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自分の軸を言語化するには〇〇を明確にすること

自分の軸を一言で伝えてください、と言われてすぐに言えるでしょうか?

実は、なんとなく頭の中ではわかっているんですが、改めて言語化する
となると難しく感じてしまう人、多いんです。

リクエストをいただいたので、
「自分の軸をみつけて言語化するための勉強会」を開催しました。

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自分の軸って何?

そもそも、自分の軸って何でしょうか?
それは、自分を貫いている信念と表現するようなものです。

自分の軸を持っている人は、やりたいことが明確になっており、自分の行動を自分で決めることができます。
もちろん、人間なので時にブレることもありますが、軸という一本筋の通ったものがあるので、「今、ブレている」と気づくこともできます。

一方、自分の軸を持っていない人、あるいは、あるのかもしれませんが、言語化できていないと、こんなことが起きます。

■毎日がんばっているけど、どこに向かっているかわからなくなる
■やりたいことがたくさんありすぎて自分が何者かわからない
■自己紹介すると「よくわからない人」という評価になる
■人の言動に左右されて自分の決定が揺らぐことが多い
■引き出しは多いと思うけど形になっていない

ビジョン・ミッション・バリューを明確に

自分の軸を言語化するのに役立つのが次の3つを言葉にすること

・ビジョン=実現したい未来やありたい姿
・ミッション=(ビジョンを実現するために)自分が果たす使命
・バリュー=(ミッションを果たすための)価値基準や行動指針

どうやって言葉にしていくのかといえば、自分に問いかけていくことです。

自分の軸をみつけて言語化する勉強会

ビジョンを言語化するための質問

1.どんな未来を作りたいですか
2.その未来になったら誰が喜びますか
3.実現したらどんな社会になりますか

単に自分と家族だけではなく、社会という視点が入るのがポイントですね。

ミッションを言語化するための質問

1.あなたが大切にしている価値観は
2.あなたはどんな役割を果たしますか
3.心から役に立ちたいのは誰ですか

自分は何者なのか、何をする人なのかをあらわすのが、ミッションです。

日本には素晴らしい言葉があります。それは「志(こころざし)」です。
海外でも、正確にこの言葉の概念をあらわすことは難しいので「kokorozashi」として使われています。

夢を志はどのように違うの?

自分の軸をみつけて言語化する勉強会 (1)

夢は、自分の願望や欲望など、自分にベクトルが向かっているのに対して、
志は、社会をどのようにするかという、社会にベクトルが向かっています。

社会性を持った夢である、というのがわかりやすいかもしれません。

夢は、掲げた本人が死んでしまうと、そこで終わってしまいますが、
志は、掲げると同志が集い、自分が死んでも引き継がれていきます。

そうしたミッションを掲げていきたいものです!

行動指針を言語化する

行動指針とは、ビジョン達成に向かいミッションを果たしていくために
どのような価値基準に従って行動するのかを明確にするものです。

行動指針が明確になると、決断で迷うことがなくなります。

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例えば、AorB 2つの道が目の前にあるとします。
Aはワクワクと心躍るものですが、波乱万丈で大変な未来も予想できます。
Bは非常に手堅く安定していますが、決まりきった日常をこなす毎日です。

自分の行動指針が、「常に心が躍る道を進む」となっていれば、迷うことなくAの道を選ぶでしょうし、「安心安全を追及する」であればBを選びます。

ビジョン達成に向けて、ミッションを果たすための行動指針
なので、ある意味、カーナビで道を指示されながら進むようなものかもしれません。

参加者のクレドをご紹介

本日のワークショップに参加していただいた方が言語化したクレドをご紹介します。

板倉愛さん
お仕事  :音叉ヒーリング講師、自己肯定感UP講師
ビジョン :心と体を自身で整え自分にも他者にも優しい社会
ミッション:「知る」を与え、自身で氣付き腑に落とし幸せの視点を増やす
3つの指針:1.自分も相手も信じる 
      2.ゆるめる/リラックスの時間をとる 
      3.上質なものに触れる

石井ゆきえさん
お仕事  :教育関係
ビジョン :子どもたちが安心してやりたいことができて、
      大人がそれを支える社会
ミッション:助け合いを大切にしながら、こどもたちの成長、
      発見、未来のお手伝いをしていく
3つの指針:1.同じような志を持っている大人と知り合いになる
      2.自己肯定感、自尊心UP
      3.子育てイベントに参加する 

岡浩美さん
お仕事  :ホームページやチラシや広告などのデザイン制作
ビジョン :誰もが素の自分で活躍できる社会
ミッション:必要な人に必要なモノ・情報を届けるための発信のお手伝い
3つの指針:1.お客様の一番のファンになる
      2.感情豊かに感性を磨く
      3. シンプルなデザイン(嫌悪感を抱かせない表現)






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