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【看護学編入】編入の進め方

男子看護学生の鳩ぽっぽです。
今回は看護における大学編入について書いていこうと思います。

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結論
1.学校選び
2.入試調査
3.対策

看護における編入とは

まず、編入とはどういうものを言うのかについてです。
看護大への編入は基本、看護系の短大または専門学校を卒業していることが条件です。
もともと編入は短大(2年)から学士に必要な年数(4年)にするため2年をプラスで行けるようにした制度です。
それが、専門士(専門学校を卒業した者)であっても行けるようになりました。
最近は短大卒よりも、専門卒で大学編入する人が多い印象です。
編入にも2つパターンがあって、現役で受ける場合と社会人で受ける場合です。

現役で受ける場合
専門学校を卒業してそのまま編入と言う形で進学するパターンです。
自分も専門学校を卒業する見込みで試験を受けました。3年生の時に受けるのですが、その時はまだ卒業していないので、見込みで受けることになります。試験は各編入先の大学が行う編入試験を受けます。
そして、合格すれば次年度より編入生として大学に入学することができます。
社会人入試の場合
社会人として働いたのち、大学に編入するパターンです。
3年、5年と社会人経験については大学によって異なります。
また、試験内容も一般の現役で編入をする人と異なります。
大学によってかなり違いがあるので、それぞれ調べてみることをお勧めします。

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1.大学選び

まずは、編入の具体的な目的を明確にしましょう。
なぜこれから始めるかと言いますと、これが進路を左右するからです。
保健師を取得したい、学士を取得したい、より専門的な勉強をしたい、研究をしたい…
このような具体的な目的を立てて、そこから大学を選びます。
この目的と大学とのマッチングが重要です。
看護大学にもいろいろあります。
保健師コースは大学院にあるという大学や保健師コースは限られた人しか行けないという大学もあります。
その大学がどのような大学なのか、そして、それが自分の目的とマッチングしているのか、が学校選びのポイントです。

また、いくつかの学校を受けようと考えている場合はスケジュール管理も必要です。被っている場合は受験が困難になるでしょう。
さらに、実習との兼ね合いも考えなければなりません。土日受験じゃない場合や遠方受験の場合、学校はどのような対応を取ってくれるのかを事前に教えてもらう必要があります。
編入は進路選択の一つのため、就活同様、基本的なスケジュール管理を怠らないようにしましょう。

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2.入試調査

学校が選べたら、その学校の編入試験について調べます。
基本、編入要項に内容が載っているため、それを参考にしましょう。
看護編入では、科目として、英語、専門科目が設定されています。

英語
最近の傾向としてはTOEICなどの外部で評価するところが多いです。特にレベルの高い大学になればなるほどその傾向が強いです。
ただ、独自の問題を試験科目としていることもあります。
専門科目
専門科目には2つあります。
・解剖、生理、病理、生化学などの医学的な科目
・基礎、成人、母性、小児などの看護領域の科目
基本は全ての領域になりますが、学校によって範囲が異なるため、内容を確認しましょう。

また、面接もほぼ全ての学校に設定されています。配点などが書かれていないこともありますが、ここも重要な項目です。

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3.対策

最後はそれらの内容を対策します。
英語でTOEICが必要であれば、TOEIC受験をし、学校での試験の場合は英語のイディオムや長文読解などを過去問から勉強しましょう。
専門科目はかなり細かいところまで出ます。国試内容は合格レベルであることは勿論、教科書の隅に書かれているところまで対策が必要です。基本は過去問を解きながら、その内容を広げて覚えていきましょう。
面接は、先輩で合格者がいれば、その人に聞いたり、合格体験記のようなものを参考にしましょう。もし、いなければ、教員に模擬面接を依頼して対策します。
面接は各学校によっては特徴的な部分があるので、できる限り、先輩やその学校と繋がっている教員から情報を得た方がいいと思います。

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編入で保健師資格を狙っている場合…

保健師資格取得を目的に編入を目指している人は、今現在の保健師の現状を知っておくことが必要です。
例えば、最近は保健師を大学院課程や選択コースにしているところがほとんどです。
これは、時代の変化とともに保健師の活躍の場が拡大し、扱う問題が複雑・深刻化しているためです。
そのため、保健師の質の向上が必要となり、教育面の高度化が進んでいます。
保健師になりたい人はこのような環境下で勉学に励むことを期待されています。
面接などで、なぜ保健師になりたいのですか?と聞かれた時、どのように答えるのかを教員、面接官はかなり気にします。この時、的外れなことを言うと、落とされるリスクが高まります。
保健師の現状を今知れる範囲で色々と調べてみてください。そこから編入への姿勢や面接返答を見出せると思います

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まとめ

今回は編入の話をしました。
正直、何回かに分けようかとも思いましたが、あまり回数を重ねると分かりにくくなるとも思ったため、一回にまとめました。
大学編入はどんどん難しくなってきています。特に保健師資格取得を目的とした編入はその傾向が顕著です。
少しでも多くの情報収集と対策を集中させましょう。それが合格への道です。
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