「不安」の標準

わたしはスマホを持っていない。クレジットカードの一枚もない。いつもニコニコ(?)現金払い。現金主義者なんである。

日々のお買物。そこいらのスーパーにゆくと最近、急にカード。カード決済をする人が多くなったように思う。何とかカードを、所定の差込口に差し込む。30秒前後だろうか?「今、レシート出ますので」。珍しくも何ともないようにレジの人が言う。現金払い=高齢者、との認識が店側にもあるようだ。「現金ですね」高齢者でもないのに現金を使う客=わたしの印象なのか、言う前に言われて来る。

学問、ならぬ政府。政府ノすゝめに素直に従っているのだろう。「非接触」。「非国民」ならぬ「触るに非ず」が、何せの昨今。当分の昨今なのである。こういう意味では「非国民」。政府ノすゝめに全く反発(?)素直に従う気さえないわたしは、しかしと考える。電子マネー?ンなもん、自己破産への一歩。貯金情報を自らバラす一歩ですぞよ。

現金を必要としないから、掌を通じての(今はトレーであるけども)お金の重さが分からない。軽んじる一因である。電子マネーで払うとしても、そういう管轄機関(?)を通して誰かが操作するだろうから、直ぐに貯金額が分かる。「不正に入手して」時々流れるニュースに対し、善良な皆さん、つまり政府の言うに従う皆さんは、恐怖を感じないのだろうか?

必要があって一時期、スイカを使っていたけど、必要がなくなったのと同時に止めてしまった。「不安」になる標準が、どうもわたしは人とズレているらしい。


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