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年末にお守りを買おうかな|エッセイ

今年も残りわずか。もう少しでお正月ですね。

お雑煮を食べて、初詣に行って、久々に会う人と笑顔を交わして。それから、お正月ならではの番組とスポーツを観て、食って寝て。

そんな繰り返しであっという間に冬休みが終了し、日常に戻っていくでしょう。

日常生活があってこそ、非日常が楽しみと言うか。

どっちも大事ですね。

本日、ふと人生で初めて思ったことがあります。

お守りって年末に買ってもいいのか?

ふつうは初詣で買うか、新年とか関係ない日にお詣りして買うか。言い換えると、わざわざ年末に買わない。

そもそも年末に買わなければいけない状況にならなかったから考えたことがなかった、というのが本音です。

なぜお守りを買う時期について考えたのかというと、お正月に山登りで秋葉山・秋葉神社(静岡県浜松市)に行こうと思い立ってしまったから。

2年連続で正月に秋葉山へ下から登ってお参りしているので、連続記録更新のために来る正月も登ろうかなと目論んでいます。

ただ1月になってからだと山登りできる日が限られていて、だったら年末に行っちゃえばいいじゃんと考えてしまったんです。

いや待て。山登りの連続記録更新に躍起になってしまっているけど、お詣りしてお守りを新しくするのが1番の目的だぞと。

え?今まで年末にお守りを買ったことないかも。
なんか違和感ある。

気になったので調べてみました。

お守りの効力は1年(穢れが溜まってしまうから)
年末に買ったら、翌年の年末に買いましょう

Yahoo!知恵袋

いや1年って神様の性格はそんなにきっちりしてるんかい。神様なのにセコくないか。

そもそも神道って八百万の神を祀っていてちゃんとした決まり事なんてないよっていうのを何処かで聞いたことがあります。

ただ期間関係なく穢れを浄化して気持ちを新たに、という考え方には共感できます。年末に大掃除して、しめ縄と正月飾りを準備して、って行為がそれにあたるのかな。

はじめから薄々考えていたけれど、結局はお守りを持つ人の気分次第だな、って解釈にすることにしました。

お守りは初詣で買うものだと偏った考え方でしたが、清い心で新年を迎えるために、年末にお守りや御札を買い替えるのも一理ありだなと。

神様を都合の良いときにだけゆるっと信じる良さですね。

それでは良いお年をお迎えください。

おわり。

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