みかん畑の草刈りへ|GW日記
ゴールデンウィーク初日、みんな何してた?
わたしは今日は、みかん農家さんのお手伝いに行ってきました!
もともとは繁忙期(2.3月)だけお手伝いする予定だったのだけど、人手不足だったり、わたしが仕事を辞めたり、いろんなことが重なって引き続きお世話になっていて。
ぽつぽつと雨が降ったり止んだりする中、9時からデコポンとはるかの出荷作業がスタート。農家さんが柑橘の重さをはかり、わたしが袋に詰めて値札シールを貼っていく。チームワークばっちり。
最近は円安の影響で外国の柑橘を輸入できず、そのぶん国産の柑橘の売れ行きがいいらしい。そんな事情もありつつ、毎日休まずに出荷していてすごいなぁと思う。
出荷作業のあとは、翌日以降に使う出荷袋の準備。透明のビニール袋に「はるか」シールをひたすら貼った。
作業をしつつスマホでウェザーニュースをチェックして午後の天気を気にする。晴れてくれ〜!
ランチはいつも行っている食堂「一休」へ。農家さん、太っ腹すぎてなぜか毎回ごちそうしてくれる。ありがたすぎる。
ごはんを食べている間に晴れてきたので、午後は予定どおり外作業をすることに。外用の服と帽子に着替え、いざみかん畑へ。
農園内には1000本を超える柑橘の木が植っているのだけど、一本一本、根っこの近くに生えている雑草を払うのが午後のミッション。今日は、はるかの農園をせめる。
この作業は柑橘の天敵であるカミキリムシが木につかないようにするために必要な工程。カミキリムシがみかんの樹に食い込むと、木が枯れちゃったり、弱くなったりするんだって。
汗ばみながら夢中で雑草をはらう。この作業、すでに何度かやっているのだけど、しばしばトランス状態に入るときがある。ものすごく気持ちいい。今この瞬間に集中!な感覚ってなかなか味わう機会がないから、めちゃくちゃいい。
で、トランス状態を抜けると一気に疲れがくるのもいつものことで。そのフェーズに入ったら気を散らすために音楽やラジオを聴くようにしている。
5月末に行く音楽フェス「森道市場」のアーティストの予習も兼ねて、青葉市子さんをセレクト。トップソングから「いきのこり●ぼくら」「Asleep Among Endlives」「月の丘」と順番に聴いていったのだけど、どの曲も曇天の空によくあう。よすぎる。
風でも吹いたら泣いちゃいそうなくらいの儚さだ〜、なんて思っていたら、柑橘の花のあまい香りがふわぁ〜っと風に乗ってやってきた。パーフェクト!ビューティフル〜!
17時。草はらいを終えて倉庫に戻るとねこちゃんが出迎えてくれた。かぎしっぽがチャームポイントの、かぎちゃん。農園内には、かぎちゃん以外にも20匹近く野良猫が暮らしている。人懐こい子もいれば、警戒心たっぷりの子もいるけれど、みんなそれぞれ個性があってかわいい。
はるかの農園の草はらいが終わったと報告したら、「300本もあったのに、意外と早く終わったねぇ!」と農家さんがびっくりしていた。
もちろん今日だけじゃなくて何日かかけてやっていたのだけど、「早いねぇ」なんて言われると達成感がでてきたぞ。
今日はこれをやり切った!と言える何かがあるってすばらしいことね。
そんな日を少しずつ増やしていけたらいいな、なんて思ったゴールデンウィーク初日でした。
さいごまで読んでくれてありがとう!うれしいです!🌷