ナニを売ってるの？
北川景子ちゃんが訳アリ問題アリの家を
「わたしの仕事は家を売ることですっっ!!!!!」
ってセリフと共に
豪快に売るというドラマがありました
一見ヘンテコサイテーな家でも、
特異な物件を必要としてる人はいるもので
毎回ゲラゲラ笑いながらも
ジーンとしたりしながら見てました
家を買う
パンを買う
絵を買う
モノ（カタチがあるもの）の場合
対価（お金）を払うことに
疑問を持つ方はいないと思います
ところが、わたしが売っているものは
『技術』だったり『知識』です
すると急に
「カネ取るんか〜いっ？」ってなっちゃう
雑談やSNSのコメントなんかで
「ついでに教えて」ということがあまりにも多いの
以前こんなことがありました
お洋服をはじめ布系なら
なんでもお直ししますよというお店を
『個人』でやられている方に
花袋を縫って欲しいとお願いしました
市販されてる花袋って
どれもこれも使い勝手がイマイチで
相談しながらこれぞ！というものを
縫って欲しかったの
最初はノリノリで相談に乗ってくれてたのに
急に連絡が途絶えました
（遠方だったのでSNSでやりとりしてました）
忙しくなったのかな？って思ってたんだけど
長く放置されたので連絡したところ
思いがけない返事がきました
「相談して知恵を得るだけで
料金を払ってもらえないかもと不安になった」
その後、その方のブログに
「店先ワンコイン相談やります」
という記事が掲載されました
相談だけで知識を取られて
発注がないことが続いたんだって
花袋の前に2回お直しをお願いしてたので
当然お金を払う前提での相談だったけど
確かに最初に
「おいくらぐらいになる？」
とは聞いてなかったのよね
自分の不注意によって
不安や不快感を与えたことを反省しました
わたしも同じ
想いを抱いてるのにね
配慮がぜんぜんなかった……
彼女はこのころ
よくブログにこう書いてました
書けることと書けないことがある
書いていいことと書くことができないことがある
お金を払って学んでいる方に対して
配慮しなければいけないことってあるよね
だから、不特定多数の人が
自由に見ることができるネット上には
書くことができないことってたくさんあるの
いけばなってコトバは知ってるケド
まったく関わりない世界と思ってたって方が
興味を持ってくださることは
ホントにホントに本当に
涙が出るくらい嬉しいです
だから答えることが
できないことはとてももどかしいの
切ないの、辛いんです
北川景子ちゃん扮する
三軒家万智風にいうと
わたしの仕事は
技術や知識を売ることですっ！
どうかご理解くださいね
ＨＰ作りました、見てネ
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