中国ベンチャーに学ぶ・序「IT巨人」

お疲れ様です、+9んです。
こちらの記事を読んで下さり、ありがとうございます!
感謝しております。

🔳新時代の"IT巨人"

GAFABATHという文字を見る度に、
日本人はなんて比較上手で整理上手なんだろうと感じています。

四文字熟語や俳句の五七五といった、
狭い範囲で、ある程度ルールに縛られた中での表現で競わせたら
恐らく世界で一番日本人はその能力に長けているのではなかろうかと
本気で思っています。

さて、今年に入って、

GAFAの時価総額(約3.9兆ドル/約430兆円;2020年2月5日時点)が
東証1部企業全体(約629兆円)の7割を占める


というニュースが日本で騒がれましたが、つい先日

GAFA+Microsoftの時価総額(約560兆円)が
東証1部約2170社の合計を超えた

と報じられました。

GAFA(ガーファ)とは、
米国のグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの4社のこと
です。
※GoogleはAlphabet社

もはや説明不要の超IT企業ですね。
4社にNetflixを加えてFAANG(ファング)と表したりもします。

このGAFAにマイクロソフトを加えたGAFAMの計5社に
日本の東証1部上場企業2170社が束になっても敵わないという事実
が明らかになったのです。

スゴイ時代になりました。

トヨタ自動車、ソフトバンクグループ、キーエンス、中外製薬、日本電信電話、ソニー、NTTドコモ、KDDI、ファーストリテイリング、ソフトバンク。
※我らがファーストリテイリング9位!さすがです

これが日本の東証1部上場企業の時価総額トップ10の面々です。
※2020年7月1日現在、デイリー
日本人なら、恐らく知らない人はいないであろう、大企業ばかりです。

ちなみにこの内の上位5社の時価総額合計金額は約64兆円。
GAFAMのたった11.5%に過ぎません。ざっくりGAFAMの10分の1です。

圧倒的にスゴイ時代になりました。

書店に足を運んでみると、更に顕著に思い知ります。

経済専門誌やビジネス書の売り場には
GAFAの文字、それからそれぞれの会社やサービスに特化した書籍が
乱立している有様です。つまり、売れているのです。

なぜでしょうか。
今、日本人の興味がそこにあるということ
なのです。

私の周りを見回しても、恐らく
グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト
の何かしらを使っていない人はあまりいないのではないかと思います。

それほどまでに、これらの企業はしっかりと
2020年の日本人にとって日常生活レベルでなくてはならないもの
となっているのです。

これらの企業が売り出すプロダクトやサービスは、
日本の企業が売り出すプロダクトやサービスとは
何が違うのでしょうか

一方、BATH(バス)についてはどうでしょう。

BATHは中国に拠点を置くハイテクIT企業4社、

Baidu(百度、バイドゥ
Alibaba(阿里巴巴集団、アリババ
Tencent(騰訊、テンセント
Huawei(華為技術、ファーウェイ

の頭文字を組み合わせた言葉で、
ご存知の方も多いかと思います。

中国語って漢字使うのに日本人にとってちょっと馴染みないですよね。
義務教育でも習いませんし。隣の国なのに、不思議です。

で、実際BATHの実態がどうなっているのかについては
GAFAに比べると知識の量も情報に触れることも、ほとんどありません

世界時価総額ランキングによれば、
上位10位の中に
テンセント・ホールディングス
アリババ・グループ・ホールディング

の2社が、それぞれ7位と8位に入っていますので(2020年6月末時点)
やはり、これら中国企業が飛躍的に成長していることは
間違いのない事実なのです。

ですが、なぜだかこういった事実を
素直に受け止められない日本の企業やその会社員が実は多い
のではないでしょうか。

なぜなら、
中国は日本企業の工場拠点であり、下請けである
という考えや感覚が抜けていない
もしくは、そのイメージしかない人
恐らく圧倒的に多い
のが現実であろうから、です。

もしそう思っている人がいるとすれば、
世界はとっくに変化している
という事を意識する必要があるでしょう。

言うまでもない事実として、
人口力でも経済力でも成長力でも技術力でも
中国が世界を圧倒しているのが現状なのです。

ただ、そういったニュースや事実をよく知らないですし、
わからないし、わかろうとしたくもないので認めたくない
と考えてしまうのではないでしょうか。
BATHという言葉に集約して、なんかすごいよねー、で処理しているのです。

これが、ほぼ大半の今の中国企業に対する見方・考え方だとしたら、
私は迷わずこの本を読むことをお勧めさせていただきます。

それは、永井竜之介さんの
「リープ・マーケティング 中国ベンチャーに学ぶ新時代の「広め方」 」
です。

本書では、
日本と中国2つのバックグラウンドを持つマーケティングの専門家により、急成長を遂げている数々の中国ベンチャー企業の圧倒的な強さの秘密と戦略
が紹介されています。

明日から、具体的な内容について少し紹介させていただこうと思います。

<続く>

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お気軽に感想をコメントして
いただけると嬉しいです。

あなたと、あなたの周りの大切な人にとって、
今日も素敵な時間が訪れますように。

私は、この書籍にも出会えて本当にツイてると思います。
ありがとうございます。感謝しております。


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