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飛田ゼミを大調査!【第5弾:スプラウトってなに?〜kAIware編〜】(2024年度)


1.はじめに


こんにちは!飛田ゼミ12期生の實松史奈(さねまつふみな)です。
 
今回は飛田ゼミ11期生の神崎ひな(かんざきひな)さんに取材させていただきました!
 
飛田ゼミでは高校と大学が連携して行う、高大連携アントレ教育『スプラウト』というものを行っています。その中に対話型AIのChatGPTを活用して授業を進める『kAIware』というプロジェクトがあります。
そのプロジェクトメンバーかつリーダーを務めたひなさんに、内容からプロジェクトを進める上での苦悩、成長について語っていただきました!
 
ここまで読むと、AIがメインの話なのかな?と思った方も多いと思いますが、全然そんなことはございません!(笑)
どちらかと言うと、人と働くことやリーダーとしての立ち振る舞い、そして教えることの難しさについてのインタビュー記事になっています。
私も今、ゼミ募集のリーダーをしているので、どの話もすごくうなずけて、かつとても勉強になりました!

ぜひ最後までご一読ください!

2.インタビュー

-自己紹介をお願いします!
:飛田ゼミ11期生の神崎ひなです。よろしくお願いします!

-早速なのですが、『kAIware』について詳しく教えてください。

:対話型 AIのChatGPTを活用して、ビジネスプランを作って発表するのが 『kAIware 』だよ。『スプラウト』は学んだものをマルシェの販売活動で実践までするけれど、『kAIware』は座学中心なのが特徴だよ!
ChatGPTを使うことのメリットが3つあって、
1つ目が、ChatGPTが考えてくれるから時間が短縮できること。
2つ目が、情報を整理してくれるからわかりやすい。3つ目が、時間が短縮できる分探求にたくさん時間を使うことができること。

-なんだか難しそうですね。。。実際やっていく中で大変だったこととか難しかったことって多かったですか?

:正直めちゃくちゃ大変だった!(笑) 高校生に教える『基礎』はスプラウトと同じなんだけど、ChatGPTを使うっていう『手段』が変わるから、それに合わせて新しく考えなきゃだったからそれも大変だったな。大枠はChatGPTが考えてくれるんだけど、それを高校生が理解できるレベルまで分解していくのが大変で大変で。高校生に「何教えられてるのかわかんない!」って言われることもあったなー。 

同じkAIwareチームのまゆさんの授業風景
@嶋田学園飯塚高等学校
このことを教えているようです。なかなか難しい😖


-おー(笑)さすが高校生。ストレートですね。授業を作ることでどんなことが大変でしたか?

:授業のことでいうと、事前準備がすごく大変だったかな。カリキュラム作りもだけど、高校側と連携が上手くいかないことも多々あって、資料が準備されていなかったりとかね(笑)それでも進めなきゃだから、そのときに臨機応変に対応するための言語化能力とかプレゼン力が必要だって感じたな。
あとは、高校生に『授業を受けさせる』っていうのが本当に大変だった!(笑)ちゃんと受けてくれない子も一定数いるから、そういう子にどうやったら授業を聞いてもらえるかっていうのを考えながら授業をしてたな。緩急をつけて話したり、発表順を直前に言って緊張感を持たせたりとかね。なんとかして教室を掌握できるように毎回頑張ってたな。

グループワークでは各班を回って話し合いのサポート
@福岡女子商業高校

-話聞いてるだけだとすごく大変そうで、でも本当に同じ学生なのかなってくらいすごいことされてて、率直になんでそんなに頑張れるのかなって思ってしまいました。

:んー。大変だけどその分達成感もあったからかな。一番覚えてるのが、クラスの中で私の高校時代と同じ悩みを抱えていた子のことなんだけど、その子の悩みが将来の進路に対してだったのね。私達(kAIwareチーム)で立てていた裏テーマがあって、それが『高校生が自分の人生を見つめ直す機会にする』なんだけど、その子が最後に「自分の将来について考えることができて良かったです」って言ってくれたの!!ちゃんと伝えたいことが伝わってたなって思えて嬉しかったなー。

高校生の発表の様子@福岡女子商業高校
自分たちの課題をビジネスプランにして発表しています!

-それはめちゃくちゃ嬉しいし、すごくやりがい感じられますね!少し話がそれるのですが、リーダーもされていたと聞いて、今回私もゼミ募集のリーダーをしているのですが、リーダーをしてきての学びだったり教訓とかってありますか?

:リーダーだったけど、最初全くリーダーとして機能できて無くて、困難続きだったの!そのときに、ゼミの先輩に助っ人で来てもらえてリーダーとしての動き方をたくさん教えてもらったの。その中で『中核を担うメンバーを頼る』ことが大事だなっていうのをすごく感じた。リーダーと周りは視点が違うから、両方の見方ができる中核がすごい大事なの。あとはなんでも一人でやろうとせず、みんなにタスクを振り分けて『皆でやっている』っていう認識を持たせたり、最終の締め切りを逆算してタスクを依頼することとかに注意していたかな。

-実際の授業をする時も高校生の視点を考えたり、準備の段階でもメンバーに対する接し方考えたり、裏も表も『対人』ですごい大変ですね。やってること会社の中間管理職とほぼほぼ一緒じゃないですか?来年やりきれるか不安です。。。

:大変なのは事実だけど、『対人』だからこそ、自分の行動に対する反応がリアルに見れるの。だから自分の成長だったり苦手なことに気づき易いっていう面もあるんだよ。それにChatGPTを使って授業する分詳しくもなれるし、私生活でも上手く活用できるようになったり、なによりいろんな経験ができた!福岡のビジチャレに参加したり、シンガポールで英語でのピッチに参加したり、成長機会が多かったな。私自身AIに対する知識も授業の進め方も0の状態からのスタートだったけどメンバーの協力もあってなんとか走り切れたんだ。1年ですごく成長できるから、あんまり気負いせず楽しみながら頑張ってね! 

英語でのピッチの様子(左:ひなさん 右:まゆさん)
@シンガポール

-ひなさん、インタビューを受けてくださってありがとうございました!

3.おわりに

いかがでしたが?
 
今回は、11期生の神崎ひなさんにインタビューさせていただきました!
インタビューを進めていく中で、学びが多く、1つ1つの行動に意味を持たせることの重要性を感じました。また、人と作業を進めていく上で自分と相手の視点や考え方が違うということを念頭に置いて接していくことが重要だなと感じました。
 
皆さんも何か学びや気づきがあったのではないでしょうか。
興味を持ってくれた方、気になることがある方、どんな方でもぜひ一度、ゼミ面談期間中に研究室(2号館7階2711)を訪ねてみてください。また、木曜日3限は経営分析論(231教室)、金曜日3-4限は3-4年ゼミ(27B教室)を行っています。先生は誰が見に来ても良いと仰っていますし、実際に経営者やゼミOBOGの講演会など、たくさんの人がゼミに遊びに来られます。もちろん2年生も大歓迎です!!
 
さてさて次回の投稿は!?
共に飛田ゼミ生の徳留姉妹がお届けする『姉妹対談』です!!
OGの姉に、12期が誇る才色兼備の副ゼミ長がインタビューをしました。飛田ゼミで学べたことや社会人になって役立っていることなど、2年生の皆さんが知りたい話がぎゅっと詰まった記事になっています。ぜひお楽しみに!
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!それではまた!


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