改名した埴輪【埴輪紹介所その25】
かつて「消火器形埴輪」と呼ばれていました。
すぼまった上端に水平なパーツがついていたり、脇に曲線のコードのような部分があったりとか、確かにシルエットは消火器っぽい。でももちろん違います。
この埴輪のほんとうのモデルは何でしょう。
ヒント。
長い。高さたぶん1m越え。
モデルにくらべて太いです。かなり太い。それが混乱を引き起こしたと思う。
埴輪なので、透孔(すかしあな)と突帯(とったい)は気にしないこと。モデルにはありません。
答え。大刀です。
楔形柄頭(くさびがたつかがし