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活力維持

                 高麗人参の葉っぱです
   1312 文字


 どんよりネズミ色の空、そよと微風が寒い、所狭しとはびこる雑草達に埋もれてネギが活力奪われている。
 アスパラに赤い実が小さく可愛い、スズランに赤い実が可愛らしい、見渡せば野の花まばらに白、黄色、赤クローバの花は茶色で殆どは寝そべっている。
 飲みましょうと思って、入れた紅茶のティパック、忘れて渋みが増してしまっているが、飲めない訳ではない、舌を歪めてチビリちびり、う~ん、微妙。
 
 高麗人参の葉っぱ達、何故か実家にあったのを三株位持って来て植えた。
 3年程で大きな株に変身しまして、元気にスクスク日陰は嫌いらしい。
 母も実家にあったものを持って来て植えたらしい。     子供の頃から不思議だった、花畑の真ん中にドーンと、年々大きくなり折角植えた花が見えないではないか、この草、なんの草やら分からず少し捨てた事あり、蹴った、踏みつけた事もございました。
 朝鮮人参と母は話していた、ふ~ん・・・てなもんで、大事にしている風もなく、雑草に覆われている事の方が多かった気がする。
 母の実家にと言う事は100年以上も前からあったという事になる。
 誰が持って来て植えた物なのか、知っているお爺ちゃんお婆ちゃん、皆さん雲の上の人、別の次元で修行していらっしゃる方々ばかり、お話しをお伺いする事がもう出来ない。

 未だ、うら若き乙女の頃・・キャハハハー、そんな時もあったねと、の頃はこの有難い草は、雑草にしか見えなかった。
 年を重ね、ある時、夏風邪を患い病院に行けば直ぐ治るものを、大した事はないと自力で治そうとして失敗、2か月治らなかった・・コロナ菌の如し。
 そんなある日、ふと目に飛び込んで来たこの草、朝鮮人参、別名、高麗人参の輝く綺麗な葉っぱ達、ひょろひょろと柔らかそうな葉を3本、チーンして苦虫かみつぶした顔をして丸呑み、ドキドキものである。
 なにせこの草はほったらかされ、植えた張本人母は一度もこの草を利用している光景を目にしていない。
 高麗人参の香り(臭い)はするが掘り起こした根っこは丸い、あのテレビや雑誌で見る様な根をしていない、本当に高麗人参なのか疑わしい。
 もしかして毒だったりするかも等と考えていたが、次の朝から咳き込まない微熱が治まり、久し振りに身体が(`・ω・´)シャキーンだるさが消えていた。
 これは凄いと思い葉を束ねて乾燥、煎じてみた。
 まさしく高麗人参、臭くて飲める代物なんてもんじゃ~ない、そしてマタマタ冬風邪をひきまして、ぶら下がっているコヤツの下に行き思案、ない知恵グルグル回した、この時は乾燥した葉っぱをモミモミしてそのまま胃の中へ流し込んだ、飲みずらい事しきりだったが、病院に行きたくないいっ心だった。
 やったね、グーでした。

 そして2021年閃いた、ミキサーで粉にした、その高麗人参の葉だけの粉を野菜サラダの上にパラパラ、毎朝の朝食にパラパラしていた。
 二週間ほどパラパラを忘れて、やる気が出ない、物凄く疲れた感じ、どうしたのかしらーと頭をひねっていたて、ハタと気がついた高麗人参の粉パラパラしていなかった。
 慌ててパラパラ活力全開・・・かな。
 



 


#健康

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