栄養が影響する身近な話
わたしたちが、ガンより怖がっている病気といえば、認知症じゃないでしょうか?
認知症と言ってもアルツハイマー型だ、レビー小体型だと色々ありますが、
脳の「糖化」がしばしば問題になります。
TVで「糖化」という言葉を聞きながら、ポテチをぽりぽり貪ってる我々。
なんとなーく、色んな病気が糖と関係あるらしい。
それに糖尿病とか併発したら、透析とかになったら…
怖いなーと思いながらも、ポテチを食べる手は休めず…。
わたし、毎日ってほどじゃないですけど、実家の母と電話で話すんです。
一緒に今、『幸せになる勇気』を読んでいて、そのついでにちょっと話しこんだりもするんですが、
母と一緒に老人会の活動をしている近所の人が、「なんだか、認知症になりそうな気がする」と怖がっているんだそうです。
母も先日、ミシンの話をしようとして、どうしてもミシンという単語が出てこなかったことがあって、「わたしも他人ごとじゃない」と。
もっというと、親せきで施設に入った途端、ボケた人が二人いて。
その人も、ボケる直前、「ボケそうな気がする」と言い出して、周りの人が「そんなことはない」「あなたはしっかり者だから」と口々に言っていたんですけど、本当にボケてしまいました。
認知症って、ボケる自覚がないのかと思ってましたが、どうも本人に自覚があるのです。
それも「不安でたまらない」という自覚が。
ちっと余計な話をしますが、「深刻度」と「真剣さ」には、かなりズレがあります。
鍼灸師を六年ほどやってますが、こっちが心配して「ヤバイから、一回病院で検査して」といっても伝わらないことが多くて。
平気で何カ月も病院行きません。
だから、院のホームページには、「鍼灸院に来る前に、先に病院で検査を受けてきてください」と書きました。
別に病院に白旗上げてるとかじゃないです。
病院とうちと、二か所で同じこと言ったら、多少マジ問題なんだってことが、伝わると思って。
こっちが手ぇ貸すよ~、治療するよ~と言ってる間に来てほしい。
医者でも、「手遅れだ」って、匙投げる事態になってから、慌てても、何にもできないから。
すんげぇ失礼だし、きついこと言うけど、
ボケそうだ、自分の健康状態が不安だ、という前に、
本気で診てくれる治療院、探したらどうなんや?と思う。
素人が、不安だ~不安だ~といっても、
友達も家族も、医療には素人なんやし、言われても困るだけやろと思う。
本気になるのが、ちょっと遅すぎやわ。
間に合うときと、間に合わんことが、あるんやでと言いたい。
今日が一番若い日ってのは、婚活、妊活ばかりじゃないよ。
「認知症になりそう、ボケそう」と本気で心配になったらしく、
うちの母、いつもは私の話を流して聞いてる気配があったんですが、
「プロテイン買うわ」と、自分で買ったらしいです。
私が贈ったのを、飲み終わっても買わずにいたのに。
70代でも本気になってるなら、80代までに、「人生で一番健康!」と言ってもらえるように、母を支援したいと思います。