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失敗を恐れないメンタルを身に着けるシンプルな方法とは

親は9割お世話をやめていい

手に取ったきっかけは、おんなじオンラインサロンに所属する
野崎智世さんから著者のイゲット千恵子さんをご紹介いただいた
ことでした。

そもそも、ドリームシップ・カンパニーという個人事業の会社を
立ち上げたきっかけが教育を変えたいという想いだったので、子育て
革命を掲げていることや、今の日本が世界と逆走していることへの
危機感など共感するところが多々あったので、ぜひみんなに紹介したい
と思っています。

子どもが自分で伸びる機会を奪うな!

この本が伝えている大事なことは、子ども自身が自ら伸びて掴みとっていくチカラを身に着けることが生きていく力になるということです。

そのためにできるポイントはたくさんあるのですが、
特に大事だと思ったのは、

1 母親がしないことを決める

 母親ができること、してあげたくなることはたくさんあるけれど、時間は有限で24時間しかない。だから、自分にしかできないことを明確にして、それ以外のことは自分はやらない覚悟をもつというのが響きました。

2 たくさんの人の手を借りる

子育てを誰かにフォローしてもらうことは、自分がやるべきことから逃げてるような気がするかもしれませんが、実際のところは、子どもが多様な価値観や考え方に触れる機会を増やすことになるんですよね。

3 コミュニケーションを変える

感情的に怒ったり、無理やり従わせようとするのではなく、泣いたり騒いだりしても思い通りにならないことを冷静に伝えることで、交渉して自分がやりたいことを実現することを教える。プレゼン力は生きていく力にもなりますよね。

わたしはどう育てられたのか

本の中には、お世話型の子育てという言葉が出てきます。実は、わたくしが幼少期にうけていた子育ては、まさにこれじゃないかと感じています。
母親はどちらかと言えばコントローラー型だったので、「●●しなさい!あなたのためを思って言っているの」ということをよく言われました。

超スパルタな子育てだったので、母親に対して「怖い!」という感情を抱いていましたが、途中から開眼したようで「あなたのやりたいことに挑戦してみなさい」と言ってくれるようになりました。

逆に父親は、もめることが嫌い派だったので、過干渉になることはありませんでした。自分も好きなことをして穏やかに生きていきたいから、あなたも好きなことをすればいいじゃないか的な性格です。

ちょうどバランスがあっていたのかもしれません。

目からウロコの子育て法

五感を意識させる会話をするというのが興味深いと思いました。
特に、空間認知能力を鍛えられるような質問をすること。

形、大きさ、場所を具体的に伝えるというのは、これまで意識してなかったことなのでさっそく取り入れてみたいと思いました。

そういう点で、お片付けをさせるのは、教育的にも良い活動だと感じます。

もう一つ、なるほどと思ったのは、何か問題を起こしてしまったとき、それがどのくらいの経済的損失を起こしたのかを金額換算してみせることや社会奉仕活動で支払わせるというのが、よく考えられていると思いました。

問題解決できる人になるよう助ける

子育てノウハウの本ではなく、根本的な考え方について書かれていて、
非常に興味深いものでした。

特に、AI時代に活躍できる人になるために、新しい体験をたくさん
させてあげる部分には考えさせられました。
スキルを身に着けさせるのではなく、どうすれば問題解決できるかを、生活のなかのあらゆる機会を利用して遊んだり会話したりしながら教える大切さがわかりました。

失敗を恐れないメンタルのところで、「私には愛されているという自信があった」とあり、その理由として、大きな事故で生きているだけでも奇跡という体験をしたことで、自分は生きているだけで家族にとって価値のある人間なのだと思えたと書かれていました。

まさに、わたくしも6歳のときに九死に一生を得るような交通事故体験をしています。だからこそ「生きているだけで自分には価値がある」という根拠のない自信を持ってこれたのかと妙に納得しました。

正直なところ、自分の子どもたちには失敗を恐れないメンタルをつけてほしいと願いながら、どうすればいいか模索していましたが、面白いエピソードがありました。

レストランでメニューを決めるとき、慎重派の子って、失敗したくないからなかなか決めないんですよね。そのときに、「じゃあ、両方頼んじゃえば?食べてみれば、次はどっちにすればいいかわかるでしょう?」という提案をしていたそうです。

すると、子どもはママが全部頼んじゃうと焦って、即決できるようになったとか。

我が家でも導入します。迷っているとき、両方体験させてあげられるような懐の深さを持って生きていきます。

著者に直接質問できる機会があります!

親はお世話を9割やめていい

実は、この出版に際して千恵子さんの教育論に賛同した有志メンバーが立ち上げていたクラウドファンディングがあと3日で終了します!

ということで 2/25 21:00~ clubhouseにて イゲット千恵子さんも参加のシェア会を開催することになりました

【まだ読んでない方も大歓迎】
子どもが主体的に動き出す秘密、知りたくないですか?

『親は9割お世話をしなくていい』感想・シェア実践会(著者参加)



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