・『消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法』

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          24にもなって、自分がどんな人間か知らない

          私はプライドが高い。 それだけは知っている。割としょうもないどこにでもいる一般人ということを、口で言えても心のどこかでそう思っていない自分がいることを、小さい頃からなんとなく感じていた。 でも本当にただの一般人なので、人に誇れる突出した何かがないことで自己嫌悪を感じる。不思議。 最近は身近な人と関わることで、自分が言語化もできずになんとなく抱えていることで自己嫌悪に陥っていることを認識した。だからといってそれらを言語化できたわけではないので、ここをお借りすることでその整

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