見出し画像

ひとり旅日記北欧周辺へ46日目:歴史あるサマランカ大学を訪ねた。

2017年2/13サラマンカ。

朝7時のサラマンカ行きのバスに乗るのに、6時過ぎに宿を出た。メトロが動いてない…。やっと来たのに乗ったら、二駅目で停車して動かない。この時点で6:35。近くに乗ってたお兄さんに、このメトロがいつ動くのかとここからタクシー捕まえられるか聞いたら、「アナウンスでは前を走るメトロが詰まってて動かないと言ってる。タクシーに乗るなら次の駅の方が良いよ」と教えてくれた。

メトロがやっと動いて、アトチャ駅到着。降りてダッシュ。ってか、この駅デカイ…。走って走ってとにかく地上に。タクシー!前方に停まってる。「7時のバスに乗らなきゃならないから、急いで!どのくらいかかるの?」「5分くらい」今6:40。5分経ったのに着かない。5分って言ったよね?で、6:52バスターミナル着。支払って、ダッシュでバスターミナルに駆け込んだ。

乗り場を確認し、トイレ済ませて6:56am。朝からなんの運動?汗だく。息切れしながら、サラマンカ行きのバスの運ちゃんにOla! 今日も朝から雨のマドリッド…。サラマンカも傘マークだった天気予報。隣の席の体格良いおっさん、肘掛越しに二の腕ハミ出てんのマジウザかった。こういう人は隣の人の迷惑になるから二席分支払えば良いのに。自分の左側疲れた。重みで。

2時間半。9:30過ぎにサマランカ到着。やっぱ雨だった。バスターミナル出て、まずはインフォメーションを目指して世界遺産サラマンカの旧市街へ。インフォメーションは広場のどっからしいが、見当たらず。掃除のおじさんに聞いたら対角線の向こうとのこと。この時おじさんの背後に中華レストラン発見。昼はそこだな。インフォメーションに行き、サラマンカの周り方を教えてもらって、いざ観光開始。と、ヤッタネ!雨止んだ。傘をしまった。

教えてもらった一番最初が貝の家。残念ながら、修復中で足場と網がかかってた。何も邪魔してない面は貝が少なかった。次は大聖堂。古い教会と新しい教会がくっついた、かなりデカイ大聖堂。パイプオルガンに変顔くっついてるのは初めてかも。

そして、入口探すのに苦労したサラマンカ大学。来年大学発足800周年らしい。800年?スゴくね?今でも使われてる講堂、卒業式が行われる部屋があった。昔の机と椅子がそのまま保存されてる教室。長椅子の幅狭いし、木造だから相当尻痛そう。机にはお約束の落書き。コロンブスもこの大学の卒業生とのこと。色々展示があった中で、当時の世界地図のコピーが壁に貼ってあった。CHINAはあったけど、ジパングはまだ記載なかったね…。1570年の人体模型とか。大学の中に豪華な教会があったり、国王の大学設立許可証1200年代の複製があったのには、本当にビックリした。その時代の日本は鎌倉時代。大学なんて概念なかったよね?サラ大の歴史が長いことはよく分かった。でも日本はノーベル賞けっこうもらってる。日本人もスゴイと思う。

サマ大の後はコロンブスが下宿していたという修道院へ。とりたてて面白くもなんともなかったが、この時間になったら、なんと!青空に太陽が顔出した。傘マークの天気予報外れて良かった。空も入る様に修道院の写真撮った。橋渡ったら町全体が見えるとインフォメーションのお姉さんが教えてくれたから、橋渡って写真撮った。戻る時はローマ時代の橋から。電車は15:30。今13時過ぎ。ゆっくり昼食べて駅に向かおうと、サラマンカ到着早々心に決めた中華レストランへ。

バイキング7ユーロ。バイキングはストックホルム以来じゃね?もう1ヶ月以上経ってる。まずはお約束の野菜てんこ盛り。昆布さん!ゆで卵さん!昆布は酸っぱすぎたけど、サッパリ味。次揚げ物。よく分からない四角の物体。揚げパン?ほんのり甘くておいしかった。デザートコーナーに置けばいいのに。チキンは乾燥気味でジューシーさゼロ。残念。次炒め物系。マッシュルームがおいしくてほとんど取ってしまった…。イカのピリ辛炒めもおいしかった。こういうおかず類と白飯思いっきり食べたいよね…。炒飯しかない…。ほとんど味しないなら、油まみれにしないで白飯じゃダメでしたかね…?デザートコーナーのみかん2個持ち帰り。メロンとイチゴのカスとビスケット味とイラスト描いてあったヨーグルト食べた。サエないデザート。ゆっくり駅に向かおう。と14:45にレストランを後にした。西語話せないから中国語久々に使ってみたね…。

駅に着いたら、ここでもチケット印刷しろとのこと。印刷しがてら口直しにベリーヨーグルト味のアイス買って電車に乗り込んだ。1時間でチャマルティン着。

インフォメーションに行き、明日の世界遺産エル・エスコリアルにどうやって行くのか聞いた。電車の時刻までわからないとのことで、今度は駅のインフォメーションに聞きに行った。独ならプリントアウトしてくれる所だけど、ここは口頭のみ。しかも信用できない。切符売り場窓口で聞いても、エーゴ通じない…。「おっさん、何言ってるのかわからないんッスけど」と日本語で言ったら、向こうにエーゴ話せる人がいるからそっち行け的なことを言われた。おっさんが言う方向に行ってみた。そこにいたおじさんに「エーゴ話しますか?」と聞いたらOKとのことで、明日の件の質問した。そうしたら時刻表を検索して結果をプリントアウトしてくれた。チャマルティン→エル・エスコリアル→アランフェス→チャマルティン。なんとか世界遺産2ヶ所周れる。駅のインフォメーションのババァ、やっぱテキトーinfo言ってた。ダメじゃん。そんな仕事しかできないなら、掃除系のババァにでもなれ💢ケバイ化粧してかしこまってんじゃねーよ💢切符予約できるかどうかの件も、おじさんは親切に教えてくれた。今まで使ってきた快速とか特急とかじゃない各駅ローカル線で本数たくさんあるから予約しなくて大丈夫とのこと。なるほど。ってか、切符売り場窓口のジジィもテキトーだったな。明日の切符買いたいと言ったら、何が「明日のことは分からない」だよ💢エーゴで説明できないの間違いじゃねーのか?券売機で買う自信なかったら、「窓口は7時amに開くから大丈夫」と。おじさんに丁寧にお礼を述べた。グラシアス!

再度観光インフォメーションの方へ。プラドに行きたいと伝えたら、ここはチャマルティンだから、アトチャまではどの電車でも行くと教えてくれた。駅でのゴチャゴチャしたやり取りですでに18時前。そしてアトチャ行きの電車は帰宅ラッシュと重なってしまって、かなり混んでた。アトチャで降りたは良いが、昨日とは別の出口に出てしまって、今どこにいるかわからない。キョロキョロしてたら、おじさんが話しかけてくれて、「プラド美術館はあっちの方向で右」と西語で教えてくれた。グラシアス。おじさんが説明してくれたその様に進んで、昨日見た道に出られた。

プラド、昨日より列短かったけど、並んでる途中でプラド明日にして今日はソフィア美術館に行った方が良いことに気付いてダッシュ。ソフィアは19時~無料21時まで。2時間ありゃ見終わるだろうと。プラド程の列ではなく19:15に入館できた。どこから観るのが良いか美術館インフォメーションに尋ねたら、2階から観た方が良いとのことで、従った。ダリの作品、ピカソの作品が並んでた。ゲルニカ。実物がこんなにデカイとは思ってなかった。しばらく眺めてたが、やっぱ現代アートってよくわからないし、あんま好きじゃないや…。

ってなことで、20時過ぎに退館してデパート寄って、昨日と同じミックスジュースを同じ場所で一気飲み。昼けっこう食べたから、スパニッシュオムレツの冷蔵品買ってみた。部屋に戻って早速レンチン。芋が詰まってて、けっこうなボリューム。食べきれないから、明日の朝に半分まわした。朝から汗だくだったから、みそ汁で塩分補給(笑)。洗濯して寝た。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?