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人間関係に振り回されないために自分の世界を拡げよう

人間関係と聞いてすぐ思い浮かぶのは、心理学者アドラーの言葉です。

人生の悩みはすべて人間関係からくる
     ーアルフレッド・アドラー

コミュニティ構築であったり、コミュニティを活用していくには、人間関係の問題は切っても切れないと言えます。

人間関係は悩みの根源?

人間関係が多くの悩みの元になっているというのは、本当にその通りだと感じます。人生の5大悩みと言われているものがあります。

1. 仕事
2. お金
3. 友人関係
4. 愛情
5. 健康

確かに、大半が人間関係に基づくものなんですね。

人間関係改善のカギ

人間関係を改善する大きなカギは自分の世界を拡げることだと考えています。

なぜなら世界、つまり周りの環境を変えることにより、人間関係の課題と言われているものをだいたい解決することができると感じているからです。これは、人生を変えるために3つのものを変えるようにというアドバイスがあることからもわかります。

人生を変化させたいときに変える3つのもの
1. 仕事
2. 住む場所
3. 付き合う友人

これって全て自分の環境は人間関係でできていることを指していると思います。

人間関係に役立つ3つの考え方

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1. お互いに対等な関係であると考える


 親と子どもであったり、上司と部下という立場の違いがあったとしても、お互いに対等な関係と考えて接することで、人間関係のストレスは少なくなってきます。

2. 課題の分離

 最終的に結果を引き取るのは誰かという観点で明確にして、課題の当事者と協力者のすることを切り分ける考え方です。

 例えば、子どもが宿題をしないという問題があったとします。

 宿題をしなかった場合、悪い結果を引き受けるのは子ども自身です。
 1. 成績が下がる
 2. 授業についていけなくなる
 3. 先生に注意されてイヤな思いをする

 もし、親がそのことでイライラしたり、怒ったり、代わりに宿題をするのは、課題の分離ができていない状態であり、過干渉だということになります。

 しかし、課題の分離というのは「あなたの課題だから知らないよ」という冷たい態度をとればいいわけではなく、いつでも相談してくれたら解決の手伝いはできるよと、部分的解決の提案をすることはできるということです。
 

3. 他人を仲間と考える


 「課題の分離」などを考えると、「あなたはあなた、わたしはわたし。各自、自分のことだけに集中していこう」と言われているように感じるかもしれないですが、根底に流れているのは他者と協力しあってより良い社会にしていこうという考え方。そして、周りの人を仲間だと考えていこうという本当の意味の暖かさや優しさなんです。

アドラー心理学では、「共同体感覚」と呼ばれて、大切にするように説かれています。

自分の世界を拡げたほうがいいと思った話

実は、ライブ配信を毎晩365日やってた時期がありました。どうしても移動時間中と配信時間がかち合ってしまったことがあります。

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苦肉の策として、地元の私鉄電車内でのライブ配信を敢行しました。実は、夜の便はほとんど乗っている人がいないので社内には5名がいたくらい、さらに自撮りのライブなので、他の人のプライバシーが侵害されることもない状況でした。

しかしながら、地元の知人や友人たちからは「公共交通機関の中でライブ配信するなんて非常識だ、ありえない!」めちゃくちゃバッシングをうけました。しかしながら、東京とか他のいつもライブ配信を見てくれてるメンバーは「そこまでして365日のライブ配信を継続するなんて素敵です!かっこいいです!」と大絶賛の声がコメントとして届いてきたんです。

これだけ地元の人、周りの人間には非難されたけど、それをかっこいい、ステキ、すごいって言って認めてくれる人たちが世の中にはたくさんいるという事を実感しました。

まとめ

例え、今、自分の周りにいる数人、数十人に嫌われたり非難されたとしても、自分が正しいと思うことや志をもって行動しているのであれば、世の中には70億人以上の人がいるし、自分のファンになってくれる人もたくさんいるんです。

住んでいる地域や今所属しているコミュニティ以外でも、常日頃から世界を拡げるチャレンジをしておくことで「だから、大丈夫」と思うことができるようになります。



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