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おわったこと

またひとつ
またひとつ

終わりに近付き
最後をむかえ

またひとつ
またひとつ

終わったことを思い出すとき
あの時あの感覚は
わたしだけの想いであって
わたしだけの胸の中で眠る

眠りは深いかもしれないし
午睡かもしれないし
すぐ起きてしまうのかもしれない

終わりは始まりだと
若い私に教えてくれたあなたは
体温が高い
優しい心の持ち主でした

また終わり
そして始まる

終わったこと達を胸に抱え
一歩、また一歩
前を向いて歩く私

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