短歌2首

○ビアガーデン 空のジョッキに 透くネオン その頂(いただき)を 君は目指すも

○エイケンの 特別作品 そは「おんぶ」 還(かえ)す情緒を スピード時代に
 ※エイケン=「サザエさん」。勿論ですけど、「サザエ」以上に「おんぶおばけ」。「おんぶ」こそ特別作品です。何故か?
高度経済成長期。<追いつけ、追い越せ>曰くアメリカを目標に、全ての面で、バリバリだった時代。
昭和47、8年。第一次石油ショック前後の日本は、アニメ。いや、当時の「カラー漫画」でも、やたら根性が流行ったんですよね。「ど根性ガエル」とか。基本的にギャグですけど、根性はぴょん吉の本領(?)ですもの。
日本古来の昔話、伝えてゆきたいものを子供達に、「カラー漫画」になんて発想。あっても「ダメ」「古い」「受けない」だけではなかったのではないでしょうか?
それをエイケンさんは覆したんです。凄いと思いません?同じような路線、
似通ったのには、既に日本アニメの「世界名作劇場」がありましたけど、昔話ではないですもんね。
「おんぶ~」は当時、結構話題でして、今でも画像検索を掛けると、関係記事が沢山出て来ます。少し後に続くのが、「漫画日本昔話」。けど、「人と人とのふれあい」を主にしているのが、「おんぶ~」の良さ。あの作品の関係者に、感謝したいと思います。

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