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白血球とコリ

私が栄養療法に目覚めるきっかけになったのは、26歳のときうつ病になったことでした。

・髪が白髪に
・書かれている文字が象形文字に見えるようになる(一種の高次脳機能障害でしょうか)
・不眠症、早朝覚醒、中途覚醒で、ゆっくり寝られない
・風邪をひきやすく、ひいたらこじれる
・全身の筋力が弱り、ギックリ腰連発
・たびたび高熱を出す
・自律神経の乱れから、心臓の調子がおかしくなる
・高熱+食べられない⇒2週間で8キロの激やせ
・仰向けで寝られない。寝たらしんどい。腰が痛くてたまらない。


どれもこれもキツくなかったものは無いんですが、一番最後まで引っ張ったのが、筋力の弱りでした。

身体を支えられないので、常に肘ついてましたし、起きてるとシンドイし、身体をまっすぐしてられない、すぐ座りたくなる、繰り返したギックリ腰の原因も、筋力が弱ったからだと思います。


私は、全ての不調の原因は、コリにあるし、コリの原因の一つは癒着だと言ってます。

私の全身、とくに背中からお尻にかけては、そのコリがめちゃくちゃ溜まってます。高熱を出したのが原因なのか、しばらく寝てばかり(同じ姿勢の継続)だったからか、背中に大量のコリが溜まっているのです。


コリにもいろいろなコリがありますが、さまざまにあるコリのパターンのひとつは、溶けたプラスチック。

頭の中でプラスチックのストローを束ねてみてください。

ストローはストローとして機能するから、水やら血液やら、栄養やらが、ストローの中を通り抜けることができる。

ストローの一部にライターの火を近づけて、あぶるとどうなりますか?

ストローは溶けます。溶け方によっては、ちょうどストローの穴をふさぐ形で溶け、くっついてしまいます。

癒着とは、溶けてくっつくこと。

ストローが溶けると、場所によってはストローが折れて、中を何も通れなくなるわけです。


身体って、神経(電流)にしろ、血液にしろ、リンパ液にしろ、「流れ」が大事です。そういった流れが一部でも阻害されると、その「下流」にある神経、血管、筋肉やらなんやらが死んでしまいます。

その流れの上流、水源は脊椎、背骨です。

背中が凝りまくってるってのは、最悪、手足とかの末端だけじゃなく、内臓に届くべき栄養や酸素が滞るということなのです。


「すべての病気は血行不良が原因だ」といった方がいます。

血行…血は、栄養だけでなく、酸素と老廃物を運びます。

血行がすべての病気の原因だというのは、大げさでも何でもないのです。


コリはどこにでも生じますし、たやすく生じます。ですから、一本の血行が阻害されても、第二のルート、第三のルートと、予備ルートが複数あります。

一本だけ阻害されたくらいで、生物は死にません。

ですが、阻害されたまま、回復しなかったら、不調が続くことになります。

もちろん、身体が望んでいない癒着を「剥がす」機構は存在しています。

白血球が壊れた細胞を食べることは、皆さんご存じでしょう。

しかし、白血球がとてつもなく小さな存在だということも、ご存じのはずです。

数こそ多いかもしれませんが、白血球はそんなに万能なのでしょうか?

万能だったら、背中がこってしんどい、肩がこってシンドイ、目が重い…腰が、膝が…と、不調がどんどん、どんどん増えていくなんてことにはなってないはずです。

ある程度は白血球が頑張ってくれているのは間違いありません。

でも、そこまで無敵ではないのです。

私たちが、意志を持って、コリをとろうと、努力しない限り、彼ら白血球だけに任せておいても、コリはとれません。

そんなコリをとるために、最も有効な手段が鍼です。

(お灸はまた違う効果があります)



今、コリで身体がシンドイとして、身体をコリから救うために、なにができますか?

ドリンク剤を飲むことでしょうか?

運動することでしょうか?

正解は、コリを取り除くこと。

コリを取り除いて、白血球の仕事を助けることです。

他の正解はありません。

コリを取り除いて、自分を助けましょう。


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