微妙な位置

「幼稚園・小学校・中学校と各々1回」わたしの転校経験です。微妙でしょ?オール父親の仕事関係に伴うもの。高校も実はそうなり掛けていたんだけど、結局、父が単身赴任しました。
大体、3、4年に1回です。「転々」=向田邦子を想像するかも知れませんが、有吉佐和子なんてもっとしてる。テレビによく出ていた、某女性心理学者は「幼稚園を5回」って本に書いていましたね。コレは凄い!小池真理子さんも結構、していたようです。
転勤族の「定義」って良く分かりませんが、「2年に1回」が世間のようです。昔、父親も言っていました。だからわたしのようなのは、微妙。「不思議ちゃん」ならぬ「微妙ちゃん」でございます。

でも、一番怖かった(?)のは、母親だったかも知れません。ずっと群馬の桐生市から出た事がなかった。生まれも育ちも群馬県人、桐生市民の人だった。近い親戚もそんなんでしたから、まさか、ねぇ。結婚してから群馬を離れる、故郷(こきょう)を後にするなんて思わなかったでしょうね。

○夫(そ)の都合 里を離れし 日も近き 再び故郷(ここへ)を 願うも妻は<短歌 なかむら>


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