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大地の芸術祭 初!越後妻有

今回は、「大地の芸術祭」の成り立ちやアーティストと土地の人々の関係性などを知るステキな時間となりました。
「自然の中のアートが綺麗」という単一的な見方しか今までしなかったなぁ〜と帰りの新幹線でしみじみ感慨深い気持ちなりました。

切り開いていくことと、継続の難しさ、アートを委ねていく考え方。所有と違う形。スタッフの思いと、こへび隊の気持ちとその属性の変化。

自由に時間を選べるという貴重な考え方。

その土地を知るということ

川と共に生きるといこと
川がもたらす電力
川がもたらす農作物(これは土地の有効活用というか進化というか、水があるからというよりは水と土があるからできる田畑)

「土地の人の工夫がそうさせる進化」その土地になぜこの人たちが暮らしていたかの背景なども聞いたりと、都会との関係性を深く考えさせられる時間だった。

今でこそ二拠点で〜な雰囲気で都会と地方を行き来してるけど、その土地に土地の歴史あり、なぜそう生きてるかまでも知り、雪深い土地に住む理由など複雑な気持ちに。

別件だけど、援農などできる土地があることの豊かさにありがたみを感じたりアート以外にも今ある日本の良さにしみじみ。


■パレス黒倉

ここをまず、会場にするためのご苦労をお聞きしつつ、藤堂さんの作品ラッシュ。一棟丸ごと!藤堂さん。

ここはじっくりみてゆっくり光を感じてガラスの変化を時間ごとに楽しんでみたい。

意外なところが何箇所あり〜関守石(せきもりいし)も2箇所あり

以前、高松の玉藻公園で関守石を見てからなんとなく気になるものひとつ可能なら藤堂さんの作品だったらなおのこと。

さて、この白い空間。これを作るのに埃の層をだいぶ片付け仕上がったと聞きました。掃除からのスタートを考えるとこの真っ白空間も感慨深い。

ドイツのステンドグラス?と聞こえたような
藤堂さん「箱」コレクションをびっしり押し入れに!
ピッタリ収まった瞬間は嬉しいだろうなぁ
地元のお野菜なども入口で販売
静けさの中、内と外の関係
雪が積もらないための屋根の形
足元についていると同じバスの方に教えてもらい思わず一枚

▶︎手をたずさえる塔 イリヤ&エミリア・カバコフ

公式には絵本の挿絵画家として活躍する一方で、非公式の芸術活動
そのコントラスト

夜はライトアップされるとのこと
子供たちの絵を集めてできた船
実際の作品も写真で見せてもらいましたが、一枚一枚の絵の裏からの光が美しい作品でした

▶︎かかしプロジェクト 大岩オスカール


実際の住む人たちのシルエットでできたカカシ
10体ありますが9体しか見つけなれないと思うよ〜とシャトルバスの地元運転手より

当初の村人の子供たちも今や立派に大人、時の速さを感じる世界

▶︎関係一大地・北斗七星


▶︎hi 8 way

無限を意味する記号を表現。このエリアって景色よくて高台作る場所はビュースポット♪


▶︎水のプール

棚田継続に水は不可欠の要素であることを意識した作品
水に映り込んだ木々が綺麗

▶︎リバース・シティー パスカル・マルティン・タイユー

鉛筆には都市の名前、都市鉛筆の先端先に大地。都市での行いと大地に根付く生活のコントラスト。
実際にこの周辺では電力が作られるが、ほとんどが都市へ送られるその電線が連なる景色をバスで説明を受けていたのでやや複雑な気分になった

▶︎○△□の塔と赤とんぼ

さてこれは実際のとんぼとどこが違うでしょうか?

答え:上を向いて飛んでいる=雪が羽に積もらない

▶︎まつだいフィールドミュージアム

もし、電車で楽しむなら、この場所がおすすめ
農舞台から松代城までのシャトルバスに乗って移動でき、そこから農舞台まで降りてくるまでに先ほどまでの「▶︎手をたずさえる塔〜▶︎○△□の塔と赤とんぼ」まである(もちろん他にもたくさんある)

▶︎憧れの眺望 エステル・ストッカー

浮遊感、お城の中の浮遊感! 写真撮りながらなぜか冷蔵庫な気分。なんでだ?

▶︎楽聚楽 豊福亮

▶︎脱皮する時 鞍掛純一+日本大学藝術学部彫刻コース有志


▶︎まつだいスモールタワー

別の意味で浮遊感というか階段が斜めでスパンが小さいとこんなに車酔いみたいになるんだね!という体験、私だけでなく4人登ってみななぜか「斜め」になって帰ってくる

この後に、カフェ・ルフレでランチブッフェ
先ほどのシャトルバスの運転手さんが、あけびを人数分とってくれました〜その場で食べ方レクチャー種の出し方とかも不思議な感じだった。

最後にご一緒した方々素敵な人ばかりで、微妙に間接的知り合いも多くて「〜〜〜〜さん!なつかしぃぃ〜」なお名前で笑みが溢れる時間。
さらにはガラス教室の生徒さんご夫婦ともお会いできて、大地の芸術祭もベテランで心強く嬉しかった〜

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